今回は、ファンタジック・ラブロマンス時代劇『請君~遥かなる恋人たち~』の第22話について、あらすじとネタバレを交えながら熱く語っていきたいと思います!
前回、登登(ドンドン)が聖女の力を取り戻したかと思いきや、虫に操られてしまうという衝撃の展開でしたよね。一体どうなっちゃうの!?とハラハラしていましたが、22話はそれを超える壮絶な回でした…。陸炎(ルー・イエン)の愛の深さに、もう涙が止まりません!
それでは、早速22話の世界に飛び込んでいきましょう!
法場へ…陸炎(ルー・イエン)、決死の救出劇!
白十七(バイ・シーチー) と顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)の会話を元能で聞きつけた陸炎(ルー・イエン)。彼は、霊族たちが法場で処刑されようとしていることを知り、すぐさま現場へと向かいます。
その頃、何も知らない登登のもとへ顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)が薬を届けに来るのですが、その慌てふためく様子に登登は何かを察知。「何か隠してるでしょ!」と問い詰めますが、顧北西は口を割りません。しかし、しびれを切らした阿鑫(アーシン)が「陸炎様が一人で法場へ霊族を助けに…!」と、ついポロリ。それを聞いた登登が黙っているはずがありませんよね!
お目覚めの于じい(于瘫子(ユー・タンズ))も、登登の身を案じながらも、今回は彼女の行く末を止めずに見送ります。その信頼関係に、ちょっとジーンときちゃいました。
法場では、まさに霊族たちが処刑される寸前!そこへ颯爽と現れたのが、我らが陸炎です!
ひらりと舞うように霊族たちの鎖を断ち切り、「早く行け!」と逃がす陸炎。しかし、狂気に満ちた白局長(はくきょくちょう)は部下に発砲を命令!銃弾に倒れる霊族たちを見て、陸炎はすぐさま結界を張り、彼らを保護します。
絶体絶命!暴走する霊族と陸炎の決断
銃弾の雨が降り注ぐ中、陸炎は冷静沈着。しかし、結界の中で守っていたはずの霊族たちが、なんと突然狂暴化し、仲間同士で襲いかかり始めたのです!これには百戦錬磨の陸炎も、どうすることもできません。
外からは白局長(はくきょくちょう)が大砲まで持ち出して猛攻撃を仕掛け、内では霊族が暴走するという、まさに八方塞がりの状況。そんな中、虫王に操られていた一人の警官が、最後の力を振り絞って陸炎に告げます。
「霊族たちを救う唯一の方法は…あなたの元能を解放することだ」と。
その言葉を裏付けるかのように、虫王はさらに毒素を放ち、霊族たちの狂気は頂点に。殺し合う仲間たちの姿を見て、陸炎の瞳からは一筋の涙がこぼれ落ちます…。
そして、彼は決断しました。
登登たちが駆けつけた時、陸炎は自らの命ともいえる元能を解放し、虫王を結界に閉じ込めていたのです。体内の元丹が悲鳴を上げているのも構わず、最後の力を振り絞る陸炎。彼の心の中には、ただ一つの想いがありました。
「登登、すまない。共に老いるという約束、守れそうにない…」
天にまばゆい光が走り、結界が消滅。狂乱していた人々は正気を取り戻しましたが、その代償として陸炎は力なくその場に崩れ落ちてしまいました。
「陸炎!!」
登登の悲痛な叫びが響き渡ります。彼女の腕の中で、陸炎は静かに目を閉じ、息絶えてしまったかのように見えました…。
愛の奇跡!聖女・雲羲の復活
登登と阿鑫(アーシン)が必死に元能を送り込みますが、陸炎が目覚める気配はありません。悲しみに打ちひしがれ、陸炎の胸にそっと顔をうずめる登登。
その時でした!
登登の中に眠っていた聖女・雲羲(ユン・シー)の元能が呼応し、光と共に彼女の姿が実体化したのです!雲羲は優しく陸炎を抱きしめ、その力で彼を死の淵から呼び戻しました。
奇跡の復活劇に、正気を取り戻した霊族たちも聖女の再臨にひざまずき、歓喜に沸きます。しかし、彼らはまだ気づいていませんでした。邪悪な虫王が、まだすぐそこに潜んでいることを…。
その後、一行は破れ寺へ。仲間たちも元の姿に戻り、于じいもすっかり元気になって、しばしの平穏が訪れます。登登は皆に、陸炎がいかに英雄的だったかを生き生きと語るのでした。
一方、顧北西は白十七(バイ・シーチー) との切ない別れを経験します。「早くこの街を離れて」と告げ、最後に勇気を出して彼を抱きしめる白十七(バイ・シーチー) 。彼女を見送った夜、顧北西は泥酔し、ついに一つの決意を固めるのでした。登登への想いを断ち切り、彼女自身の幸せを心から願うことを…。顧北西の男の覚悟、切なすぎます…。
『請君~遥かなる恋人たち~』第22話の感想
今回のエピソードは、陸炎の愛の深さと自己犠牲の精神に胸を打たれました。愛する登登や、守るべき霊族たちのために、自らの命を懸ける姿はまさに英雄そのもの。特に、仲間同士で殺し合う霊族を見て涙するシーンは、彼の三千年にわたる苦悩と優しさが凝縮されていて、思わずもらい泣きしてしまいました。そして、絶望の淵からの奇跡的な復活!登登の愛が雲羲の力を呼び覚ますという展開は、二人の魂の繋がりを象徴しているようで、非常に感動的でした。また、顧北西の切ない恋の結末も心に残ります。愛する人の幸せを願い、身を引く彼の決断は、物語に一層の深みを与えています。キャラクターそれぞれの想いが交錯し、感情を大きく揺さぶられる、見応えのある回でした。
つづく