あらすじ

母親の謎解きを一旦保留した范閑(ファン・シエン)は、後宮から盗んだ鍵を婚約者・婉児の協力で太后の寝宮に無事返却する。一方、詩作で名声を得た范閑は、長公主(ちょうこうしゅ)が言氷雲(イエン・ビンユン)を売ったという告発文を五竹(ウージュー) の協力で都中にばらまき、彼女を窮地に追い込む。陳萍萍(チェン・ピンピン)に計画を見抜かれるも、范閑は長公主への攻撃理由を語り、次の標的が郭攸之(グオ・ヨウジー)であることを明かす。陳萍萍の調査で郭攸之の関与が裏付けられ、慶(けい)帝帝に報告されると、長公主は保身のために郭攸之を切り捨て、彼は失脚する。

ネタバレ

まさかのピンチ!?後宮侵入、バレた…のか?

お母さんの謎は一旦置いといて、「今を生きる!」って決めた范閑(ファン・シエン)。まずは身近な人を守る、うんうん、それが一番大事だよね。五竹(ウージュー) にも「後宮に忍び込んだ件、後始末ちゃんとしとけよ」って釘を刺されて、「絶対バレっこないって!」って自信満々だった矢先…

ドンドンドン!

「大変だー!バレましたぞー!」って、王啓年(ワン・チーニニン)が血相変えて駆け込んできた!えぇぇ!?フラグ回収早すぎでしょ!(笑)

聞けば、王啓年(ワン・チーニニン)が鍵師を都の外に逃がそうとしたら、鑑査院院長・陳萍萍(チェン・ピンピン)と影(インズ)にバッタリ!しかも、あの鍵師、院長の手下だったって言うじゃない!どんだけ手広くやってるの、院長…!でも、心配ご無用。院長は范閑(ファン・シエン)の行動をお見通しの上で、「好きにやれ、後始末はこっちでやる」って言ってくれたんだって。太っ腹すぎる!でも范閑は、「いや、まずは自分でやってみる!」って、どこまでもチャレンジャーだね!

鍵を返せ!ドキドキの潜入ミッション!

さあ、問題は盗んだ鍵をどうやって太后の寝宮に返すか。そこで白羽の矢が立ったのが…そう、婚約者の林婉児(リン・ワンアル)!宮殿育ちで、太后とも仲良し。これ以上ない適任者だよね!

范閑は婉児に「宦官に変装させて、太后のところに連れてって!」とお願い。婉児はOKしてくれたけど、その前に宦官の作法をみっちり(面白おかしく)指導(笑)。范閑、タジタジだったみたいだよ。でも、なんでそんな危険なことを?って聞く婉児に、范閑は正直に打ち明けるんだ。「昨夜、後宮に忍び込んで、お袋に関係ある鍵を盗んだ。今日、返さなきゃならないんだ」って。こんな重大な秘密をあっさり話しちゃうなんて…!でも、「君には嘘をつかないって約束したから」って、きゃー!カッコよすぎ!

婉児は范閑を連れて、いざ太后の元へ。「おばあさまに手作りのお菓子と虫除けの香りを届けにきました~」って、さすがのコミュ力!ちょうど宮殿では昨夜の賊騒ぎで警備が厳しくなってたんだけど、婉児はうまく太后を庭園に誘い出すことに成功!その隙に范閑はこっそり寝宮に忍び込み、鍵を元の場所へ…ミッションコンプリート!

怪しい動き…長公主の疑念と燕小乙の勘

一方、長公主(ちょうこうしゅ)は昨夜の刺客の目的が気になって仕方ない様子。北斉の使節団が帰るって聞いても、上の空。そこに燕小乙(エン・ショウイツ)が「太后の寝宮に誰かいる気配が…」って報告。惜しい!あと一歩で范閑が見つかるところだった!

太后も、長公主から「宮殿内を調べて異常がないか確認させてほしい」って頼まれて、ふと自分の隠し箱(暗格)を思い出すんだ。慌てて戻って確認すると…鍵はちゃんとある!ホッと一安心。

でも、長公主は諦めない。「大宗師の洪四庠(ホン・スーシャン)が刺客を取り逃がすなんておかしい」「刺客は太后の手の者では?」って、どんどん核心に近づいてる…!?怖い!

范閑の逆襲!「詩神」から「告発者」へ!

さて、范閑といえば、祈年殿で作った詩が大評判!陳萍萍(チェン・ピンピン)の後押しもあって、都では「詩神・范閑」ブーム到来!街行く誰もが范閑の詩集を読んでるって、すごい影響力だよね。

でも、范閑はこれで満足しない。次なる一手は…なんと、長公主の売国行為を告発するビラを都中にばらまくこと!もちろん、実行犯は誰にも気づかれずに空からビラを撒ける、我らが五竹(ウージュー) !

「長公主 李雲睿(リー・ユンルイ)は国を売り、北斉と裏取引をしていた!」

衝撃的な内容のビラが雪のように都に舞い散る…!これには長公主も真っ青。「民衆の声で私を殺す気か…!」って。侍女が心配するのは、他の誰でもなく、慶(けい)帝帝(けいてい)がこれをどう受け止めるか…。

黒幕は誰だ!?疑惑の連鎖と衝撃の結末

慶(けい)帝帝は陳萍萍(チェン・ピンピン)とこの件について話し合う。「長公主と荘墨韓(ジュアン・モーハン)の不倫話なんてくだらん」と笑いつつも、事態の収拾を考え始める。陳萍萍の「結果が欲しいのですか?それとも真相が?」っていう問いかけが意味深だよね…。

一方、息子・言氷雲(イエン・ビンユン)が捕まった件で、言若海(イエン・ルオハイ)は「もし朝廷内の裏切りなら許さん!」と激怒。陳萍萍を信用せず、范閑が息子のライバルだと警戒してる様子。うーん、こっちも一筋縄ではいかないね。

范閑は五竹(ウージュー) に「誰も俺がやったって証拠はないぜ!」ってドヤ顔してたんだけど…またしてもピンポーン! 今度の訪問者は陳萍萍!手にはあの告発ビラが!

「この紙、お前のとこの澹泊書局のだろ?」

ガーン!まさかの紙質でバレた!范閑、詰めが甘かったね(笑)。陳萍萍に「銀子が足りなくて安いの仕入れたのか?」ってからかわれちゃって、范閑も「それは范思轍(ファン・スージョー)の担当で…」って言い訳。鑑査院、恐るべし!

陳萍萍に問い詰められた范閑は、正直に告白。「不倫は嘘だけど、言氷雲(イエン・ビンユン)を売ったのは本当だ。長公主が先に俺を殺そうとしたんだから、黙ってやられるわけにはいかない!」って。そして、次のターゲットは礼部尚書の郭攸之(グオ・ヨウジー)だと明かす。長公主と荘墨韓の連絡役は、息子の郭保坤(グオ・バオクン)じゃなくて、父親の郭攸之に違いない、と。

陳萍萍の調査で、郭攸之が密かに荘墨韓を後宮に連れて行ったことが確定!范閑の目的はただ一つ。「李雲睿(リー・ユンルイ)を京都(けいと)から追い出す!」

陳萍萍が慶(けい)帝に報告すると、長公主は郭攸之との繋がりは認めたものの、売国行為は否定。でも、陳萍萍は「後宮は政治に口出しするな。郭攸之を配下に置くのは結党営私だ」と追及!追い詰められた長公主は…なんと、あっさり郭攸之を切り捨て!「法は無情です。郭攸之が招いたこと」って、冷たすぎる…!慶(けい)帝はそんな長公主を見て「さすが皇族だ」と大笑い。え、そこ笑うとこ!?皇帝の考えは読めないね…。

そして、郭攸之の屋敷は差し押さえられ、彼は息子に「俺との父子関係を断て」と言い残し、連行されていくのでした…。

つづく