あらすじ
転生した流蛍(りゅうけい)は、今世では阮阿瑜(げんあゆ)として玉池(ぎょくち)鎮で暮らしている。しかし、彼女のもとには次々と危険が訪れる。狼妖(ろうよう)との遭遇、天血魔(てんけつま)の襲撃、そして彼女を守ろうとする龍炎(りゅうえん)の奮闘。天界の掟を破ってでもアユを守ろうとする龍炎の姿には、深い愛と運命の絆が感じられる。火山洞窟での死闘を経て、アユは無事に救われるが、彼
第二の人生を玉池鎮で阮阿瑜として送る流蛍。龍炎は尉遅と名乗り、青青(せいせい) と共に彼女を見守る。18年後、雪阡尋(せつせんじん)が現れ、青青は彼が阿瑜に危害を加えるのではと誤解する。玉池鎮では神女選びの噂が流れ、阿瑜は劉玉香(りゅうぎょくこう)に絡まれるが智勇(ちゆう)に助けられる。そんな中、町では連続殺人事件が発生し、阿瑜も狼妖に襲われるが龍炎に救われる。さらに阿瑜は山で天血魔に襲われ絶体絶命の危機に陥るが、龍炎が天界の掟を破り、火王(かおう)の地界から避火罩を持ち出して彼女を救い出す。女を取り巻く状況はますます複雑になっていく…。
ネタバレ
転生した流蛍(りゅうけい)、新たな人生と龍炎の変わらぬ愛
前回、切ない別れがあった流蛍(りゅうけい)ですが、第二の人生は玉池(ぎょくち)鎮(ぎょくちちん)という場所で幕を開けます。今世では「阮阿瑜(げんあゆ)」という名の、元気で素朴な魚売りの娘。そんな彼女を、龍王・龍炎(りゅうえん)は「尉遅(うっち)」と名を変え、なんと青青(せいせい) と兄妹を装って、そばで見守っているんです!もうね、この一途な愛、たまりませんよね!18年間もずっとそばにいるなんて、龍炎の愛の深さに胸が熱くなります。
そんなある日、玉池(ぎょくち)鎮にあの雪阡尋(せつせんじん)が現れます。青青(せいせい) は、雪阡尋(せつせんじん)がまた阿瑜(あゆ)に何かするんじゃないかって、速攻で龍炎を呼び出しちゃうんです。でもね、実は雪阡尋(せつせんじん)、今回はちょっと様子が違うみたい…?龍炎は、雪阡尋が天網の修復に協力してくれたこと、そして本当は青青(せいせい) のことが気になって来てるんじゃないかって見抜いてるんですよね。でも、当の雪阡尋は「恋愛なんてありえない!」なんてツンツンしちゃって、素直じゃないんだから~!この二人の関係も、なんだか気になりますよね。
阿瑜の日常と迫りくる不穏な影
さて、阿瑜の日常ですが、これがまた波乱万丈。幼くして母を亡くし、お父さんと二人暮らし。そんな中、国中が大干ばつに見舞われ、皇帝が「雨を降らせる神女」を探しているというお触れが!玉池鎮もその候補地ということで、自意識過剰な劉玉香(りゅうぎょくこう)が「神女は私よ!」と大騒ぎ。この劉玉香、阿瑜のことが気に入らないみたいで、何かと突っかかってくるんです。市場で大喧嘩になっちゃうんだけど、そこへ阿瑜を助けてくれるイケメン、智勇(ちゆう)が登場!劉玉香は智勇にメロメロだけど、智勇は阿瑜一筋みたい。うーん、四角関係の予感…?
夜、阿瑜が一人で傷の手当てをしていると、そっと龍炎が現れて布団をかけてあげるシーン…もう、切なくてキュンキュンしちゃいます!直接助けられないもどかしさを抱えながらも、片時も離れず見守る龍炎の姿に涙腺崩壊です。
連続する危機!狼妖、そして天血魔の脅威
平和に見えた玉池鎮にも、不穏な影が忍び寄ります。若い娘が次々と殺されるという恐ろしい事件が発生。そんな中、阿瑜と青青が花摘みに出かけると、なんと狼妖(ろうよう)に襲われてしまうんです!絶体絶命のピンチに、青青が龍炎を呼び出し、龍炎の元神が間一髪で阿瑜を救出!そこへタイミングよく(?)智勇も駆けつけ、狼妖に矢を放ちます。阿瑜は智勇が助けてくれたと勘違いしちゃうんだけど、龍炎の嫉妬メラメラな表情がまた…(笑)。青青が機転を利かせて「狼妖は私が気絶させたのよ!」って言うんだけど、智勇は阿瑜をお姫様抱っこして連れて行っちゃうし、龍炎の心中、お察しします…。
龍炎は、雪阡尋から「阿瑜に近づくな」と釘を刺されている手前、大っぴらに助けられないのが辛いところ。でも、智勇が阿瑜に近づくのも面白くないっていう、この複雑な男心!
そして、さらなる危機が阿瑜を襲います。山で小動物に餌をあげていた阿瑜は、洞窟で恐ろしい天血魔(てんけつま)に遭遇!気絶させられ、心臓をえぐられそうになる絶体絶命のピンチ!そこへ天血魔を追ってきた紫陽(しよう)上仙たちが現れ、洞窟ごと天血魔を焼き払おうと結界を張って火を放ってしまうんです!阿瑜が中にいるのにー!
龍炎、愛する人のため禁断の力を解放!
青青が雪阡尋に助けを求めるも、天界の任務優先と冷たくあしらわれ(でも、雪阡尋も内心穏やかじゃないはず…!)、万事休すかと思われたその時!我らが龍王・龍炎が、結界を破って阿瑜を助けに向かいます!火の勢いが強くて結界を破れないと見るや、なんと火王(かおう)の地界に乗り込んで「避火罩(ひかほう)」というアイテムをゲット!これ、火を防ぐスゴイ道具みたいです。
紫陽上仙(しようじょうせん)は龍炎の行動にブチギレて攻撃してくるんだけど、雪阡尋が間に入って阻止しようとするんです!そして龍炎は、傷を負いながらも避火罩を洞窟の中に送り届け、阿瑜の命を救うんです!もう、このシーンの龍炎、カッコよすぎでしょ!愛する人のためなら、天界の掟も破り、自らの危険も顧みない…まさにヒーロー!
狼妖は討伐され、阿瑜も無事救出。龍炎は安堵の表情で阿瑜を抱きしめて去っていきます。雪阡尋も、紫陽上仙(しようじょうせん)に「龍炎はただ人間を助けようとしただけだ」と取りなしていて、ちょっと見直しました!
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第11話の感想
いやはや、今回の『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第11話も、見どころ満載でしたね!転生した流蛍こと阿瑜を、名前を変えてまで一途に守り続ける龍炎の姿には、本当に胸を打たれます。18年間もそばで見守るなんて、その愛の深さにただただ感服です。
そして、雪阡尋!相変わらず素直じゃないけれど、青青への想いがダダ漏れな感じがたまりません。龍炎が彼の本心を見抜いているのも面白いですよね。この二人の関係がどう進展していくのか、目が離せません。
阿瑜に次から次へと襲いかかる危機にはハラハラさせられっぱなしでしたが、その度に身を挺して助ける龍炎の格好良さ!特に、天血魔から阿瑜を救うために天界の掟を破り、火王(かおう)の地界から避火罩を持ち出すシーンは圧巻でした。愛する人を守るためなら全てを投げ出す龍炎の姿は、まさにヒーローそのもの。
つづく