あらすじ
花家の誇りを守るため、花芷(かし)を追い返し、自力で再起することを誓う。一方、花家は困窮を極め、夏金娥(かきんが)と呉玉娘(ごぎょくじょう)は実家を頼るが、厳しい現実に直面する。顧晏惜(こあんせき)は芍薬(しゃくやく)の世話をする中で、彼女が抱える深い心の傷と過去の秘密に触れる。そんな中、花家への監視が解かれ、花芷は新たな一歩を踏み出す決意をするが、そこへ沈老夫人(しんろうふじん)が婚約解消の書面を手に現れる。
ネタバレ
まさかの急接近!?花琴の大胆行動と花芷(かし)の喝!
まずね、花芷(かし)の従妹・花琴(かきん)が、やってくれたのよ! 沈淇(しんき)がいい人だって話を聞いて、恩返しに自分の身を捧げようとしちゃったの! しかも、沈淇(しんき)が断ると、まさかの「妾にしてください!」って抱きついちゃって! いや~、大胆すぎでしょ!
そこへタイミングよく(悪く?)花芷(かし)が登場! 沈淇(しんき)に玉佩を突き返して、「もう来ないでちょうだい。花家は自分たちで立ち直るから!」ってピシャリ! カッコよすぎ! 夏金娥(かきんが)がまだブツブツ文句を言ってる横で、花芷は「花家は落ちぶれても、誰にも好き勝手させない! 七宿司(しちしゅくし)にだって訴えてやるんだから!」って啖呵を切るの。その迫力、さすが花家の女当主だわ!
そして、花芷は林婉(りんわん)に、父・花屹正(かきつせい)の書稿「梅花応数」を渡すの。夫の想いが詰まった書稿を見て、林婉(りんわん)の表情が和らいだのには、こっちまでホッとしちゃったわ。
芍薬(しゃくやく)の秘密と顧晏惜(こあんせき)の優しさ…そして花家の困窮
一方、顧晏惜(こあんせき)は、おもちゃを持って芍薬(しゃくやく)の元へ。芍薬(しゃくやく)が手作りの薬を顧晏惜(こあんせき)の顔の傷に塗ってあげるシーン、なんだかキュンとしちゃった!
でも、花家は陳智(ちんち)に騙された一件で、林婉(りんわん)が病に倒れちゃって、いよいよ食うに困る状況に…。夏金娥(かきんが)は沈家との婚約がまだ解消されてないから頼ろうとするんだけど、花芷に止められちゃうの。
そこで夏金娥(かきんが)は、四夫人(よんふじん)の呉玉娘(ごぎょくじょう)と相談して、それぞれ実家を頼ることに。でもね、呉玉娘は父親も兄弟も役人だからって、門前払い…。世知辛いわねぇ。夏金娥は実家で温かく迎えられたものの、「花家と縁を切って戻ってこい」って言われちゃうの。でも、子供を置いていけないって、その申し出を断るのよ! 母は強し!
帰り道、夏金娥は耳飾りを強盗に奪われちゃうんだけど、もう片方を侍女に渡して「これで花朵(かた)に柿を買ってあげて」ですって! 泣けるじゃないの…!
その頃、顧晏惜は芍薬のために医学書を買い集めていたんだけど、蕭氏(しょうし)が無理やり芍薬に薬を飲ませようとしてるのを目撃! 「そんな風に薬を飲ませるくらいなら、今のままの方がいい!」って止めるの。そして、芍薬を部屋へ運ぶ顧晏惜の背中を見て、芍薬は彼が幼い頃に知っていた「お兄ちゃん」だと気づいて、「お兄ちゃん…どうして今頃帰ってきたの?」って…! え、え、どういうこと!?
芍薬はね、「病気じゃないの。ただ、大きくなったらお母様を忘れちゃうのが怖いの」って告白するのよ! もう、このシーンは涙なしには見られなかったわ…。
顧晏惜は、弟の顧晏焄(こえんこん)に「芍薬の病は俺がなんとかする」って伝えるんだけど、夜、母と芍薬、そして火事の夢を見てうなされちゃうの。「母上!」って叫んで飛び起きる顧晏惜…。そこへ蕭氏が現れて、彼を慰めるの。顧晏惜は、火事の時に母のそばにいられなかったことを悔やんでるんだけど、蕭氏は「お母様はあなたを責めたりしないわ」って。そして、顧晏惜は蕭氏が火事の中から芍薬を救い出してくれたことに感謝して、昼間のことを謝るの。家族の絆って、いろいろ複雑だけど温かいわね。
花芷の決意と、まさかの訪問者!
花芷と呉玉梅(ごぎょくばい)が話していると、花家を監視していた七宿司(しちしゅくし)が撤退したことに気づくの! これを機に、花芷は「もう待てない! なんとかしなきゃ!」って決意を新たにするのよ。
そんな矢先、紫篁居に沈老夫人(しんろうふじん)がやってくるの。手には…なんと婚約解消の書面が! でも、花家のあまりの落ちぶれっぷりを見て、さすがに言い出せなかったみたいで、「林婉の様子を見に来ただけよ」ってごまかすの。うーん、この先どうなっちゃうのかしら!?
つづく