やあ! 今回の『楽游原』、マジで話が大きく動いたぜ。親子の対立がもう限界点に達した感じ。早速、第19話の内容を振り返っていこうか。

あらすじ(ネタバレあり)

皇帝気取りの父、梁王

李嶷(りぎょく)が西長京を落とした。このデカい知らせに、遠くの仲間たちは大喜びだ。李俊(リージュン)の親子なんて、もうウキウキが隠せない。

で、問題は親父の梁王だよ。こっちは息子が頑張ったっていうのに、手柄を褒めるどころか当然だろみたいな態度。それどころか、自分はもう皇帝にでもなったつもりで豪華な服を着て鏡の前でポーズ決めてるんだ。ちょっと引くよな、このオヤジ。息子の功績より自分の権力しか見えてない。

李嶷(りぎょく)の想いと、蕭氏(しょうし)の救出

一方、李嶷は昔の宮殿の前で物思いにふけってた。16年前、先帝に叱られた少年が、今や失地を回復した英雄になったんだ。感慨深いよな。

彼はすぐに崔琳(さいりん)に連絡を入れる。病気で苦しんでいる蕭氏(しょうし)を助けてやってくれって。崔琳(さいりん)の侍女の桃子(ももこ)を派遣してほしいと頼むんだ。崔琳も蕭氏の勇敢な話を聞いて、すぐにOKする。いい子だよな、ほんと。

おかげで蕭氏は一命をとりとめる。彼女は、孫靖(そんせい)が負けたことには安堵しつつ、彼の運命を悲しんでいた。彼女にとって、本当に心安らげる場所は孫靖(そんせい)のそばだけだったんだ。でも、運命がそれを許さなかった。切ない話だよ。

親子の亀裂、決定的へ

李嶷は親父の梁王に、ちゃんと筋を通そうと提案する。太孫(たいそん)を呼び戻して、皇太子にしようって。すごくまっとうな意見だろ。

でも梁王は自分が皇帝でいたいから、全然聞く耳を持たない。まあ、考えておくとか言ってごまかすだけ。李嶷が食い下がると、最後はキレて宮殿から出てけ!だ。話にならない。

宮殿を追い出された李嶷だけど、屋敷に帰れば崔琳がいる。これが救いだよな。庭でうたた寝してたら、崔琳がそっと近づいてくる。李嶷は匂いで気づくとか、どんだけ好きなんだよって話。で、彼女の手を掴んで、がっちり抱きしめる。この二人が一緒にいるシーンはマジで癒やしだ。

母への侮辱、そして李嶷の反逆

朝廷では、顧丞相(こしょう)みたいな重臣たちが新皇(梁王)の李嶷への冷たい態度を心配してた。李嶷を太子にしようと動くんだけど、これが完全に裏目に出る。

新皇は、わざと李嶷の兄たちの母親を皇后にすると言い出した。そして、李嶷の母親である劉氏の位を格下げしようとするんだ。性格が悪すぎるだろ。

しかも、みんなの前で李嶷の母親の出自をバカにするんだよ。身分が低いから皇后にはふさわしくないって。これには李嶷もブチギレた。当たり前だ。

母が皇后になれないなら、俺も王の位なんていらない!牢蘭関の守りにでも行ってやる!

こう啖呵を切ったんだ。かっこいいじゃん、李嶷!

さすがに梁王も焦って、罰として李嶷を自宅謹慎にする。でも李嶷は全然へこたれてない。表向きは兄弟と酒を飲んで遊んでるフリをしながら、裏ではちゃんと次の手を打ってた。裴源(はいげん)に秘密の任務を頼んだり、崔琳に手紙とお菓子を送ったり。こういうところが抜け目ないし、愛があるよな。

今回のエピソードの感想

今回の19話、マジで梁王の器の小ささにイライラしたな。息子が命がけで都を取り返したのに、あの言い草はないだろ。完全に権力に目がくらんで、一番大事なものが見えてない。そのせいで、李嶷との親子関係はもう修復不可能なレベルまで来てるよな。

李嶷が母親を侮辱されてキレるシーンは、見ててスッキリした。よく言った!って感じ。でも、王の位を捨てて辺境に行くなんて言っちゃって、これからどうなるんだよ。ハラハラするぜ。

一方で、崔琳とのイチャイチャシーンは最高だったな。あの緊迫した状況の中での唯一の癒やし。あの二人が一緒にいるだけで安心する。李嶷が裏でちゃんと動いてるのも頼もしい。表向きは謹慎してるけど、絶対何か企んでる。そのギャップがいいんだよな。親父との対決と、崔琳との愛。この対比がたまらない回だった。

つづく