あらすじ
霊族の首領・誅戎(ジュー・ロン)が、于登登(ユー・ドンドン)の体内に眠る力を狙い始める。一方、陸炎(ルー・イエン)は自身の力を分け与え、登登を守ることを固く誓う。二人の絆が深まる中、陸炎(ルー・イエン)は登登へのお礼として、彼女の亡き母の幻を見せるという奇跡を起こす。感動した登登は、陸炎からの灯会(ランタン祭り)の誘いを喜んで受け入れる。しかし、その裏では登登を心配する顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)が、陸炎の計画を阻止しようと不穏な動きを見せていた。
ネタバレ
敵の正体と陸炎(ルー・イエン)の覚悟
物語は、3000年前に陸炎(ルー・イエン)に胸を貫かれた霊族のボス、誅戎(ジュー・ロン)が、他人の精気を吸ってパワー回復中っていう、なんとも不穏なシーンからスタート。しかも、登登の体内に伝説の聖女・雲羲(ユン・シー)の元丹(げんたん)があることに気づいちゃったから、さあ大変!元丹を奪って、世界征服を企んでるみたい。
一方、私たちのヒロイン登登は、陸炎がただの人間じゃないってこと、もう薄々感づいてるのよね。でも、彼が話したがらないから、あえて聞かない。この辺の気遣いができるのが、登登のいいところ!
そんな登登に、陸炎は自分の元能を分け与え、そっとお餅を差し出すの。もう、この不器用な優しさがたまらない!感動した登登は、もし自分に何かあったら、青泉寨(せいせんさい)を守ってほしいって遺言(?)を託すんだけど、陸炎は「絶対に君を死なせたりしない」って力強く約束するのよ!きゃー!
この流れで、登登は陸炎が欲しがっていた「応龍骨(おうりゅうこつ)」をプレゼントすることを快諾。二人の距離がぐっと縮まった瞬間だったわね。
偽の親友、現る!
登登を心配するあまり、一人で霊族探しに出かけた顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)が行方不明に。心配していたら、ひょっこり帰ってきたんだけど…あれ?なんか様子がおかしい。登登は一瞬で見抜くの。「あんた、ニセモノでしょ!」ってね。さすが、女頭目!
案の定、顧北西(グー・ベイシー)(グー・ベイシー)に化けた霊族が襲い掛かってきて、阿鑫(アーシン)もやられちゃう大ピンチ!でも、登登は簪(かんざし)で応戦して、なんとか霊族を顧北西の体から追い出すことに成功!
そこに颯爽と現れたのが、我らが陸炎!霊族の注意を引きつけようと外に飛び出した登登を守るように立ちはだかり、見事に敵を撃退!ヒーローは遅れてやってくるって、まさにこのことよね!
雪の夜の贈り物と、新たな不穏
崖叔(ヤーシュウ)のお墓参りをしながら、自分は母親のお墓の場所さえ知らないと、少し寂しそうにする登登。その夜、約束通り応龍骨を陸炎に渡すと、彼からとんでもないサプライズが!
陸炎が用意したのは、なんと幻術で見せた美しい雪景色。そこには、亡き母と幼い頃の自分の姿が…。登登は幻の母からマフラーをかけてもらい、涙ながらにその頬に触れようとするの。このシーン、美しくて切なくて、涙なしには見られなかったわ…。
現実に戻った登登は、感動のあまり陸炎を強く抱きしめる。そして陸炎は、満月の夜に灯会(ランタン祭り)へ行こうと彼女を誘うの。もちろん、登登は二つ返事でOK!
でも、ハッピーエンドでは終わらないのがこのドラマ。阿鑫(アーシン)が街で怪しい「聚霊陣」を仕掛けているのを、顧北西が発見。道士から「絶対にあの陣に足を踏み入れさせてはならない」と忠告され、お守りの弾丸を渡されるの。
そして灯会当日、ウキウキの登登の前に顧北西が現れて、無理やり弾丸を渡してきて…。一体何が始まるの!?ってところで、7話は幕を閉じるのでした。
『請君~遥かなる恋人たち~』第7話の感想
今回は、陸炎の不器用ながらも深い愛情が心に沁みる回でした。ただ力を与えるだけでなく、登登が最も会いたいと願っていたであろう母親の幻を見せるというサプライズは、彼の優しさの真骨頂でしょう。3000年の時を生きてきた彼だからこそできる、粋な計らいに胸が熱くなりました。一方で、登登も陸炎の正体を察しながら、何も聞かずに信じようとする姿が健気で応援したくなります。そんな二人の心の交流が丁寧に描かれる中、親友である顧北西の行動が不穏な影を落とします。彼もまた登登を想うがゆえの行動なのでしょうが、それが新たな波乱を呼びそうで、今後の展開から目が離せません。
つづく