あらすじ
第12話では、龍炎(りゅうえん)が阿瑜(あゆ)の前に姿を現し、彼女を守る決意を固めた一方、青青(せいせい) と雪阡尋(せつせんじん)の関係に新たな局面が訪れます。嫉妬や誤解、そして甘い瞬間が絡み合い、笑いと緊張感が入り混じる内容となりました。キャラクターたちの恋模様と絆がさらに深まるエピソードでした。
龍炎は「玉池(ぎょくち)」と名乗り、ついに流蛍(りゅうけい)の前に姿を現し、彼女のそばで守ることを決意する。一方、雪阡尋は青青への好意を龍炎に指摘され戸惑いながらも、青青に不器用なアプローチを試みるが、香袋のプレゼントが誤解を生んでしまう。青青は仕返しに酔った雪阡尋の顔に落書きをするなど、二人の関係はコミカルに進展する。そんな中、流蛍は友人の智勇(ちゆう)の死を知り悲しみに暮れるが、龍炎はそっと彼女に寄り添うのだった。雪阡尋と青青の誤解とすれ違い、そして龍炎と流蛍の深まる絆が描かれた。
>ネタバレ
龍炎、ついに流蛍(りゅうけい)の前に!その名も「玉池」!?
まずは我らが龍王様、尉遅龍炎(りゅうえん)!火事の中から流蛍(りゅうけい)とされていますが、ここでは流蛍(りゅうけい)で進めますね!)を助け出した龍炎は、ついに彼女の前に姿を現すことを決意!朦朧とする流蛍に、「玉池(ぎょくち)」と名乗り、なんと「青青(せいせい) の兄だ」と告げるんです。いや~、龍王様、身分を隠して見守るなんて、じれったいけどそこがいい!これから「玉池」として、どうやって流蛍を守っていくのか、楽しみですね!
雪阡尋(せつせんじん)の嫉妬爆発!?青青(せいせい) の「龍青青」発言にカチン!
一方、私たちの癒しカップル(?)、雪阡尋(せつせんじん)と青青は、街で仲良く(?)お菓子デート。青青が時間内にお菓子を完食すればタダ!というチャレンジに挑むんですが、ここで事件発生!青青が何気なく「龍青青」と名乗った途端、雪阡尋の顔色が一変!「龍」の字に嫉妬しちゃったんでしょうか、もう帰る!って言い出す始末。結局、青青はチャレンジ失敗でお金もピンチ。そこは雪阡尋様、太っ腹に銀貨をポン!青青は大喜びで、残ったお菓子を全部お持ち帰り。「これからは雪青青に改名するわ!」なんて、現金なところも可愛いですよね(笑)。
青青のドジと雪阡尋の優しさ…そしてまさかのBL疑惑!?
夜、青青がお茶を淹れようとして、またまたドジ!雪阡尋にお茶をこぼしちゃいます。お仕置きを恐れる青青は、必死で許しを請うんですが、雪阡尋は青青が羅酆閣(らほうかく)に帰りたがらないのを見て、あっさり許し、流蛍のところへ行くよう促します。このツンデレっぷりがたまらない!青青も大喜びで雪阡尋の腕に抱きついちゃって、雪阡尋はタジタジ。
青青が出て行った後、龍炎が雪阡尋のもとへ。龍炎はズバリ、「お前、青青のこと好きなんだろ?」と指摘!雪阡尋は否定しますが、図星だったりして?そして、龍炎の内傷を気遣い、気を送ろうとする雪阡尋。二人がぐっと近づいたその瞬間…なんと、戻ってきた青青がその場面を目撃!「え、えぇーっ!?」って感じで、そそくさと退散。これは…まさかの誤解を生んじゃったかも!?青青の頭の中では、どんな妄想が繰り広げられているんでしょうか(笑)。
悲しい知らせと深まる溝
青青は流蛍を訪ね、龍炎が「玉池」として現れたことを知ります。そして、洞窟の火事で龍炎が流蛍を助けたこと、しかしその火事で智勇(ちゆう)が亡くなったことを告げるのでした。友人の死に悲しむ流蛍。さらに、劉玉香(りゅうぎょくこう)からは「疫病神!」と罵られ、流蛍の心労は増すばかり…。切ないですね。
そんな流蛍を慰めるかのように、夜、龍炎がそっと訪れ、隣で眠りにつきます。無意識に龍炎に寄り添う流蛍。龍炎も嬉しそう。二人の絆は、少しずつ確かなものになっているようです。
雪阡尋、恋の迷走?命格星君(めいかくせいくん) に恋愛相談!
その頃、羅酆閣では雪阡尋が龍炎の言葉を思い出していました。「人間の恋って何なんだ…?」と悩む雪阡尋は、命格星君(めいかくせいくん) に恋愛相談!人間界では好きな女性に贈り物をすると聞いた雪阡尋は、青青へのプレゼントを選び始めます。不器用な雪阡尋が、どんなプレゼントを選ぶのか、ドキドキですね!
香袋が招いた誤解!青青のキュートなリベンジ!
雪阡尋が青青に贈ったのは、なんと香袋!「ついでに買った」なんて素っ気ない渡し方をするもんだから、さあ大変!青青はちょうど、香袋は「魔除け」だと聞いていたところ。自分は妖なのに、魔除けの香袋を贈るなんて、バカにしてるの!?と、すっかり誤解しちゃいます。
根に持った青青は、雪阡尋に酒の勝負を提案!もちろん、自分はこっそり桂花水(けいかすい)を飲んで、雪阡尋を酔いつぶしちゃいます。そして、酔いつぶれた雪阡尋の顔に…なんと鳥の落書き!子供っぽい仕返しが、また可愛いんですよね~。
翌朝、雪阡尋は青青と龍舟競漕を見に行こうとしますが、青青は顔の落書きがバレるのを恐れて必死で阻止!でも、雪阡尋は鏡で自分の顔を見てしまい…。怒られる!と焦る青青でしたが、雪阡尋は意外にも冷静。顔の落書きを消すと、「今度は俺がお前に化粧してやる」と提案!えぇーっ!?これは一体どういう展開!?雪阡尋の逆襲が始まるのか、それとも…?次回が待ちきれません!
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第12話の感想
第12話は、各キャラクターの関係性に大きな動きがあり、見応えがありました。尉遅龍炎(りゅうえん)が「玉池」として流蛍のそばにいることを決意し、悲しむ彼女に寄り添う姿には、二人の絆の深まりを感じました。彼の静かな愛情表現が印象的です。
一方、雪阡尋と青青のやり取りは今回も微笑ましく、雪阡尋の不器用な好意と青青の勘違いが生むコミカルな展開は、物語の良いアクセントでした。香袋の誤解や酔った雪阡尋への落書きは、二人の可愛らしさが際立つ場面です。シリアスな展開と軽快なシーンのバランスが良く、物語への興味が深まりました。
つづく