あらすじ
崖から落ちた流蛍(りゅうけい)を龍炎が救い、山洞で介抱する。龍炎は正体を隠そうとするが、流蛍(りゅうけい)は彼が自分の知る龍王ではないかと疑い始める。天界では雪阡尋(せつせんじん)が青青(せいせい) への変わらぬ愛を誓う。一方、宮廷では流蛍を陥れようとする陰謀が動き出す。崖下で49日が過ぎ、法力を取り戻した龍炎は美しい蛍の光で流蛍を慰める。二人は龍炎の力で崖から脱出し、陸征(りくせい)たちと再会。南昭軍も降伏し祝宴が開かれるが、酔った流蛍は寝言で龍炎(りゅうえん)への想いを口にするのだった。
ネタバレ
崖の下の二人、深まる絆と龍王の秘密
まず、崖から落ちた流蛍(人間界では塵月:じんげつと呼ばれてるわね!)を、龍炎(りゅうえん)が間一髪でキャッチ!さすが龍王様、愛する人のためなら火の中水の中、いや崖の中だって行っちゃうのよ!山洞で気を失った流蛍(りゅうけい)を甲斐甲斐しく介抱する龍炎(りゅうえん)。自分の傷は後回しで、まずは流蛍(りゅうけい)の治療を優先するなんて、もう健気すぎて涙が出ちゃう…。
目が覚めた流蛍は、腕の傷がすっかり治っていることにびっくり!そこに龍炎が現れて、「いや~、敵に追われて僕も落ちちゃったんだけど、運良く木の枝に引っかかって助かったんだよね~」なんて、しれっと嘘ついちゃって!もう、このツンデレ龍王ったら!でも、流蛍は龍炎がくれた果物を美味しそうに食べるの。この二人、言葉にしなくても通じ合ってる感じがたまらないわよね!
天界では雪阡尋(せつせんじん)の愛が試される!?
一方、天界では命格星君(めいかくせいくん) が雪阡尋(せつせんじん)に釘を刺してたわね。「龍炎が人間界にいるのは、流蛍ちゃんを少しでも長く見ていたいからでしょ?」って、お見通しなのよ。でもね、命格星君(めいかくせいくん) は雪阡尋(せつせんじん)にも忠告するの。「仙人と妖魔じゃ道が違うし、青青(せいせい) ちゃんは怠け者だから仙人になるのは難しいかもね。寿命だって全然違うし、ずっと一緒にはいられないかもよ?」って。
それを聞いた雪阡尋、どうすると思う?なんと、「青青(せいせい) が昇仙する時、僕が天罰から守る!額の流星痕なんて気にしない!」って、男前すぎる決意表明!雪阡尋様の愛、深すぎるわ…!
龍炎の正体に気づき始める流蛍
崖の下では、龍炎の法力がなかなか回復しないみたい。流蛍は「あなた、崖から遠くにいたのに、私を助けるために飛び降りたんじゃないの?」って、核心に迫る質問!龍炎は「君を守るのは僕の役目だから」なんてごまかしつつ、「君を僕の従妹と見間違えちゃってさ」って苦しい言い訳!もう、素直じゃないんだから!
でもね、流蛍も夢の中で自分を守ってくれる「お兄ちゃん」のことを思い出すの。龍炎は、流蛍が陸征(りくせい)のことを「征お兄様」って呼んでたから、てっきり陸征のことだと思ってまたまた嫉妬!この焼きもち焼きな龍王様、可愛すぎでしょ!
青青(せいせい) の悩みと雪阡尋の優しさ
その頃、青青は額の流星痕が消えないって落ち込んでたわ。そこに現れた雪阡尋様!「僕が毎日、桃花の化粧をしてあげるよ」ですって!きゃー!そして、「早く昇仙できるように修練頑張ってね」って秘伝書まで渡しちゃうの。でも、修練嫌いの青青ちゃん、本をポイッ!雪阡尋様、前途多難ね…(笑)。
宮廷の黒い陰謀と小珒(しょうしん)の心配
不穏な動きもあってよ。寒熙雲(かんきうん)ってヤツが蕊妃(ずいひ)に、「塵月(じんげつ)が崖から落ちたから、皇上に言って死因を調査させて、ついでに反逆者の汚名も着せちゃおうぜ!」なんて悪だくみ。それを小珒(しょうしん)が聞いちゃって、流蛍のことをすっごく心配してたわ。
崖の下での49日間、そして蛍の奇跡
崖の下で道を探す二人。流蛍は、龍炎が言ってた「木の枝に助けられた」って話、どうも信じられないみたい。だって、崖はツルツルで草木もほとんどないし、前の戦いで自分だけ矢が当たらなかったことも思い出して、「やっぱりあなたが私の龍王様なんでしょ!」って確信に近づいていくの。でも龍炎は法力が戻らないから、木の枝を幻術で出すこともできないのよね…。
そうこうしてるうちに、なんと崖の下で49日も経過!龍炎の法力もようやく回復!眠っている流蛍が、亡くなった仲間たちの夢を見て涙を流していると…龍炎がそっと蛍を呼び寄せて、崖の下に満天の蛍を舞わせるの!「君の笑顔が見たいんだ」って、もうロマンチックが止まらない!このシーン、美しすぎて息をのんだわ!
地上では偽装作戦と郭大人の登場
地上では、流蛍(りゅうけい)がいない間に、陸征たちが青青に流蛍の鎧を着せて偽装作戦を決行!早く南昭軍を倒して流蛍を探し出さなきゃ!そんな中、皇上から郭大人(かくだいじん)っていう秘使がやってくるんだけど、この人がまた厄介!「塵月は敵前逃亡したに違いない!」なんて決めつけてくるの。カッとなった青青、なんと郭大人を気絶させちゃった!趙叔(ちょうしゅく)が先祖代々の「忘憂散」で記憶を消そうとするんだけど…大丈夫かしら?
ついに崖から脱出!そして勝利の祝宴!
龍炎が蔓を幻術で出して、二人で崖を登り始めるの。途中で流蛍の蔓が切れちゃうんだけど、龍炎がまたまたスーパーキャッチ!もう、流蛍も「この人が私の龍王様だわ!」って確信した瞬間よね!
崖の上に戻ると、陸征たちと感動の再会!しかも、南昭軍が降伏してきたっていう朗報まで!封家軍は勝利に湧き、流蛍はみんなのために祝宴を開くの。良かったわね~!
酔った流蛍の無意識の告白…!?
祝宴でついつい飲みすぎちゃった流蛍。千鳥足で龍炎を探してるんだけど、龍炎は酔って眠っちゃった流蛍をそっと抱きかかえて部屋へ。そして…眠っている流蛍が「玉池(ぎょくち)お兄様…行かないで…」って、龍炎の手をぎゅっと握るのよ!きゃー!これって無意識の告白じゃない!?龍炎、どうするのー!?
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第25話の感想
第25話は、龍炎の流蛍への深い愛情がひしひしと伝わってくる回でした。崖下での献身的な看病や、正体を隠しながらも流蛍を守ろうとする姿には心打たれます。特に、法力が戻らない中で流蛍を励まそうと蛍を舞わせるシーンは、映像美も相まって非常に印象的でした。
一方で、流蛍が龍炎の正体に徐々に気づいていく様子や、夢の中の「玉池お兄様」への想いが龍炎に向けられていることが示唆されるラストシーンは、今後の二人の関係に大きな期待を抱かせます。雪阡尋と青青の絆の深まりや、宮廷内の不穏な動きなど、他のキャラクターたちの物語も着実に進んでおり、物語全体の奥行きを感じさせました。それぞれのキャラクターが抱える想いや試練が丁寧に描かれており、見応えのある一話だったと思います。
つづく