今回も待ちに待った『慶(けい)帝余年~麒麟児、現る~』の時間がやってきたね!第37話、いや~今回も范閑(ファン・シエン)がやってくれたよ!敵地・北斉の都、上京に乗り込んだんだけど、もう到着早々、大波乱の連続!早速、詳しく見ていこう!ネタバレ注意だから、まだ見てない人は気をつけてね!
敵意むき出し!上京の洗礼と范閑(ファン・シエン)の反撃!
ついに北斉の都、上京に到着した范閑(ファン・シエン)一行。でもね、歓迎ムードなんてゼロ!待ち構えていたのは、罵詈雑言を浴びせる民衆たち。これ、絶対裏で糸引いてるやついるでしょ?って思ったら、案の定、錦衣衛のトップ、沈重(シェン・ジョン)の仕業だったんだ。
でも、我らが范閑が黙ってるわけない!「やられたらやり返す!」って感じで、なんと慶(けい)帝国の軍旗を取り出して、馬車の屋根に飛び乗り、高々と掲げちゃった!「この旗は、俺たちが北斉の地に突き立てた証だ!このまま皇宮まで持ってってやる!」だって!いや~、痺れる!カッコよすぎ!
当然、北斉の民衆は激怒!「ふざけるな!」って大騒ぎになるんだけど、范閑は怯まない。槍を手に取り、「かかってこい!」とばかりに宣戦布告!王啓年(ワン・チーニニン)は隣でハラハラしてるけど、見てるこっちはワクワクが止まらない!
連続バトル!范閑、強敵と激突!
まず飛び出してきたのは、御林軍の趙哲林(ジャオ・ジャーリン)とかいうヤツ。でも、范閑の敵じゃなかったね。あっという間に地面に転がされちゃった。
その頃、慶国では皇帝(けいてい)が「そろそろ范閑が上京に着く頃だな」って感じで、なんと北斉国境に軍隊を30里も前進させる命令を出すんだ!これには陳萍萍(チェン・ピンピン)も「陛下、范閑のためにそこまで…」って感じ。慶(けい)帝、どんだけ范閑のこと気にかけてるのよ!この報せはすぐに北斉にも届いて、小皇帝や大臣たちは大慌て!
一方、范閑の前には新たな挑戦者が!でも、これも瞬殺!卑怯な暗器使いもいたけど、范閑にはお見通し!
ところが、ここでヤバいのが出てきた!程巨樹(チェン・ジューシュー)の師匠だっていう何道人(ホー・ダオレン)!こいつ、なんと九品(きゅうひん)の達人!いきなり范閑に襲いかかってきて、互角の戦いを繰り広げるんだ。范閑もさすがに手こずって、全真気を使ってなんとか突き放したけど、相手は「一突きで殺してやる!」って息巻いてる。范閑も「これは死ぬかも…」って覚悟を決めた瞬間…
ここでまさかの沈重(シェン・ジョン)が割って入る!「事が大きくなりすぎる!」って判断したんだろうね。錦衣衛に命じて何道人を取り押さえたんだ。沈重(シェン・ジョン)、敵だけど今回はグッジョブ!范閑もこの隙に旗を畳んで馬車を降りたけど、やっぱりダメージは受けてて、血を吐いちゃうんだよね…。王啓年(ワン・チーニニン)、めっちゃ心配してた。范閑、ここまで来るのに上杉虎(シャンシャンフー)や海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)(ハイタンドゥオドゥオ)とも戦って、かなり無理してたみたい。屋根の上で戦ったのも、相手の動きを封じて真気勝負に持ち込むためだったんだって。いや~、ギリギリだったね!
まさかの展開!北斉皇帝は范閑のファン!?
なんとか宮殿にたどり着いた范閑たち。でも、中に入れるのは范閑だけ。いよいよ皇帝とご対面!国書を渡すと、小皇帝はパラパラっと見ただけで、いきなり「君の書(紅楼夢のことね!)、何章まで進んだ?」って!えええ!?ここでその話!?周りの大臣たちもポカーン、范閑もビックリ!
あまりに場違いな質問に、小皇帝は慌てて朝議を終わらせて、范閑を別室に連れて行くんだ。
そこには、垂簾政治を行っている太后(たいこう)と、なんと海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)(ハイタンドゥオドゥオ)が!小皇帝は「詩の神(范閑のこと)に会えて興奮しちゃいました、すみません!」って太后に謝ってる。で、「范閑と詩の話でもしながら散歩したい」って言うんだけど、太后もついてくる気満々。小皇帝はそれをやんわり断って、代わりに海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)を同行させるんだ。もちろん、これは監視役ってことだよね。
小皇帝との密約と海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)の正体
御花園の東屋で、小皇帝は自作の詩を披露したりして、范閑を持ち上げまくる。范閑も負けじとお世辞で返すんだけど、小皇帝は「海棠から君の無頼漢ぶりは聞いてるよ」ってニヤリ。范閑は「え?海棠さんと知り合いでしたっけ?」ってシラを切るけど、小皇帝は石林での戦いのことや、范閑が太后と組んで権力を奪おうとしてる(と思ってる)ことまでお見通し!
そして衝撃の事実!海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)は太后の腹心に見せかけて、実は小皇帝側の人間だったんだ!これには范閑も真っ青!完全に裏をかかれた!
その頃、沈重は太后に「小皇帝と范閑が何か企んでるかもしれません」って報告。自分が小皇帝側の人間を始末した手柄話もして、太后からの信頼を得ようとしてる。
小皇帝は范閑に「紅楼夢の続き、早く読みたいなぁ」なんて言いながら、本題に入る。「太后派の重臣、沈重を排除するのを手伝ってほしい。そうすれば言氷雲(イエン・ビンユン)をすぐに返してあげる」って。でも范閑は、他国の重臣暗殺なんてリスクが高すぎるって渋るんだ。言氷雲(イエン・ビンユン)が沈重に捕まってるって話も、いまいち信用できないみたい。「沈重が言氷雲(イエン・ビンユン)を拘束し続ける理由がない」って考えて、小皇帝との話を切り上げちゃう。
言氷雲はどこに?沈重との駆け引き
范閑は早速、沈重のところに行って言氷雲の引き渡しを要求!でも沈重は「もうすぐ太后様の誕生日だから、それまで滞在して祝ってくれよ。慶(けい)帝陛下も了承済みだ」ってはぐらかす。范閑が「じゃあ、せめて顔だけでも見せろ」って食い下がると、「手続きが色々あってね…まあ待っててよ」だって!うわー、ムカつく!范閑、絶対自力で見つけ出してやるって決意を固めるんだ。
慶国サイドの動きと皇帝の狙い
一方、慶国では慶(けい)帝が陳萍萍(チェン・ピンピン)と范建(ファン・ジエン)を別荘に呼んで釣りをしてる。范建(ファン・ジエン)は息子の范閑が心配で、慶(けい)帝のやり方に不満顔。でも慶(けい)帝と陳萍萍(チェン・ピンピン)は余裕の表情。慶(けい)帝は、范閑が順調すぎたから、北斉で試練を与えて成長させたいって考えてるみたい。「慶国の未来を担う重臣にするためには、これくらいの経験は必要だ」って。范建(ファン・ジエン)も理解はしてるけど、親心としては複雑だよね…。昔、ここに葉軽眉(イエ・チンメイ)も一緒にいた頃を思い出して、ちょっとしんみりする場面も。
新たな騒動と郭保坤への密命
范閑が使節団の駐在地に戻ると、今度は北斉の武士たちが大勢押しかけてきて、「范閑、勝負しろ!」って刀を投げ捨てて挑発してる!これも絶対、沈重の嫌がらせだよね。時間稼ぎが目的だって見抜いた范閑は、「こいつらの相手は任せた!」って高達(ガオ・ダー)に丸投げ!高達(ガオ・ダー)、腕が鳴るぜ!って感じで、武士たちと次々に対決してく。
その間に范閑は王啓年(ワン・チーニニン)とこっそり抜け出して、郭保坤(グオ・バオクン)の隠れ家へ。「錦衣衛の大牢の場所を探ってこい」って密命を与えるんだ。郭保坤は「成功したら、親父を助けてくれるんだな!?」って念を押して、早速調査に出かけるんだけど…
なんと、その様子はしっかり沈重の手下に監視されてた!郭保坤、大丈夫か!?
つづく