あらすじ
青青(せいせい) のために流星痕を消そうと苦しむ雪阡尋(せつせんじん)。しかし彼女はその愛を受け入れ、二人の絆が深まる。一方、封尘月(ちりづき)は戦場で活躍しながらも、龍炎(りゅうえん)との関係を模索する。真実を隠し続ける龍炎と、それを信じて待つ尘月。過去と現在、そして未来を超えて紡がれる二人の愛が、ついに一つの形を迎える感動のエピソードです。
雪阡尋(せつせんじん)は愛する青青のために自らを犠牲にしようとしますが、青青の深い愛によってその危機を乗り越え、二人の絆はさらに強固なものとなります。一方、人間界では戦乱が再燃し、封塵月(ほうじんげつ)は再び戦場へ。彼女は龍炎への想いを募らせ、龍炎もまた正体を隠しながら塵月を陰から守り続けます。そしてついに、塵月はこの世の生を終える間際に前二世の記憶を取り戻し、龍炎も自らが龍王であることを告白。三世にわたる永い愛が成就し、二人は龍隠天池で星々を証人に永遠の愛を誓い、結婚するのでした。羅酆閣(らほうかく)では青青と雪阡尋も二人の門出を心から祝福します。
ネタバレ
まず冒頭から、雪阡尋(せつせんじん)がもう、愛が深すぎて…!? 愛する青青(せいせい) の額にある流星痕を消すため、なんと自分の体の一部とも言える「浮生琵琶」の弦を抜いてほしいって龍炎(りゅうえん)に頼むんですよ!弦を抜くなんて、自分の筋を引き抜かれるような激痛が伴うっていうのに…!雪阡尋(せつせんじん)の覚悟、凄まじすぎます!龍炎もさすがに躊躇するんですが、雪阡尋の決意は固い…。
でもね、そこへ青青(せいせい) が駆けつけて、「やめて!」って止めるんです!「たかが流星痕ひとつが、あなたと比べられるわけないじゃない!」って…。うわぁぁん、青青、なんて健気で強いの!? 雪阡尋を想う気持ちが痛いほど伝わってきて、もう涙腺崩壊ですよ。この二人、お互いを想い合う気持ちがどんどん深まっていくのが、本当に見ていて胸が熱くなりますよね。龍炎も、二人の愛の深さを前にして、そっと姿を消すしかありませんでした。
一方、人間界では波乱の予感…。東羅国で太子が急死し、なんと二皇子が即位!こいつがまた好戦的で、風都との停戦協定を破って戦争を仕掛けようとするんです!? そんな中、我らがヒロイン、封塵月(ほうじんげつ)は「私が参ります!」と、果敢にも再び戦場へ!もう、かっこよすぎでしょ、塵月姉さん!✨ 宮廷では、刑部の郭大人(かくだいじん)と寒熙雲(かんきうん)の密書が明るみに出て、郭大人は官職を剥奪され流罪に…。権力争いも絡んできて、目が離せません!
塵月が率いる封家軍は向かうところ敵なし!そして、龍炎との時間も増えていくんですが…龍炎ったら、まだ自分が龍王だって認めないんですよ!もう、じれったいったらありゃしない!? でも、塵月はもう確信してるんですよね。「あなたが龍王様なんでしょ?」って。「いつか絶対にあなたの口から認めさせてみせるわ!」その強い眼差し、たまりません!
そこへ、新たな恋の風が…!?陸征(りくせい)という人物が監軍使として軍営にやってくるんですが、この人、明らかに塵月のことが好きみたい!? 辺境の厳しい環境なのに、わざわざ志願してくるなんて、もう愛以外の何物でもないでしょ!でも、塵月はきっぱりと「ごめんなさい、私には心に決めた人がいるの。陸征さんのことは、お兄さんのようにしか思えないわ」と伝えるんです。そうよね、塵月の心はもう龍炎だけのものだもんね!陸征さん、切ないけど、塵月の潔さもまた素敵!
そして、夜の崖でのシーンがまた…泣けるんです?
塵月が崖っぷちで「龍王様ー!」って叫ぶと、龍炎はすぐそばにいるのに、姿を現せない…。ただただ塵月が無事で、幸せでいてくれることを願いながら、影から見守るしかないなんて…。うぅ、龍炎の気持ちを考えると、胸が締め付けられます!? でもね、塵月ももう分かってるんです。龍炎には何か言えない事情があるんだろうって。だから無理強いはしない。「ずっとそばにいてくれれば、それでいいの」と。そして「いつかきっと、全てを話してくれる日が来る」と信じているんです。なんて強い信頼関係なの!✨
そして、ついに、ついにその時が訪れます…!
塵月がこの世での生を終える瞬間、なんと前二世の記憶が蘇るんです! そして、龍炎もやっと…やっと「私が龍王だ」と認めるんですよー!長かった!本当に長かったですよね!?やっと、やっと二人は真の意味で結ばれる時が来たんです!?
抱き合う二人…からの、羅酆閣(らほうかく)へ。そこで、青青と雪阡尋が普通の人間ではなかったことも判明!雪阡尋からは「今度こそ八淚飲をこぼしてはダメだよ!」と釘を刺されるんですが、龍炎は「大丈夫、君がどんな姿に生まれ変わっても、必ず君を見つけ出して結婚する」と塵月を安心させるんです。もう、龍炎の愛の深さ、底なし沼ですよ!?
でも、塵月は「来世までなんて待てないわ!」って。さすが、自由奔放で情熱的な塵月!記憶が戻った今、この瞬間がいいんですよね!龍炎の手を引いて「結婚しましょ!」って走り出す姿、可愛すぎます!?
そして、クライマックスは息をのむほど美しい結婚のシーン!
龍隠天池で、龍炎は流蛍(りゅうけい)と阿瑜(あゆ)の悲しい愛の物語を塵月に語ります。流蛍(りゅうけい)も、阿瑜も、そして今の塵月も、龍炎はずっとそばを離れず、命をかけて守り続けてきたんですよね…。その一途で深い愛に、塵月は龍炎を強く抱きしめ、そしてキス…!?きゃー!もう、見てるこっちが照れちゃいます!?
結婚式は、親族も友人も招かず、華美な儀式もない、二人だけのもの。でも、それがまたいいんです!龍炎は「この天池を婚約の贈り物とし、天に輝く星々を証人とする。塵月、私と結婚してくれるか?」とプロポーズ!✨ そこへ青青も駆けつけ、二人の結婚を心から喜び、「結婚には誓いの品と赤い婚礼衣装がなくっちゃね!」と、嫁衣を準備してくれることに。もう、感動と幸せが溢れて止まりません!
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第28話の感想
『龍王の恋 永遠なる誓い』第28話、心揺さぶられる展開でしたね。雪阡尋と青青の互いを深く想い合う姿には、胸が熱くなりました。特に、青青が雪阡尋を身を挺して守ろうとする場面は、二人の絆の強さを象徴しているようでした。
そして何と言っても、龍炎と塵月の三世にわたる愛が遂に結実した瞬間は、言葉にできないほどの感動がありました。龍炎が塵月に真実を告げ、二人が晴れて結ばれるシーンは、これまでの苦難を思うと感慨深く、美しい龍隠天池での誓いは、まさに圧巻でした。登場人物たちの長年の想いが成就していく様子は、観ているこちらの心も温かく満たしてくれました。物語が大きく動き、それぞれの愛の形が示された重要な回だったと感じます。
つづく