あらすじ
白家の姨娘を狙った作戦の最中、予期せぬ妨害により姨娘が本当に失踪してしまい、于登登(ユー・ドンドン)と彭大海(ポン・ダーハイ)は事件の容疑者として警察に追われる身となります。二人は追跡をかわしながら、事件の真相と行方不明の父の手がかりを探します。一方、陸炎(ルー・イエン)も独自の調査で、事件の背後に潜む霊族の影を追っていました。そして顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)は、偶然助けた白家の令嬢と運命的な出会いを果たします。それぞれの思惑が交錯する中、物語は新たな局面を迎えるのでした。
ネタバレ
前回、白(はく)さんちの姨娘(めかけ)を誘拐する作戦(のフリ)を実行した于登登(ユー・ドンドン)たち。しかし、今回は予期せぬ邪魔が入って、事態は思わぬ方向へ転がっていきましたね。
謎の蝶と暴走する馬車、北西のロマンス始まる?
物語は、いきなり緊迫したシーンからスタート!誅戎(ジュー・ロン)の手下らしき人物が現れ、金色の蝶を飛ばして白家の令嬢・白小姐(はくしょうしゃ)が乗る馬を暴走させます。崖っぷちに向かってまっしぐらの馬車!絶体絶命のピンチに、縄を解いて駆けつけたのは、なんと顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)でした。
彼は見事な身のこなしで白小姐を馬車から救出!転がった拍子に二人は見つめ合い、なんとも言えない甘い雰囲気に…。白小姐は自分の名前を名乗った顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)に、何か心当たりがあるような驚いた表情を見せます。これって、新しい恋のフラグでしょうか!?
一方、姨娘の馬車を引いていた登登と彭大海(ポン・ダーハイ)は、ようやく馬をなだめることに成功。しかし、後ろから来るはずの白小姐たちの気配がないことに気づき、不審に思います。現場に戻っても、そこには猫が一匹いるだけ。姨娘はどこへ消えたのか…?この失踪事件のせいで、警察署長はカンカンに怒り、大海と顧北西は指名手配されてしまいます。
陸炎(ルー・イエン)の調査と登登の決意
その頃、陸炎(ルー・イエン)は今回の事件の裏に「幻霊」という霊族が関わっていることを見抜いていました。鶯都(えいと)で続く失踪事件も、この幻霊の仕業に違いないと確信します。彼は結界を張って幻霊の痕跡を突き止めますが、幻霊は固く口を閉ざし、有力な情報は得られませんでした。
警察の追っ手からなんとか逃れた登登、大海、顧北西の3人。冷静になって状況を整理しますが、姨娘が忽然と消えた謎は深まるばかり。それでも父親の手がかりを得るため、登登は翌日、白府に潜入することを決意します。
その前に、陸炎(ルー・イエン)のもとを訪ねて今回の事件への関与を問いただす登登。もちろん陸炎は否定しますが、登登は「私に近づかないで」と釘を刺して去っていきます。素直になれない二人がもどかしいですね!
白府潜入と大海、絶体絶命!
翌日、登登と大海は使用人に変装して白府への潜入に成功。そこで怪しい記録を見つけますが、脱出の際に警官に見つかってしまいます。二手に分かれて逃げるも、登登は路地裏で奇妙な爪痕と一匹の豚を発見。これはいったい…?
そして、お酒の力で女装していた大海は、酔いが醒めて男の姿に戻ったところをあっけなく逮捕されてしまいました!
大海が捕まったと知り、焦る登登。彼女が下した決断は、なんと「自首して大海を助け出す」という大胆なものでした。彼女は、自分たちが霊族を狩る猟師であることを明かし、失踪事件の解決に協力すると白署長に交渉するつもりです。もしこの策が失敗しても、最後の切り札として陸炎を頼るつもりなのでした。
その頃、警察署では大海が白署長から激しい拷問を受けていました。上からの圧力で一刻も早く犯人が欲しい署長は、大海を犯人に仕立て上げようと自白を強要します。まさにその時、登登が「私が犯人よ」と颯爽と現れるのでした。
登登は、あえて署長を挑発しながら「この街には霊族がいる」と告げ、自分たちがその専門家である猟師だと明かします。しかし、白署長は彼女の言葉を簡単には信じようとしません。果たして登登は署長を説得し、大海を救い出すことができるのでしょうか!?
『請君~遥かなる恋人たち~』第16話の感想
今回は、それぞれのキャラクターが自身の目的のために動き出し、物語が大きく前進した回でした。特に印象的だったのは、仲間である大海を救うため、自ら警察署に乗り込むという登登の決断力と行動力です。彼女の仲間を思う深い情愛と、どんな困難にも臆さない強さが改めて浮き彫りになりました。一方で、陸炎が静かに、しかし着実に事件の真相へと迫っていく姿も頼もしい限りです。彼の見えないサポートが、今後どう登登を助けていくのかが見どころですね。さらに、顧北西と白小姐の間に芽生えた新たなロマンスの予感も、シリアスな展開の中での一服の清涼剤となっており、今後の展開が非常に気になります。
つづく