今回は第4話のあらすじとネタバレを、どこよりも詳しく、そして熱く語っちゃうわよ! 花家の運命、そして花芷(かし)と顧晏惜(こあんせき)の関係に、またまた大きな動きがあったの。最後までしっかりついてきてね!

前回、花家は没落の危機に瀕し、頼れるのはわずかな者たちだけだったわよね。そんな中、林婉(りんわん)たちは沈淇(しんき)や陳智(ちんち)の助けに心から感謝していたの。陳智は「今は良田を買って小作人を集め、城中に住まいを確保するのが最善策です!」なんて、もっともらしいことを言うもんだから、みんなすっかり信用しちゃって。特に家の切り盛りをしてる夏金娥(かきんが)なんて、もう彼にメロメロよ。

沈淇(しんき)が婚約の件を蒸し返そうとしても、花芷(かし)は「昨日のことはもう過去のこと。二度と口にしないで」とキッパリ。強いわ、花芷(かし)! そして、林婉(りんわん)たちは陳智の提案に賛成して、奥方や令嬢、果ては侍女たちまで、なけなしの装飾品やお金を彼らに託すことに。花芷は「私も手伝います!」って言ったんだけど、お母様に「未婚の娘が表に出るなんてダメ!」って止められちゃうの。うーん、もどかしい!

でもね、お金が足りなくて、沈淇(しんき)は自分のお金や玉佩まで差し出しちゃうのよ。陳智も「残りは必ず私がなんとかします!」なんて大見えを切って。余征遥(余征遙(よせいよう))が見張り役になることで、一応みんな安心したんだけど…花芷だけは、どうも陳智のことが信用できないみたい。鐘叔(しょう しゅく)に「陳智を見張っていて」と頼むあたり、さすが花芷よね!

一方、私たちの顧晏惜(こあんせき)様は、七宿司(しちしゅくし)で新しいボスとしてバリバリお仕事開始! 主座にドカッと座って仮面を外すシーン、カッコよすぎ! 陳情(ちんせい)がお酒を持ってきたら、なんと晏惜が以前街でちょっとしたいざこざがあった相手だと気づいて、もう真っ青!土下座して許しを請うんだけど、この陳情、なんだか憎めないキャラなのよね。

その頃、陳智は鐘叔の監視をまくために、こっそり裏口から逃げ出す始末。やっぱり怪しいわ!

七宿司では、副使の袁七(えんしち)が晏惜を差し置いて皇帝に直訴したことで、晏惜様がお怒りモード。「お前の経歴なんて知ったこっちゃない。私の家の事情まで持ち出すとはな」と、袁七の脅しにも動じない晏惜様。実は、晏惜の外祖父の家が謀反の疑いをかけられた時、皇帝が事を秘密にしたおかげで、晏惜の母親や多くの役人が助かったっていう過去があったの。晏惜様、子供の頃からそんなこと知ってたなんて…! 袁七は脅しが通じないと見るや、最後の抵抗を試みるんだけど、晏惜様にあっけなく斬られちゃうの。さすがです!

「司使への裏切りは許さない。七宿司は私が仕切る!」晏惜様の宣言に、部下たちは震え上がるわ。陳情はひたすら許しを請い、事情を知らない鄭虎(ていこ)が「彼を許してあげてください!」なんて割って入るもんだから、晏惜様は鄭虎の男気を買って、なんと副使に大抜擢! 人を見る目もあるのね、晏惜様。

その頃、沈煥(しんかん)は賭博場で兄・沈淇の玉佩を見つけて、「兄貴が賭博なんて!」とカンカン。玉佩を取り戻して、お父様に見せようとしちゃうの。

そして花芷は、陳智が入った質屋を訪ねて、彼が嘘をついていたことを確信! 陳智の家が経営する質屋へ向かうと、そこで沈淇とバッタリ。沈淇は「質に入れたはずの玉佩が賭博場にあったんだ。おかしいだろ?」って。もう、陳智の悪事がどんどん明らかになっていくわね!

陳智はまた林婉(りんわん)たちのところへ行って、「あと少しお金が足りないんです。花家の蔵書を売れば、四進(中庭が四つある豪邸)の屋敷が買えますよ!」なんて、まだ騙そうとするの。林婉と夏金娥(かきんが)は疑いもしないんだけど、そこへ花芷が帰還! 沈淇の玉佩を突きつけて、「この賭博狂が!」と陳智の正体を暴くのよ! 実は、花芷と鐘叔は既に余征遥にも会っていて、陳智が余征遥とグルになって花家の財産を騙し取ろうとしていたことを突き止めていたの。さすが花芷、頭が切れる!

追い詰められた陳智は、馬車で逃げようとするんだけど、花芷は機転を利かせて、ずっと花家を監視していた七宿衛に「自首します!」と叫ぶの! 七宿衛が馬車を止めると、花芷は「家宅捜索の時、私たちはお金を持ち出しました。そのお金は全部、陳智が質屋に隠しています!」と告白。七宿衛も「これはただ事じゃない」と、陳智と花芷を連行することに。

その頃、七宿司では顧晏惜(こあんせき)様が部下たちと手合わせ中。その圧倒的な強さに、部下たちはもうメロメロ(尊敬の意味でね!)。そこへ、「花家の財物を新たに押収しました」との報告が。晏惜様は花芷を釈放するように命じるんだけど、花芷は「帰りません!司使にお会いしたい!」と一歩も引かないの。

仮面をつけた晏惜様の前に通された花芷は、「どうか書物だけでも花家に返してください」と懇願。晏惜様は「梅花易数(ばいかえきすう)で退屈しのぎでもしようかな」なんて言うんだけど、実はその本には花屹正(かきつせい)の最新の書稿が隠されてたの! 花芷はドキッとするんだけど、晏惜様はその異変に気づきつつも、何も言わずに書物を全部花芷に返しちゃうの。え、なんで? 気になるわ~!

一方、沈淇は再び紫篁居(しこうきょ)を訪れて花家に謝罪。そこで花芷が七宿司に連れて行かれたと知って、慌てて飛び出していくの。沈淇、花芷のこと本当に心配してるのね。

つづく