あらすじ
于登登(ユー・ドンドン)を蝕む蠱毒の虫を治す唯一の手がかり「避塵珠」を求め、陸炎(ルー・イエン)たちは古蜀の都があったとされる嶺東へと向かう。旅の途中、日が暮れたため近くの「百楽村」に立ち寄るが、そこは村人全員が無表情という不気味な場所だった。一方、凶牙寨に捕らえられた白十七(バイ・シーチー) は絶望の淵にいたが、そこに顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)が命がけの救出に現れる。一つの謎めいた旅と、もう一つの緊迫した救出劇が交錯する。
ネタバレ
今回の24話は、物語が大きく二つに分かれて進んでいくんだけど、どっちも見逃せない展開だったわね!登登(ドンドン)を救うためのミステリアスな旅と、もう一方で繰り広げられるハラハラドキドキの救出劇。さっそく、その内容を詳しく見ていきましょう!
登登を救え!古蜀の都へ
前回、登登の体内にいる蠱毒の虫をどうにかする方法を探していたけど、ついに于パパが解決策を見つけてきたの!その名も「避塵珠(ビチェンジュ)」。なんでも、その珠があれば蠱毒の虫を抑えられるらしいのよ。
陸炎(ルー・イエン)はその名を聞いて、三千年前に古蜀の王室が持っていたことを思い出すの。今も古蜀の都にあるかは分からないけど、愛する登登のためならってことで、一行は古蜀の都があった嶺東(れいとう)へと旅立つことに。
旅の道中、陸炎(ルー・イエン)は登登をいつでも守れるように、彼女のかんざしに「魂追術」っていう術をこっそり仕込むのよ。これ、自分の霊力を登登に少しだけ混ぜておくことで、彼女が霊力を使うとどこにいても感知できるっていう、まあまあ束縛強めな(でも愛ゆえの!)術なの。登登が悪戯で陸炎(ルー・イエン)を踏んづけようと霊力を使ったときも、しっかりバレてたわ(笑)。
ところが、旅の途中で登登が突然気を失っちゃうの!これは宿敵・誅戎(ジュー・ロン)が彼女の霊力を吸収しているせい。陸炎はすぐさま魂追術を使って、誅戎の居場所を探り始めるのよ。
もう一つの物語:白十七(バイ・シーチー) 、絶体絶命の危機
一方その頃、白十七(バイ・シーチー) は悲惨な状況に…。凶牙寨(ションヤーさい)に捕らえられ、悪夢にうなされていたわ。夢の中では、白家が襲われ、自分をかばってくれた人たちが次々と命を落としていく…。悪夢から覚めると、手足を縛られた状態で暗い小屋に監禁されていて、まさに絶体絶命。
そこに現れたのが、我らがヒーロー、顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)!彼は危険を顧みず凶牙寨に乗り込み、怯える白十七(バイ・シーチー) を発見。恐怖で震える彼女を力強く抱きしめて慰める姿は、本当にカッコよかったわよね!
でも、敵もさるもの。二人がいることに気づいて、あっという間に囲まれちゃうの。顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)は白十七を物陰に隠すと、「城隍廟(じょうこうびょう)で落ち合おう」と約束して、たった一人でおとりになることを決意するのよ。白十七は彼の無事を祈りながら、その場を逃れるしかなかったわ。
百楽村の奇妙な秘密
陸炎と登登たちは、日が暮れたため古蜀の都の近くにある「百楽村」という村で一泊することに。でも、この村がとにかく不気味なのよ。村人たちは古蜀国のことを知らないって言うんだけど、建物のあちこちに古蜀のトーテムが刻まれてるの。
さらに奇妙なことに、村の名前は「百楽村」なのに、村人たちの顔には笑顔が一切ないの。結婚式を挙げている家でさえ、新郎新婦も招待客もみんな無表情…。
そんな中、一行は「傻子(愚か者)」と呼ばれる孫秀才(ソンしゅうさい)に出会うの。彼はトーテムを見て「螢火虫」「龍紋」と叫び、何かに怯えている様子。
この「龍紋」という言葉に、于パパが鋭く反応!夜になってから、登登に衝撃の事実を打ち明けるの。それは、于家が滅ぼされた雪の夜、現場にこの「龍紋印記」が残されていた、ということだったのよ…。登登を蝕む蠱毒の謎と、于家の悲劇が、この不気味な村で繋がろうとしていたのね。
『請君~遥かなる恋人たち~』第24話の感想
今回は、二つの物語が同時進行することで、エピソード全体の奥行きがぐっと深まった回でした。陸炎と登登の一行が足を踏み入れた「百楽村」の不気味な雰囲気は、ホラー映画さながら。笑顔のない村人たちや、意味深な言葉を発する孫秀才など、ミステリー要素が満載で、画面に引き込まれました。特に、于家の滅亡の真相に繋がる「龍紋」のキーワードが出てきた瞬間は、物語の核心に触れたようで鳥肌が立ちましたね。一方で、顧北西と白十七のパートは、緊迫したアクションと切ないロマンスが見事に融合していました。絶望の中に差し込む一筋の光のように現れた顧北西のヒーローぶりと、彼を信じて待つ白十七の姿には胸が熱くなりました。静かなる恐怖と、激しいアクション、この対照的な二つのドラマが、物語をより一層面白くしています。
つづく