あらすじ
玄武楼での試練を乗り越えた百里東君(ひゃくりとうくん)たちだったが、趙玉甲の正体が望城山の王一行(おう・いっこう)であることが判明し、さらに諸葛雲と名乗る偽者の存在が明らかになる。そんな中、百里東君を狙う刺客・無作双尊が出現。王一行と葉鼎之(ようていし)が応戦するも苦戦するが、回復した百里東君が西楚剣歌で撃退する。李長生(り・ちょうせい)は無作双尊の兄を討ち取る。錦囊を全て集めた一行は青龍門を目指すが、罠を避けるため二手に分かれる。王一行と葉鼎之は紫衣侯に襲われるも易文君(い・ぶんくん)に救われる。学堂に着いた百里東君と尹落霞(いん らっか)。尹落霞は柳月(りゅうげつ)の弟子となり、百里東君は李長生に弟子入りする意思を固める。
ネタバレ
前回、謎の双瞳の人物に追い詰められた百里東君(ひゃくりとうくん)たち、どうなっちゃうの!?ってところで終わったけど、今回はさらに怒涛の展開が待ってたよ!
まさかの試練!?仲間を想う心が道を拓く!
前回、百里東君(ひゃくりとうくん)が「ここは俺に任せて先に行け!」的なカッコいいこと言ってたけど、尹落霞(いん・らっか)たちは見捨てなかった!傷ついた百里東君(ひゃくりとうくん)を助けに入ったんだよね。熱い!
そしたら、あの強敵だと思ってた双瞳の人物、実は彼らの「仲間を見捨てない心」を試してたんだって!「勝負はどうでもいい、仲間を諦めないことが大事だ」なんて、いいこと言うじゃないの!しかも、この人、逍遥天境(しょうようてんきょう)っていうめちゃくちゃ強い境地の持ち主だったみたい。そりゃ、金剛凡境(こんごうぼんきょう)の百里東君たちじゃ歯が立たないわけだよね。
趙玉甲(ちょう・ぎょくこう)と葉鼎之(ようていし)は自分たちが自在地境(じざいちきょう)だって名乗り出て、二人で戦おうとしたんだけど、あっさり「もう行ってよし」って。拍子抜けだけど、試練クリアってことだね!「早く他の組から錦囊(きんのう)を集めろよ!」ってアドバイスまでくれちゃって、なんだかんだ優しい?(笑)
趙玉甲の秘密と忍び寄る影…
玄武楼を後にして、傷ついた百里東君の治療タイム。趙玉甲と尹落霞が護衛して、葉鼎之(ようていし)が治療を手伝う…って、なんかいいチームになってきたじゃん!
そこへ、蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)(しょうじゃくふう)と雷夢殺(らい・むさつ)が慌てて駆けつけてきた!百暁堂(ひゃくぎょうどう)からの情報で、なんと「趙玉甲」を名乗る偽者が試験に参加してるって!その正体は…諸葛雲(しょかつ・うん)!?えええ!?じゃあ、今まで一緒にいた趙玉甲は一体…?
しかも、その諸葛雲がいるはずのチームは全員殺されたって情報まで!現場に行ってみると、死んでたのは武術のできない影武者…。本物の諸葛雲はどこへ?謎が深まるばかりだよ!
最凶の刺客、無作双尊(むさそうそん)現る!
そんな不穏な空気の中、天啓(てんけい)にはヤバい奴らが来てたんだ。その名も無作双尊!彼らの狙いはもちろん、百里東君!
百里東君が治療中で動けない大ピンチ!ここで、あの「趙玉甲」が立ちふさがった!そして明かされる衝撃の正体!彼は望城山(ぼうじょうざん)の呂素真(りょ・そしん)大師の一番弟子、王一行(おう・いっこう)だったんだ!まさかのエリート!
一方、酒場で一人飲んでる李長生(り・ちょうせい)先生。そこに現れた月落(げつらく)さんと意味深な会話。どうやら無作双尊は、昔滅びた王朝「天外天(てんがいてん)」の関係者らしい。無法、無天、無相(むそう)、無作…って、なんか強そうな名前の奴らが他にもいるっぽい?
その頃、尹落霞は莫棋官(ばく・きかん)と対峙。でも、これも芝居だったみたい。尹落霞、裏で色々やってるなぁ…。
激闘!仲間を守るための覚悟
王一行、さすがに強いけど、無作双尊の一人には敵わない…。絶体絶命のピンチに、今度は葉鼎之(ようていし)が助けに入った!不動明王功(ふどうみょうおうこう)!カッコいいけど、まだ未完成の技だから、使うと危ないみたいで、走火入魔(暴走みたいな感じ?)しかけてる!ヤバい!
二人とも殺されそうになったその時!
「待たせたな!」
…とは言ってないけど(笑)、治療を終えた百里東君が登場!師匠譲りの西楚剣歌(せいそけんか)で無作双尊に立ち向かう!これがめちゃくちゃ強くて、見事に二人を負傷させて追い払った!やったね!
その頃、李長生先生は月落さんに、儒仙(じゅせん)・古塵(こ・じん)は死んだけど、その弟子(=百里東君)が剣意を受け継いでるって話をしてた。月落さんが感じてたのは、百里東君の剣の気配だったんだね。
暗躍と決断、そして新たな師弟関係へ
無作双尊の片割れは、蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)たちの足止めをしてたみたい。合流した二人は任務失敗でどうしようか悩んでたんだけど…そこに現れたのが、李長生先生!学堂の試験を邪魔した罰だ!って言って、なんと兄の方を一瞬で殺しちゃった!先生、強すぎ&容赦なさすぎ!
混乱の中、尹落霞はちゃっかり諸葛雲(本物かは不明だけど)が持ってた錦囊をゲット!これでついに錦囊が全部揃った!分析の結果、最終目的地は青龍門(せいりゅうもん)!
でも、そこには罠が!尹落霞は莫棋官から、右側の道に百里東君を殺すための罠が仕掛けられてるって聞いてたんだ。百里東君を死なせたくない尹落霞は、左の道を行こうって提案。
最終的に、王一行の判断で、百里東君と尹落霞は安全(?)な左ルート、王一行と葉鼎之は危険な右ルートを行くことに。王一行も葉鼎之も、尹落霞が何か隠してるって気づいてるけど、最後は味方してくれたって信じてるみたい。仲間っていいね!
右ルート組の王一行と葉鼎之、案の定、紫衣侯(しいこう)に襲われちゃった!しかも、葉鼎之が生まれつき武術の才能(天生武脈)を持ってるってバレて、連れ去られそうに!大ピンチ!逃げる途中で地面に叩きつけられて…落ちた先には、なんと易文君(い・ぶんくん)の屋敷が!易文君(い・ぶんくん)が助けてくれて、紫衣侯も彼女には逆らえないみたいで退散。易文君(い・ぶんくん)、何者なんだろう…謎多き美女だね!
一方、左ルート組の百里東君と尹落霞は無事に学堂に到着。そこで尹落霞は、なんと試験を辞退!え!?って思ったけど、柳月(りゅうげつ)先生が「私の弟子にならない?」ってスカウト!尹落霞は百里東君を学堂に残すため(人質的な意味合いもあるのかな?)、柳月先生の弟子になることを決意!うーん、複雑だけど、これも彼女なりのケジメなのかも。
そして百里東君。葉鼎之がまだ来てないから、すぐには李長生先生に弟子入りしないって。自分も葉鼎之も優秀だから、どっちか一人なんて先生も残念がるはずだって。自信家!(笑)
李長生先生に「俺の弟子になる気はあるのか?」って聞かれて、百里東君は正直に答えたんだ。
「僕にはかつて、最高の師匠がいました。師匠は言いました。『この世で李先生より強い剣客はいない』と。だから、もし僕が二人目の師匠を持つなら、それは李先生しかありえません。それが師匠の名を辱めないことだと思うからです」
うわーん、泣ける!師匠へのリスペクトが半端ない!
その言葉を聞いた李長生先生、すごく嬉しそうだった。「いつか俺のように天下に名を馳せたいか?」って。そして、葉鼎之が来ようが来まいが、百里東君を弟子に取るって決めたんだ!
つづく