あらすじ
龍炎(りゅうえん)と阿瑜の関係がさらに深まる中、嫉妬や誤解、そして謎の二人の阿瑜が物語を大きく揺るがします。龍炎の恋心と阿瑜の勇気が光る一方で、不穏な展開が次回への期待を
雪阡尋(せつせんじん)は青青(せいせい) に化粧を施し共に龍舟を見物する。街では阿瑜(あゆ)が龍炎に助けられ、二人は城壁で花火を見る。龍炎は阿瑜の幼馴染の存在に嫉妬し、今後は自分とだけ来るよう約束させる。帰り道、龍炎は阿瑜に蛍の瓶を渡し、呼べば現れると伝える。龍炎は阿瑜に会うための準備をするが、雪阡尋に贈り物の助言を受けるも意見が合わない。一方、阿瑜は劉玉香(りゅうぎょくこう)と光頭(こうとう)の策略を見破り、自力で解決する。阿瑜は青青に龍の刺繍を習おうとし、青青は阿瑜の龍炎への想いを察する。また、青青は男性から贈られた香り袋の意味を知り動揺する。龍炎と雪阡尋はそれぞれ阿瑜と青青に会えない寂しさを酒で紛らわす。そんな中、龍隠池で龍炎の前に阿瑜が現れ慰めるが、そこへもう一人の阿瑜が現れ、互いを偽物だと主張する。
らませる第13話でした。ネタバレ
今回も龍炎(りゅうえん)様と流蛍(りゅうけい)って名前だけど)の恋模様から目が離せない展開だったわよ~!特に龍炎(りゅうえん)様の嫉妬深さがもう…可愛いのなんのって!早速、ドキドキの13話、一緒に振り返っていきましょ!
龍炎様のヤキモチが炸裂!阿瑜(あゆ)との甘くてちょっと強引なデート
まずは私たちの雪阡尋(せつせんじん)様!青青(せいせい) ちゃんにそれはそれは美しいお化粧を施してあげて、二人で仲良く龍舟を見物よ。この二人もなんだかんだ良い雰囲気よね~。
その頃、街では阿瑜ちゃんが健気に花売りをしてたんだけど、そこにイヤ~な光頭(こうとう)が絡んできたの!でも大丈夫、我らが龍炎様が颯爽と登場して助太刀!しかも阿瑜ちゃんのお花を買い占めちゃうなんて、スマートすぎるでしょ!
阿瑜ちゃん、ぼんやりとした記憶の中から、目の前の彼が昔自分を助けてくれた「玉池(ぎょくち)哥哥」だって気づくのよ!龍炎様もそれを認めて、二人で城壁に行って花火を見ることに。うーん、ロマンチック!
龍炎様は、昔の流蛍(りゅうけい)とのキラキラした日々を思い出して、思わず口元が緩んじゃうんだけど…ここで事件発生!阿瑜ちゃんが子供の頃に「智勇(ちゆう)」っていう男の子と城壁に刻んだ文字を見せちゃったもんだから、龍炎様の嫉妬スイッチがオン!こっそり智勇(ちゆう)の文字を消しちゃって、「これからは俺とだけここに来るんだぞ」だって!きゃー!強引だけど、愛されてるって感じがたまらないわよね!
帰り道には、龍炎様から阿瑜ちゃんへ蛍の入った瓶がプレゼント。「この蛍を放てば、俺がお前のそばへ行く」なんて…もう、少女漫画のワンシーンみたい!阿瑜ちゃんもすっかり龍炎様のことで頭がいっぱいになっちゃうのも無理ないわ。
恋する龍王様は大変!雪阡尋(せつせんじん)様のナイス(?)アドバイス
一方、龍炎様は阿瑜ちゃんに会うために、それはもう大変!どの服を着ていこうか、鏡の前であれこれ試着して悩んでる姿が可愛すぎ!そこへ現れたのが雪阡尋様。青青(せいせい) ちゃんを探しに来たみたいだけど、龍炎様の七変化(?)を目撃しちゃったのね。
「人間界の女子は贈り物に弱いぞ」なんてアドバイスをしちゃうんだけど、龍炎様が用意した大量のプレゼントはことごとく雪阡尋様にダメ出しされちゃうの(笑)。龍炎様、ちょっと拗ねて「雪阡尋は俺と阿瑜の仲が進展してるから嫉妬してるんだ!」なんて言っちゃうあたり、本当に恋する乙女…じゃなくて龍王様ね!
阿瑜ちゃん、大活躍!龍炎様の心配をよそに事件解決!
龍炎様は陰ながら阿瑜ちゃんのことを見守ってるんだけど、阿瑜ちゃんが劉玉香(りゅうぎょくこう)と光頭(こうとう)っていう、またまたイヤな奴らに絡まれてるのを見て、内心ハラハラ!でも、私たちの阿瑜ちゃんは強い!二人の嫌がらせを見事に自分自身で解決しちゃうのよ。
なんでも、孫婆婆(そんばば)の孫がお腹を壊したのは阿瑜ちゃんの魚のせいじゃなくて、巴豆(下剤みたいなものね)を間違って食べちゃったから。しかもそれは、光頭と劉玉香(りゅうぎょくこう)が賈大夫(か・たいふ)を買収して仕組んだワナだったの!阿瑜ちゃんがその嘘を見破って、孫婆婆(そんばば)の孫を助けたもんだから、街のみんなから大絶賛!劉玉香と光頭たちはコソコソ逃げていったわ。スカッとしたー!
乙女たちの恋バナと、男たちの寂しい夜
事件解決後、阿瑜ちゃんは青青ちゃんに刺繍を教えてもらおうとするんだけど、なんと「龍を刺繍したい」って言うの!青青ちゃんは「それって龍炎様のこと思ってるってことじゃん!」って大喜び。うんうん、そうだよね!
そこで阿瑜ちゃん、青青ちゃんの持ってる香り袋に気づくの。「男の人から女の人に香り袋を贈るのってどういう意味?」って青青ちゃんが聞くと、阿瑜ちゃんは「そりゃあ、好きってことだよ!」ってキッパリ。青青ちゃん、びっくりして「ありえない!」って大慌て。あらあら、雪阡尋様のこと、まんざらでもないんじゃないの~?
その頃、龍炎様はしょんぼり。阿瑜ちゃんが困った時に自分を呼んでくれなかったから、ちょっと、いや、かなりヘコんでるみたい。雪阡尋様も、一日中青青ちゃんを待ってたのに会えなくてガッカリ。傷心の男二人は、家で一緒にお酒を飲んで、お互いため息をつくのでした…。なんか、この二人も可愛いわね。
まさかの展開!現れた「もう一人の阿瑜」!?
龍隠池で、阿瑜ちゃんがなかなか自分を呼んでくれないことにヤケ酒をあおる龍炎様。もう、どんだけ好きなのよ~!って思ってたら、突然阿瑜ちゃんが現れて、龍炎様を優しく慰め始めるの。龍炎様が「え?なんでここに?」って驚いてると…なんと、そこへもう一人の阿瑜ちゃんが登場!
「「あんたが偽物よ!!」」
って、お互いを指さし合って…えええええ!?一体どういうこと!?どっちが本物の阿瑜ちゃんなの!?ここで13話は終わり!もう、気になりすぎて来週まで待てないんですけどー!
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第13話の感想
龍炎様の、阿瑜ちゃんへの独占欲からくるヤキモチが可愛らしくて、思わず笑みがこぼれました。一方で、阿瑜ちゃんが街の悪者を自力で懲らしめるシーンは爽快でしたね。雪阡尋様と青青ちゃんの、まだぎこちないけれどお互いを意識し始めている様子も、見ていて心が温まります。そして、ラストシーンで現れたもう一人の阿瑜。この予期せぬ展開には本当に驚かされました。一体何が起こっているのか、物語の謎が深まり、今後の展開から目が離せません。
つづく