あらすじとネタバレ
まさかの裏切り、最悪の罠
江南の災害支援もようやく落ち着いた。民衆は劉皎(りゅうきょう)と慕灼華(ぼしゃくか)にすごく感謝してる。慕灼華(ぼしゃくか)も、役人になるってのは自分のためだけじゃないって気づいたみたいだ。良い経験になったよな。
でも、平穏な時間なんて一瞬で終わる。あのクズ婚約者、庄文峰(しょうぶんぽう)が動き出す。こいつ、自分の妻を殴って、お腹の子まで流産させるような男だ。その妻は、なんと慕灼華の妹なんだよ。
妹は庄文峰(しょうぶんぽう)に脅されて、慕灼華に近づく。お茶を勧めてくるんだけど、その中には薬が盛られていた。慕灼華はそれを飲んで、意識を失ってしまう。身内に裏切られるって、一番キツいよな。
嘘と機転で切り抜ける
慕灼華が目を覚ますと、見知らぬ場所にいた。目の前に現れたのは、もちろん庄文峰だ。普通ならパニックになるところだけど、慕灼華は違う。一瞬で状況を理解して、女優に切り替わる。
あなたに会いたかった!なんて言い出すんだ。逃げたのは自分の意思じゃない、誰かに気絶させられたせいだって嘘をつく。犯人は誰だと聞かれて、とっさに八番目の妹の名前を挙げた。庄文峰はあっさりその嘘を信じる。すぐに八番目の妹を捕らえさせ、監禁しちまう。敵の敵は味方じゃないけど、邪魔者を排除するこの手腕、見事だよ。
証拠は掴んだ、でも…
慕灼華は化粧を直すフリをして、部屋を調べる。そして、ついに庄文峰が官糧を横領した証拠を見つけ出す。やった!と思った瞬間、庄文峰が背後に立っていた。このシーン、マジで心臓が止まるかと思った。
絶体絶命のピンチ。そこに執剣(しゅうけん)が駆けつけて、なんとか慕灼華を救い出す。でも、庄文峰の追手はしつこい。執剣(しゅうけん)は空に信号弾を打ち上げた。
ヒーローは遅れてやってくる
その信号を見たのが、劉衍(りゅうえん)と執墨(しゅうぼく)だ。彼らはすぐに現場へ駆けつける。劉衍(りゅうえん)の姿を見た瞬間、慕灼華の緊張の糸が切れたんだろうな。彼女は劉衍に駆け寄って、思わず抱きしめた。この再会シーンは、本当にグッとくる。
劉衍は慕灼華の無事を確認する。その直後、彼は力尽きて倒れてしまった。無理して内功を使ったせいで、体が限界だったんだ。一行は急いで慕灼華の実家へ向かうことになる。
実家でも一波乱
慕灼華の父親は、娘が帰ってきたのに気づきもしない。役人になった娘が、自分の娘だと分かってないんだ。本当にどうしようもない親父だよ。
慕灼華は劉衍を助けるために、実家の家宝青禾枝が欲しいと頼む。父親は、庄文峰の件に巻き込まれたくないからと断る。どこまで自分本位なんだ。慕灼華はこの件は私がすべて片付けると約束して、ようやく青禾枝を手に入れた。強い女だよ、本当に。
それぞれの戦い
一方、劉琛(りゅうしん)は庄文峰を尋問していた。庄文峰は罪を部下のせいにして、しらを切り続ける。劉琛(りゅうしん)は慕灼華の助言を思い出して、冷静に対応する。彼の成長も感じられる場面だ。
馬車の中で、劉衍は少し意識を取り戻す。慕灼華は、自分がなぜ彼を避けていたのか、その理由を静かに語り始めた。二人の心が、また一歩近づいた瞬間だった。
感想
いやー、今回はマジでハラハラした。慕灼華の機転の速さには毎回驚かされるよな。絶体絶命の状況で、嘘と演技だけで切り抜けちゃうんだから大したもんだ。庄文峰のクズっぷりが本当に際立ってたから、見ていて腹が立ったけど、その分、劉衍が助けに来た時のカタルシスは半端なかった。あの涙の再会シーンは、このドラマの名場面の一つだと思う。ただの宮廷ロマンスじゃなくて、しっかりサスペンスしてるから面白い。慕灼華と劉衍の関係も、この事件をきっかけにグッと深まった感じがする。早く庄文峰が断罪されるところを見たいよ。
つづく