あらすじ

傷心の龍炎(りゅうえん)を慰めようとした命格星君(めいかくせいくん) と雪阡尋(せつせんじん)が阿瑜(あゆ)に変身して騒動を起こす一方、本物の阿瑜は龍炎と星空の下で心を通わせ、二人の仲は急速に深まる。龍炎は阿瑜のために密かに刺繍を手伝うなど、優しさを見せる。その頃、雪阡尋は青青(せいせい) の法術封印を解こうとするが、龍炎が封印を強化していたことが判明し、二人は対立。大喧嘩の末、龍炎は雪阡尋に恋愛のアドバイスをする。そんな中、阿瑜は劉玉香(りゅうぎょくこう)の刺客に襲われるが、駆けつけた龍炎に救出される。しかし、阿瑜の体調不良は続いており、不穏な影が忍び寄る。

ネタバレ

まさかの偽物騒動!?龍炎(りゅうえん)様の前に現れた二人の「阿瑜」

物語は、傷心の龍炎(りゅうえん)様を心配した命格星君(めいかくせいくん) と雪阡尋(せつせんじん)が、なんと阿瑜の姿に変身して龍炎様の前に現れるっていう、ちょっと笑えるシーンからスタート。

「私が本物の阿瑜よ!」「いいえ、私こそ!」なんて言い争う二人の偽阿瑜(しかも中身はおじさんたちw)に、龍炎様もさすがに頭を抱えちゃうの。いやいや、その手があったか!って感じだけど、龍炎様を思う気持ちは本物なのよね。でも、結局バレて、お互いの作戦がダダ被りだったことに気づいた二人は、今度はお互いに「なんで真似するんだ!」って火花バチバチ!もう、この二人、面白すぎでしょ!

星空の下で急接近!龍炎と阿瑜の甘い時間

一方、本物の阿瑜は山で美しい星旋韻(せいせんいん)を見つけて、龍炎様にも見せたくて蛍を使って呼び出すの。

阿瑜に何かあったのかと慌てて駆けつけた龍炎様だったけど、そこにはキラキラ輝く星空と、無邪気な阿瑜の笑顔が。阿瑜が差し出す甘い栗を食べながら、龍炎様はふと、かつて愛した流蛍(りゅうけい)との記憶を思い出すのよね…切ない!

しかも、阿瑜ったら龍炎様の服のほつれを見つけて「脱いでください、縫ってあげます」だって!きゃー!そんなこと言われたらドキドキしちゃうじゃない!

この出来事をきっかけに、二人の距離はぐーっと縮まって、一緒に星空を見上げながら、龍炎様はそっと阿瑜の手を握るの。そして阿瑜は、龍炎様の肩に優しく寄り添って…。もう、見てるこっちが照れちゃうくらい甘酸っぱいシーンだったわ!

さらに、阿瑜は龍炎様のために龍の刺繍をしようとするんだけど、不器用で指を怪我しちゃうの。そこへそっと現れた龍炎様、なんと時間を止めて、魔法で刺繍を完成させちゃうっていう神業!阿瑜は自分が上手に刺繍できたと思い込んで大喜び。龍炎様の優しさ、プライスレス!

雪阡尋(せつせんじん)と青青(せいせい) のすれ違い、そして龍炎との間に走る亀裂!

その頃、人間界に滞在中の雪阡尋は、法術を封じられてお茶汲み係にされてる青青(せいせい) にご不満な様子。

「もう!私の法術返してよ!」っていう青青(せいせい) の願いを聞き入れて法術を返そうとするんだけど、なんと封印が何者かに強化されてて解けないの!しかも、その犯人は…まさかの龍炎様!

青青の封印期間を勝手に変更しちゃった龍炎様に、雪阡尋は激おこ!「お前がやったのか!」って問い詰めたら、龍炎様ったら「ああ、そうだ。彼女のこれからの99年間は俺が守る」なんて言うもんだから、雪阡尋の嫉妬心に火がついちゃって、二人は大喧嘩!親友同士だったはずなのに、どうなっちゃうの~!?

青青が龍炎様を訪ねてきたら、部屋の中では取っ組み合いの末に妙に近い距離で見つめ合ってる二人(笑)。気まずくなった青青は、そっとドアを閉めて「お二人でどうぞ…」って。いやいや、誤解ですって!

結局、大怪我した二人はお互いに薬を塗り合うことになるんだけど、龍炎様は自分の治療が終わったらさっさと龍隠天池(りゅういんてんち)に湯治に行っちゃって、雪阡尋を放置プレイ!ひどい!(笑)

でも、龍隠天池で二人きりになったとき、龍炎様は雪阡尋に「閣主としてじゃなく、一人の男として青青と向き合え」って恋愛指南。なんだかんだ言っても、やっぱり親友なのよね。

阿瑜に迫る魔の手!龍炎は愛する人を守れるのか?

そんな中、阿瑜に恨みを持つ劉玉香(りゅうぎょくこう)が、光頭(こうとう)っていう手下に阿瑜の暗殺を命令!

林で花を摘んでいた阿瑜は、最近よく感じる頭痛に悩まされながら、光頭に襲われて誘拐されちゃうの!

馬車の中で意識を取り戻した阿瑜は、蛍で龍炎様に助けを求めようとするんだけど、また気絶させられて…。でも、光頭が興味本位で蛍の瓶を開けちゃったもんだから、龍炎様、颯爽と登場!

愛する阿瑜を傷つけられて怒り心頭の龍炎様は、光頭をバッチリ懲らしめて、弱っている阿瑜を優しく抱きかかえて部屋へ。阿瑜は龍炎様に助けられて一安心するんだけど、最近ずっと体調が優れないのが気になるところ…。これって、もしかして何かの伏線…!?

『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第14話の感想

第14話は、龍炎と阿瑜の関係が大きく進展した一方で、雪阡尋との友情に新たな火種が生まれたりと、登場人物たちの感情が複雑に交錯する見応えのある回でした。特に、龍炎が阿瑜に優しさを見せつつも、心のどこかで流蛍(りゅうけい)の面影を追っているような描写は、物語に深みを与えています。また、命格星君(めいかくせいくん) と雪阡尋のコミカルなやり取りは、シリアスな展開の中での良いアクセントになっていました。青青を巡る龍炎と雪阡尋の対立や、阿瑜に忍び寄る危機、そして彼女の謎の体調不良など、今後の展開から目が離せない要素が散りばめられており、それぞれのキャラクターが抱える問題がどのように解決されていくのか、非常に興味深いです。

つづく