あらすじ

花芷(かし)は李貴(りき)に強引に説得され、再び護衛として戻ることに。一方、沈家では沈淇(しんき)が家との決別を図る中、偶然花芷と関わり、顧晏惜(こあんせき)の嫉妬を呼ぶ。柏礼(はくれい)の出生の秘密が明らかになり、秦姨娘(しんいじょう)の犠牲が家族に波紋を広げる。そして、花芷は花家の未来のために族学を設立しようと奮闘するが、試練は続く。顧晏惜との距離も少しずつ縮まり始め、物語は次なる展開へ――。

花家に護衛として李貴が戻り、秦姨娘は二夫人(にふじん)の近くへ引っ越すが、関係は険悪。顧晏惜は花芷に袖箭を贈り、芍薬(しゃくやく)は二人を近づけようとする。家出した沈淇と花芷が再会し、顧晏惜は嫉妬。花芷は沈淇を援助する。柏礼は秦姨娘を拒絶し、柏林(はくりん)と共に学校でのいじめを理由に逃学。二夫人と衝突した柏礼は家出し池に落ちるが、秦姨娘に助けられる。その際、秦姨娘は柏礼を「私の息子」と呼び、二夫人に打たれる。高熱の秦姨娘を見て、花琴(かきん)は柏礼に秦姨娘が実母だと告げる。花芷は秦姨娘を月秀小館で働かせることで事態を収拾。花芷は族学設立を決意するが教師探しは難航。顧晏惜は花芷に芍薬の布選びを手伝わせ、偶然にもお揃いの服を互いに贈ることになり、二人の距離は縮まる。

ネタバレ

今回も目が離せない展開だったね!花家の面々が新しい生活に少しずつ慣れてきたかと思いきや、次から次へと問題発生!そして、花芷(かし)と顧晏惜(こあんせき)の関係にもドキドキしちゃう変化が…!?早速、詳しく見ていこー!

まさかの復帰と女たちの火花

まずビックリしたのは、あの李貴(りき)が護衛として花家に戻ってきたこと!なんだかんだ言って、やっぱり花家が心配なのかな?でも、そのやり方がちょっと強引で、花芷(かし)も断り切れなかったみたい。まぁ、男手が少ない花家にとっては、結果オーライ…なのかな?

一方、屋敷の中では女たちの静かな戦いが勃発!秦姨娘(しんいじょう)がね、どうしても夏金娥(かきんが)の隣の部屋が嫌で、二夫人(にふじん)の近くに住みたいって言い出したの。最初は「なんでそんなに?」って思ったけど、花芷が意外にもあっさりOK。でも、これがまた新たな火種を生むんだよねぇ…。二夫人(にふじん)は秦姨娘(しんいじょう)が隣に来た途端、ピシャッと窓を閉めちゃうし、女のプライドって怖い!

晏惜からの贈り物と、芍薬(しゃくやく)のナイスアシスト?

そんな中、我らが顧晏惜(こあんせき)様が登場!花家が都に戻ってきたって聞いて、何か思うところがあったみたい。そして、花芷に引っ越祝いとして「袖箭(しゅうせん)」っていう、隠し持てる小さな矢をプレゼント!これって、「自分の身は自分で守れ」っていうメッセージなのかな?それとも…?

妹の芍薬(しゃくやく)ちゃんは、お兄ちゃんと花芷の雰囲気を察してか、ナイスアシストを連発!二人の時間を作ろうと頑張る姿が健気で可愛いんだよね。大夫人は、そんな顧晏惜の花芷に対する特別な態度に、何かを感じ取ってるみたい。さすが、年の功!

沈淇(しんき)との再会、そして晏惜のヤキモチ!?

そしてそして!花芷の元許嫁、沈淇(しんき)がまさかの家出!おじいさんとお父さんに無理やり憲王に取り入るための手紙を書かされそうになって、嫌気がさしちゃったみたい。「自分の力で科挙を目指す!」って、清々しいけど、大丈夫かなぁ。

そんな沈淇が荷物を運んでる途中で、偶然にも商品を売っていた花芷とバッタリ!花芷が手伝おうとしたら、どこからともなく現れた顧晏惜が、明らかにヤキモチ焼いてるの!花芷の手からサッと荷物を取り上げて、一緒に沈淇の住まいまで送っていくんだけど、その間の空気感がもう…!花芷は沈淇の粗末な住まいを見て、いろいろと援助品を送ってあげるんだけど、晏惜の心中は穏やかじゃなかっただろうねぇ。

柏礼(はくれい)の苦悩と、秦姨娘の衝撃告白!

花家の子供たちも、いろいろと大変。柏礼(はくれい)は、自分の部屋でこそこそしてる秦姨娘を見つけて問い詰めたら、筆を届けに来たって言うんだけど、柏礼はそれを拒絶して筆を捨てちゃうの。うーん、この二人、何かありそう…。

さらに、柏林(はくりん)と柏礼が学校をサボっちゃう事件が発生!理由を聞けば、罪人の子供として周りから馬鹿にされて、先生も見て見ぬふり。おまけに「いくら勉強しても科挙は無理だ」なんて言われたら、そりゃあやる気もなくなるよね…。二夫人は柏礼に期待してるから、この逃学に大激怒!大喧嘩の末、柏礼は家を飛び出しちゃった!

夜になって、みんなで柏礼を探してたら、なんと池に落ちてる柏礼を秦姨娘が発見!必死で助け出したんだけど、ずぶ濡れの柏礼を見て、思わず「私の息子…!」って口走っちゃうの!それを聞いた二夫人は、カッとなって秦姨娘を平手打ち!えええええ!?どういうこと!?

明かされる真実と、花芷の決断

秦姨娘は高熱でうなされながら「私の息子…」って繰り返すばかり。それを見た娘の花琴(かきん)が、柏礼の部屋に行って「あなたの本当のお母さんは秦姨娘なのよ」って告げちゃうの!衝撃の事実だよね…。

この一件で、二夫人は秦姨娘を追い出そうとするんだけど、そこに花芷が帰ってきて状況を収拾。秦姨娘を屋敷から出す代わりに、月秀小館で働くように手配するの。この花芷の采配には、林婉(りんわん)も感心しきり。本当に、花芷はどんどん頼もしくなっていくね!

顧晏惜は芍薬の見舞いに来たついでに花芷と話すんだけど、花芷は「今まで家のことなんて全然関心がなかったけど、花家が没落してから初めて家族のことを深く知るようになった」ってしみじみ。晏惜と話すと、花芷の気持ちも少し晴れるみたい。

新たな試練と、まさかのお揃いコーデ!?

一件落着かと思いきや、今度は李貴(りき)が二夫人に「柏礼を助けたんだから褒美をよこせ」って迫る始末。どこまでも抜け目ない男だねぇ…。

そして花芷は、子供たちが学校で辛い思いをしてるのを見て、花家のために「族学」を作ろうと決意!毎日忙しく動き回る花芷を、林婉(りんわん)は心配しながらも応援するの。でも、先生探しは難航。高い報酬を提示しても、誰も来てくれないんだって…。

そんな時、またまた顧晏惜が登場!今度は芍薬に布を選んであげたいから、花芷に手伝ってほしいって。布選びの最中、晏惜は「花芷と芍薬は背格好が似てるから」って言って、花芷に服を試着させるの。それがまた似合っちゃって!晏惜は花芷にその服を買ってあげようとするんだけど、花芷は「お返しするわ」って言って、晏惜にも服を選んで試着させるのね。そしたらなんと!その二つの服、同じ布で作られた、色柄までお揃いのものだったの!

二人でお揃いの新しい服を着てお店から出てくる姿は、もう完全に恋人同士にしか見えないんですけどー!?族学の先生が見つからなくて落ち込む花芷を、晏惜は「きっと見つかるよ」って優しく励ますのでした。

つづく