あらすじ
李嶷(りぎょく)、ついに覚悟を決めたみたいだね。崔琳(さいりん)と一緒に、青雲観にいる蕭氏(しょうし)に会いに行ったんだ。表向きは皇太子の座をどうするか、って相談だけど、もう李嶷(りぎょく)の心は固まっていた。
蕭氏はさすがだよね。すべてお見通し。彼女は李嶷(りぎょく)に、皇太子になるのは運命みたいなものだって諭すんだ。人生に後悔はつきもの。だから今できることをやれって。その言葉で、李嶷も少しは肩の荷が下りたみたい。
そこに韓将軍(かんしょうぐん)が太孫(たいそん)を連れてきて、母子の感動の再会。韓将軍(かんしょうぐん)は李嶷にすごく感謝してた。その様子を見ていた崔琳(さいりん)も、韓将軍の忠義心に感心してる。李嶷自身は、本当は戦場で名を馳せたかったんだろうね。だけど現実は彼を権力のど真ん中に引きずり込んだ。複雑な心境だよ、これは。
でも、李嶷と崔琳(さいりん)の願いは同じ。世の中が平和になって、みんなが安心して暮らせること。誰もやりたがらない重い責任を、李嶷は背負うと決めたんだ。崔琳もその覚悟をしっかり受け止めてる。二人の絆は本物だね。
ネタバレ
皇太子になった李嶷、さっそく難題
都に帰った李嶷は、正式に皇太子になった。 まあ、当然の流れだよね。でも、新皇はすぐに太子妃を選べって言い出すんだ。皇后なんて、すかさず顧丞相(こしょう)を推してくる。権力争いの道具にする気満々だ。
朝廷では、誰を太子妃にするかで大激論。李嶷はまだ戦乱も終わってないのに、そんな話は早いって抵抗する。でも新皇は聞く耳を持たない。裴献(ペイ・シェン)は崔琳を猛プッシュするし、もう話がまとまらない。
そんな中でも、李嶷の気持ちは崔琳から離れない。彼は崔琳との思い出を絵に描いて残してるんだ。未来の思い出のために、わざと空白も作ってある。何があっても、二人の関係は変わらないって信じてるんだね。
それぞれの思惑
裴献は崔琳の将来を心配してる。彼は崔琳の父、崔倚(つい より)に、崔家軍を解散するように進言した。皇太子の妃になるかもしれない家の力が強すぎると、周りから妬まれるからね。苦渋の決断だけど、崔家もそれを受け入れる。崔琳自身は、都に残って李嶷を支える道を選んだ。家族が標的にされないように、自分だけが残るってわけだ。
一方で、あの顧婉娘。彼女、李嶷のところに来て私は出家しますなんて言い出すんだよ。争いの種になりたくない、なんて殊勝なことを言ってね。李嶷は優しいから、そんな必要はないって慰める。でも、裏では父親の顧丞相とんでもないことを企んでた。李嶷と崔琳を引き裂いて、自分たちに都合のいい未来を作ろうとしてる。まったく、油断も隙もない連中だよ。
束の間の平和と新たな火種
ある日、崔琳が家に帰ると、自分のベッドに李嶷が寝転がってる。びっくりする崔琳と、からかう李嶷。こういう何気ないじゃれ合いが、二人にとって一番幸せな時間なんだろうね。
でも、その平和は長く続かない。新皇からの呼び出しだ。李嶷が渋々向かうと、そこにはとんでもない問題が待ち受けていた。揭碩(けっせき)人の加里(かり)っていう男が現れて、崔倚の命を狙うって宣言したんだ。 皇太子になったばかりの李嶷に、また新しい嵐が吹き荒れる。
感想
いやあ、今回は李嶷が皇太子になるっていう大きな節目だったね。戦場で生きてきた男が、慣れない宮廷で国の未来を背負う。その覚悟と葛藤がすごく伝わってきた。蕭氏の言葉が、彼の背中を押したのが印象的だったな。
でも、安心する暇なんて全然ない。皇太子になった途端、今度は太子妃問題でしょ。周りの大人たちが自分の都合でガンガン口を出してきて、李嶷と崔琳の純粋な気持ちが踏みにじられそうで、見ていてハラハラするよ。特に顧婉娘、あの子は本当に怖い。いい子のフリして裏で何を考えてるか。ああいうタイプが一番厄介なんだよね。
最後の、崔琳のベッドでくつろぐ李嶷のシーンは良かったな。束の間の平和っていうか、唯一の癒やしだよね。でも、すぐに揭碩人の問題が起きて、一気に現実に引き戻される。このドラマ、本当に息つく暇を与えてくれないよ。
つづく