あらすじ

尹落霞になりすましていた玥瑶は、その理由を莫棋官に明かす。一方、葉鼎之(ようていし)の正体が葉雲であることが紫衣候によって暴かれ、青王を通じて太安帝(たいあんてい)に知らされた結果、天啓城全土に指名手配される。葉鼎之の師である南訣剣仙・雨生魔が天啓に現れ、李長生(り・ちょうせい)と対決するが敗北。李長生は、三日後に葉鼎之を無事に天啓から脱出させることを約束する。その頃、百里東君(ひゃくりとうくん)は街で葉鼎之の手配書を目にし、彼が幼馴染の葉雲であることを知り衝撃を受ける。

ネタバレ

師匠のスパルタ指導?玥瑶の秘密

まず、柳月(りゅうげつ)師匠!尹落霞(実は玥瑶が変装してるんだけどね!)に武術だけじゃなく、カッコいい登場の仕方とか自己紹介までレクチャーしてるの(笑)玥瑶本人は恥ずかしそうだったけど、師匠なりの愛なのかな?

で、その玥瑶が莫棋官にこっそり打ち明けたんだけど、百里東君(ひゃくりとうくん)を学堂に送った後、ひょんなことから尹落霞として柳月(りゅうげつ)師匠に弟子入りしちゃったんだって。なんでそんなことしたかっていうと、百里東君(ひゃくりとうくん)が紫衣候とやり合ったら、玉砕覚悟で突っ込みそうだから心配だったのと、彼女なりに「復国」の別の道を探ってたみたい。うーん、策士だねぇ。

すれ違う想いと迫る危機

一方、葉鼎之(ようていし)は幼い頃の易文君(い・ぶんくん)との思い出に浸りつつ、景玉王府に囚われている彼女を助け出したいって考えてるんだけど…肝心の易文君(い・ぶんくん)がどう思ってるか分からなくて、なかなか踏み出せない様子。切ないねぇ…。

そんな中、紫衣候がとうとう葉鼎之(ようていし)の正体(=葉雲だってこと!)を突き止めちゃって、ご丁寧に青王に報告!これはヤバいフラグ…!

師匠と弟子、それぞれの道

場面は変わって、学堂。李長生(り・ちょうせい)師匠は読書好きの謝萱に目を付けて弟子にしようとするんだけど、謝萱はあっさり拒否!「誰もが天下に名を轟かせたいわけじゃない」って、自分の生き方を持ってるんだね。かっこいい!

その頃、雷夢殺(らい・むさつ)たちは師匠抜きで百里東君の入門祝いを開こうとしてたんだけど…そこに李長生(り・ちょうせい)師匠が謝萱を連れて登場!逃げる間もなく、結局みんなで飲む羽目に(笑)

師匠相手だと緊張するのか、みんな次々酔い潰れちゃって、最後まで残ったのは酒豪の百里東君だけ!師匠からの入門祝いは、なんと謝萱が持ってきた『酒経』っていうお酒の本!百里東君にピッタリすぎるプレゼントだね!

剣仙、天啓に集う!

南訣の剣仙・雨生魔(うせい ま)が天啓城にやってきた!百里東君は葉鼎之の居場所を知ってるんだけど、雨生魔が彼の師匠だってことは知らないから、教えられず…。タイミング悪いなぁ。

そして、青王が太安帝(たいあんてい)に「葉鼎之=葉雲の息子」ってことをバラしちゃったもんだから、さあ大変!天啓城全域にお尋ね者の手配書が出回ることに!

葉鼎之も師匠(雨生魔)が来たことに気づいて会いに行こうとするんだけど、なんと易文君が彼を行かせまいと、不意打ちで気絶させちゃった!えええ、どういうこと!?彼女も何か考えがあるのかな?

頂上決戦!李長生 vs 雨生魔

ついに来た!剣仙同士のガチバトル!李長生 vs 雨生魔!

この世紀の対決には、百暁堂の堂主・姫若風まで観戦に現れるほど!激しい戦いの末、勝ったのはやっぱり李長生師匠。師匠は雨生魔に「天下第一になりたいなら、ワシが死んでからにしろ」って言うんだけど、雨生魔は「あなたがいつ死ぬか分からないし、待てない」って。そりゃそうだ(笑)

師匠に勝てないと悟った雨生魔だけど、やっぱり天啓城にいる弟子・葉鼎之の身が心配。すると李長生師匠、「安心しろ。三日後、彼が無事に天啓を出られるよう保証する」って!おおー、さすが師匠、頼りになる!

衝撃のラスト!友の正体

さて、この剣仙バトルで、宴会場だった雕楼小筑(ちょうろうしょうちく)はメチャクチャに…。後始末と弁償は蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)たちがやる羽目に(お疲れ様です…)。

そしてラスト、百里東君が師兄たちと街を歩いていると、例の「お尋ね者・葉鼎之」の手配書が!それを見た百里東君、凍り付く…。なんと、その葉鼎之が、自分の幼馴染で親友の「葉雲」だったなんて…!

うわー、ここで終わる!?親友がお尋ね者になってるって知った百里東君、これからどうなっちゃうの!?次回が気になりすぎるー!

つづく