今回は第17話、もうね、陸炎(ルー・イエン)と于登登(ユー・ドンドン)の関係がぐっと進んで、ニヤニヤが止まらない神回だったよ!早速、あらすじとネタバレを見ていこう!

絶体絶命からの大逆転!登登、秘められた力に目覚める

前回、仲間である彭大海(ポン・ダーハイ)と共に捕らえられてしまった登登。でも、我らが姐さん、ただで転ぶタマじゃありません!こっそり銀針で手錠を外すと、みんなが「妖術か!?」と大騒ぎする中、懐から簪(かんざし)を取り出し、心の中で陸炎(ルー・イエン)に助けを求めます。

するとどうでしょう!簪をひと振りしただけで、テーブルの上の物がふわりと宙に浮き上がったんです!これには白局長(はくきょくちょう)も腰を抜かさんばかりの驚きよう。すっかりビビった局長に、登登は「7日以内に失踪事件の犯人を見つける。手柄は全部あなたに。見つけられなければ全責任を負う」と大胆な取引を持ちかけます。疑心暗鬼ながらも、この取引に乗ることにした白局長(はくきょくちょう)。ただし、大海の解放は事件解決後、そして登登は監視のため白局長の屋敷に滞在することに…。これって、実質的な軟禁状態ですよね!

陸炎(ルー・イエン)の特別レッスンと「報酬」の甘い罠

白局長の屋敷へ向かう馬車の中、登登が簪に呼びかけると、なんと陸炎本人が目の前に!さっきの不思議な現象は、やっぱり陸炎が助けてくれていたんですね。

陸炎は、登登自身も霊力を使えるのだと教えます。彼女は聖女・雲羲(ユン・シー)の生まれ変わりであり、陸炎が三千年もの間、自身の元丹でその霊識を育んできたため、その身には元能が宿っているのだと。陸炎が指でそっと登登の手に触れると、彼女の中から元能が引き出され、登登自身もその力を感じます。

「早く使い方を教えて!」とせがむ登登に、陸炎はニヤリ。「報酬をくれるなら」と条件をつけ、あっという間に姿を消してしまいました。なんて焦らすのがうまいんでしょう!

屋敷に着いた登登が簪を通して「報酬って何が欲しいの?」と尋ねると、陸炎からの答えは…「君に10回会いたい」。きゃー!思わぬストレートな要求に、登登は恥ずかしさのあまり簪をしまってしまうのでした。この二人のじれったいやり取り、たまらないですね!

すれ違う想い…顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)と白小姐(はくしょうしゃ)の切ない夜

一方、白局長の娘である白小姐(はくしょうしゃ)は、想いを寄せる顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)に会おうとしますが、何者かに誘拐されそうになります。そこを間一髪で救ったのが、顧北西本人でした。

警察から共に逃げた後、顧北西は白小姐に「登登は友人だ。彼女を頼む」と伝えます。彼の登登への特別な想いを感じ取った白小姐は、複雑な表情。彼女は顧北西に許嫁がいることを指摘しますが、彼は「好きな人と結婚する」とキッパリ。切ない四角関係が浮き彫りになるシーンでした。

「夫です」陸炎、堂々の登場!

陸炎は、誅戎(ジュー・ロン)が登登を狙っているという情報を掴み、彼女を守るため動き出します。

その頃、登登は失踪事件の調査で、現場からなぜか家禽や鳥獣をたくさん屋敷に連れ帰っていました。そこへ侍女が「旦那様がお見えです」と告げに来ます。「まさか、あの雄鶏が来たの?」と首をかしげる登登の前に現れたのは…なんと陸炎!

「夫の陸炎だ」と堂々と名乗る彼を追い出そうと、登登は「美人計」まで使いますが、逆に陸炎に組み伏せられてしまいます!もう観念した登登は、彼の滞在を許可するのでした。

陸炎は、登登が連れ帰った動物たちが、実は元能が低すぎて人の姿にも霊族の姿にもなれない霊族なのだと明かします。そして、失踪した姨太太の馬車に残された元能から、事件は外部からの攻撃ではなく、内部から起きた変化によるものだと突き止めます。事件の真相に、少しずつ近づいてきましたね!

『請君~遥かなる恋人たち~』第17話の感想

今回のエピソードは、物語が大きく動いた回でした。特に、陸炎と登登の関係性の変化には胸が高鳴りました。これまでどこか一線を引いていた陸炎が、「報酬は君と10回会うこと」と言ったり、ついには自ら「夫」と名乗って登登のそばに現れたりするなど、積極的なアプローチを見せ始めたのが印象的です。彼の三千年の想いが、少しずつ形になって表れているようで、見ていてとても微笑ましく感じます。一方で、登登もただ守られるだけのヒロインではなく、自らの力に目覚め、事件解決のために主体的に行動し始めました。彼女の成長もこのドラマの大きな見どころの一つですね。また、顧北西と白小姐の切ない恋模様も物語に深みを与えており、サスペンスフルな事件の謎解きと甘いラブストーリーが絶妙なバランスで描かれていて、ますます目が離せなくなりました。

つづく