あらすじ
復讐のため虎啸谷に赴いた小珒(しょうしん)は、父の死の真相を知り寒熙雲(かんきうん)を殺害するが、自身も命を落とす。一方、尘月(ちりづき)は龍炎(りゅうえん)との距離を少しずつ縮め、雪阡尋(せつせんじん)と青青(せいせい) の絆がさらに深まる。復讐劇の幕が下りたことで物語は新たな展開を迎える。
龍炎は毒に侵された小珒を救い、塵月(じんげつ)は龍炎に守られる理由を問うがはぐらかされる。夢の中で塵月は龍炎と口づけを交わす。一方、小珒は虎嘯谷で父・珒戈(きんか)の死の真相を知り、父の仇が寒熙雲であったことを突き止める。青青は雪阡尋(せつせんじん)のために自らの羽を抜いて薬を得ようとするが、雪阡尋に気づかれ、二人の絆はより深まる。ついに小珒は寒熙雲を討ち取り復讐を遂げるが、自らも命を落とす。塵月は小珒の死と彼女が得た自由を悟り、悲しみと安堵の入り混じる想いを抱くのだった。
ネタバレ
まずね、小珒(しょうしん)が毒にやられちゃったんだけど、そこに颯爽と現れたのが我らが龍炎(りゅうえん)様!小珒(しょうしん)を助ける龍炎様を見た青青(せいせい) ちゃん、「やっぱり龍炎様は塵月(じんげつ)様だけに優しいのね…」って、しみじみ。うんうん、分かるよその気持ち!龍炎様、小珒(しょうしん)の毒を解いてあげて、その後、塵月と小珒は月明かりの下で語り合うの。小珒は自分の罪を悔いてるんだけど、塵月は「あなたは騙されてただけよ、私がいるから大丈夫」って優しく慰めるんだ。この二人の友情、尊いよね…。
でね、塵月も戦いで手を怪我しちゃってて、龍炎様が手当てしてくれるんだけど、そこで塵月が「どうして私をずっと守ってくれるの?」って聞くのよ!きゃー!核心に迫る質問!でも龍炎様ったら、そこはヒミツって感じで教えてくれないの。もう、じれったいんだから!仕方ないから塵月、「花火を見に城壁へ行こう」って誘うんだけど、夜も遅いからって断られちゃって。代わりに「私が眠るまでそばにいて」だって!か、可愛いお願いすぎる!
そしてそして、夢の中のシーンがもう最高なの!塵月は龍炎様と一緒に城壁の上で満開の花火を見てるの。舞い散る花びら、きらめく光…そして、塵月ったら大胆にも龍炎様にキス!龍炎様もその温もりを求めるように、塵月を強く抱きしめてキスを返すのよ!きゃー!夢だけど、見てるこっちがドキドキしちゃった!でもね、目が覚めた塵月、夢の内容はすっかり忘れちゃってて、「なんだか良い夢を見た気がする」だけなんだって。もどかしい~!
一方、あの憎き寒熙雲(かんきうん)は、安命丸の副作用で曼洛香っていうのに苦しんでて、一旦自分の国・東羅に帰ることに。でも、ただじゃ帰らないのがこの男。後でしっかり調べるつもりみたい。
そして、物語は小珒の衝撃的な過去へ…。塵月から地図をもらった小珒は、虎嘯谷(こしょうこく)へ向かうの。そこは7年前に宝物を巡って四国が争った場所。小珒は、そこでなんと自分のお父さん・珒戈(きんか)の遺骨と、衝撃的な内容の遺書を見つけちゃうの!
お父さんの遺書にはね、宝探しに来たんだけど、寒熙雲が封家軍になりすまして仲間を皆殺しにしたこと、宝物を奪われたこと、そして小珒を守るために隠れて傷が癒えず亡くなったことが書かれてたの…。つまり、7年間、小珒はずっと父親の仇である寒熙雲のために働いてたってこと!うわーん、小珒の気持ちを考えると、胸が張り裂けそうだよ!もちろん、小珒は寒熙雲への復讐を誓うの。
その頃、青青(せいせい) ちゃんは雪阡尋(せつせんじん)様を献身的に看病してるんだけど、この前の雪阡尋(せつせんじん)様の愛の告白を思い出しちゃって、ドキマギしてなかなか直視できないの。可愛いなぁ、もう!雪阡尋(せつせんじん)様の具合が日に日に良くなってきて青青(せいせい) ちゃんも一安心なんだけど、薬が切れちゃった!そこで青青ちゃん、またあの激痛に耐えて自分の羽を抜いて薬を手に入れようとするの…。健気すぎるよ、青青ちゃん!
でもね、そこに雪阡尋様がやってきて、青青ちゃんの異変に気づくの!「どうしたんだ?」って問い詰めて、ついに青青ちゃんが自分の羽を抜いて薬を用意してたことを知っちゃうの!雪阡尋様、もう青青ちゃんが愛おしくてたまらないって感じで、ギュッと抱きしめて「もう二度と自分を傷つけるな」って…。そして青青ちゃんも雪阡尋様にしっかり応えて、二人は熱く抱きし合うの!やったー!ついに想いが通じ合ったね!こっちまで胸キュンが止まらないよ!
そして、ついに復讐の時が…。曼洛香で苦しむ寒熙雲の前に、小珒が現れるの。そして、自らの手で寒熙雲をグサリ!父の仇を討った小珒だけど、その直後、寒熙雲の手下に刺されちゃうの…。でも、小珒は最後の力を振り絞って、その手下と相打ちに…。とうとうやり遂げたんだね、小珒。心残りは、もう一度塵月に会えなかったことだろうけど、これでやっと自由になれたんだよね…。うっ…涙が…。
将軍府では、塵月が東羅の太子(つまり寒熙雲ね)が暗殺されたって知らせを聞いて現場に駆けつけるの。でも、そこには誰もいなくて、隅っこに小珒が残したスマイルマークが…。それを見た塵月は、小珒がもう逝ってしまったこと、そして彼女がやっと自由になれたことを悟るの。悲しいけど、どこかホッとしたような、複雑な表情の塵月が印象的だったな…。
いやー、今回も濃密なエピソードだったね!小珒の悲しい運命と復讐、そして青青と雪阡尋様の愛の進展、塵月と龍炎様のじれったい関係…もう全部が見どころ!
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第27話の感想
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第27話は、登場人物たちの運命が大きく動いた回でした。特に小珒の物語は胸が締め付けられる展開でした。長年信じてきた人物が実は父の仇だったという事実はあまりにも過酷で、彼女の復讐の結末には言葉を失います。しかし、それと同時に彼女がようやく苦しみから解放されたのだと思うと、複雑な気持ちになりました。
一方で、青青と雪阡尋の関係には心温まるものがありました。青青の献身的な愛と、それに応える雪阡尋の優しさが印象的です。二人の絆が深まる様子は、見ていて微笑ましいものがありました。
つづく