あらすじ

雪阡尋(せつせんじん)の記憶に浮かぶ青い影、龍炎(りゅうえん)と流蛍(りゅうけい)の距離が急接近したロマンチックな夜、そして青青(せいせい) の額に宿る謎めいた「流星痕」。第5話では、キャラクターたちの心の動きと隠された秘密が徐々に明らかになりつつあります。それぞれの愛と運命が交錯する中、物語はますます目が離せない展開に。果たして、この先に待つ真実

羅酆閣(らほうかく)では、青青が雪阡尋の寝顔を見つめ、雪阡尋は青青の接近に不思議な感覚を覚える。一方、龍炎は流蛍への恋心を自覚し、流蛍もまた龍炎に心惹かれ始める。龍炎は流蛍の気を引こうと、彼女の苦手な菓子を食べたり、手作りの紙龍を贈ったりする。さらに、流蛍を落英谷(らくえいこく)へ連れて行き、満天の蛍を見せて彼女を喜ばせる。夜には龍の姿で流蛍と共に空を飛び、彼女を守ることを誓う。

とは?

ネタバレ

今回は、不器用だけど真っ直ぐな龍炎(りゅうえん)の恋が加速しちゃって、見てるこっちが赤面ものの連続! そして、我らがツンデレ仙人、雪阡尋(せつせんじん)様の意外な一面にもノックアウト寸前! さっそく、萌えと涙と笑いが大渋滞だった第5話を、熱量高めに語っちゃうよ!

龍炎(りゅうえん)、恋を自覚!ドリアンパイも辞さない男気(と、ちょっとした嫉妬?)

まずは、私たちの愛すべき龍王・龍炎と、天真爛漫な流蛍(りゅうけい)のカップルから! もうね、龍炎が自分の気持ちに気づいちゃってからの暴走っぷりが可愛いのなんのって! 流蛍(りゅうけい)のそばにいると心臓がバクバクしちゃって、もう完全に恋する乙女(いや、龍王だけど)状態! 流蛍もドキドキしてるんだけど、まだ素直になれない感じが、またじれったくてイイ!

宿屋での食事シーン、ここ、テストに出ますよー! 流蛍が苦手なドリアンパイが出てきちゃったんだけど、龍炎、普段は絶対食べないくせに、流蛍が欲しがってた折り紙のためならって、男気見せて全部平らげちゃうの! え、かっこよすぎない? しかも、その後、流蛍のために手作りの紙龍までプレゼント! しかも、その紙龍、ただの紙じゃなくて、まるで生きてるみたいに動く特注品! 「これはお前だけのものだ」って…プロポーズですか!? もう、流蛍じゃなくてもメロメロになっちゃうって!

そして夜、森で野宿する二人。流蛍が助けた子猫ちゃんが森に帰っていくのを見送るシーンも良かったなぁ。無理強いしない優しさ、大事よね。そんな中、龍炎が流蛍に「ずっとそばにいる」って、もう事実上の告白! さらに、以前「以身相許(この身を捧げる)」って約束しちゃったもんだから、流蛍を落英谷(らくえいこく)に連れて行って、愛の証を贈ろうとするんだけど…流蛍は「恩返しなんていらない」って、ちょっとツンな態度。

でもね、龍炎、ここで諦めない! 流蛍が何を欲しがってるかわからないからって、なんと空いっぱいの蛍をプレゼント! そう、「流蛍(りゅうけい)」っていう彼女の名前にかけてるの! ロマンチックがすぎるだろー! これには流蛍もニッコリ。そりゃそうだよね、こんな素敵なサプライズされたら、心持ってかれちゃうって!

そして極めつけは、夜、眠れない流蛍が龍炎のこと考えてドキドキしてたら、龍炎も流蛍との結婚(!)を考えてソワソワ。流蛍が大切にしてる龍王の物語本を龍炎が落としちゃったんだけど、その本の中の龍王みたいに、龍炎が龍の姿になって流蛍を乗せて空を飛ぶの! 「物語の龍王が愛する人を守るように、俺もずっとお前を守る」って…もう、言葉はいらない。最高かよ!

雪阡尋(せつせんじん)の不器用な優しさと、青青(せいせい) の秘めた想い

一方、羅酆閣(らほうかく)では、雪阡尋様と青青(せいせい) の間に、なにやら甘酸っぱいような、切ないような空気が漂いまくり!

青青、眠ってる(フリしてる)雪阡尋様の美しいお顔をじーっと見つめちゃったりして、もう完全に恋する乙女モード。雪阡尋様も、青青が近づくと、なぜか青い影の記憶がチラつくみたいで…この二人、絶対何かあるよね!?

そんな中、青青は蟠桃会(ばんとうえ:神様たちのパーティーみたいなもの)のために、額の流星痕(りゅうせいこん:生まれつきのアザみたいなもの)を隠そうと、お化粧にチャレンジ! 氷星(ひょうせい)の部屋で桃花メイクをしようとしてたら、そこにタイミングよく(?)雪阡尋様が登場! しかも、「俺が化粧してやろう」って! え、まじで!?

期待に胸を膨らませる青青。…だったのに! 雪阡尋様ったら、青青のコンプレックスである流星痕を、わざとデカデカと描いちゃったの! ひどい! さすがの青青もショックで、雪阡尋様を部屋から追い出しちゃうんだけど…。

でも、ここで終わらないのが雪阡尋様! 青青が悲しんでるのを見捨てられなくて、こっそり部屋に戻って、今度はちゃーんと綺麗にメイクし直してあげるの! しかも、雪阡尋様、手先が器用すぎ! あの悩みのタネだった流星痕が、あっという間に美しい模様に大変身! この時の二人、お互いに「あれ?なんかこの感じ、知ってる…?」みたいな、デジャヴを感じてるっぽくて、もうドキドキが止まらない! 雪阡尋様、青青の流星痕を消してあげようとまで思うんだけど、ただの小妖のはずの青青の魂に、なんでそんなものが刻まれてるのか、彼にもわからないみたいで…。謎は深まるばかり!

でも、甘い時間も束の間。青青、やっぱり羅酆閣(らほうかく)の侍女でいるのは嫌みたいで、こっそり逃げ出そうとするんだけど、あっさり雪阡尋様に見つかって連れ戻されちゃう。うーん、この二人の関係も、一筋縄ではいかなさそうだね!

『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第5話感想

『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第5話、見終わった後のこの胸の高鳴り、どうしてくれるのー!って感じでしたね。龍炎の流蛍に対する一途なアプローチが、もう可愛くて可愛くて。ドリアンパイのくだりや、手作りの紙龍、そして満天の蛍のプレゼントなんて、ロマンチックすぎて言葉を失いました。流蛍も戸惑いながら、確実に龍炎に惹かれていってるのが伝わってきて、ニヤニヤが止まりません!

そして、雪阡尋様! いつもはクールなのに、青青に見せる不器用な優しさには、完全に心を掴まれました。流星痕を隠すためのお化粧シーン、一度は意地悪しちゃうけど、結局は綺麗に仕上げてあげるなんて、もうツンデレの極み! 青青の切ない想いと、雪阡尋様の謎めいた過去も気になって、物語から目が離せません。二組の恋模様がそれぞれ深まってきて、今後の展開がどうなるのか、本当に気になります。

つづく