あらすじ

百里東君(ひゃくりとうくん)は、朝廷に追われる葉鼎之(ようていし)が死んだと思っていた親友・葉雲だと知り、再会を喜ぶ。しかし、葉鼎之の安全のため、その事実は伏せられる。葉鼎之は想い人・易文君(い・ぶんくん)と心を通わせるが、彼女の政略結婚と自身の追われる身という過酷な現実に直面。師匠・李長生(り・ちょうせい)の助けにより天啓城脱出を決意し、易文君には半年後に必ず迎えに来ると約束する。脱出前、百里東君とも感動的な再会と別れを果たし、未来での再会を誓い合う。一方、百里東君は李長生に武術を教われない日々に退屈を感じていた。

ネタバレ

まさかの再会!友は生きていた!

前回、朝廷からお尋ね者として追われている謎の男が、実は百里東君(ひゃくりとうくん)の幼馴染、葉雲(よううん)だったことが判明! 今回、東君はその事実に気づくんだよね。「え、あの葉鼎之(ようていし)って、俺のダチの葉雲じゃん!」って。もう、めちゃくちゃ嬉しそう! そりゃそうだよね、死んだと思ってた親友が生きてたんだもん!

すぐにでも景玉王府(けいぎょくおうふ)に駆けつけたい東君だけど、そこは冷静な雷夢殺(らい・むさつ)がストップ! 「おいおい、今行ったら葉鼎之(ようていし)の居場所がバレるだろ!」って。うーん、確かにそうだ。はやる気持ちを抑える東君、えらい!

目覚めた葉鼎之(ようていし)、知らされる真実と愛

一方、意識を取り戻した葉鼎之。師匠の雨生魔(うせいま)は李長生(り・ちょうせい)と一戦交えた後、南訣(なんけつ)に帰っちゃったみたい。そして、目の前には易文君(い・ぶんくん)が…。彼女、もう葉鼎之の正体が葉雲だって気づいてるんだよね。「どうして私に本当のことを言ってくれなかったの?」って問い詰められて、葉鼎之も自分が北離(ほくり)のお尋ね者になってることを知るわけ。

そして、易文君(い・ぶんくん)からの熱いハグ! 長年の想いをぶつけられて、葉鼎之も彼女を優しく慰めるんだけど…この二人、前途多難すぎない!?

渦巻く陰謀と友への誓い

裏では、無相(むそう)使(むそうし)が青王(せいおう)に「葉鼎之は葉雲ですよ」ってチクってるし! でも、居場所は教えないあたり、わざと葉鼎之を天啓城(てんけいじょう)から追い出そうとしてる魂胆が見え見え。こわー!

そんな状況を知ってか知らずか、東君は親友が生きてた喜びでいっぱい! 尹落霞(いんらくか)に「葉鼎之は昔も今も、そして未来も俺の最高のダチなんだ!」って熱く語る姿、グッとくる! 今度こそ、絶対に親友を守るんだっていう決意がひしひしと伝わってきたよ。

立ちはだかる壁と、切ない決断

葉鼎之の生存を喜ぶのは、洛青陽(らくせいよう)も同じ。でも、彼は非情な現実も突きつける。「易文君(い・ぶんくん)は、半年後には景玉王に嫁がなきゃならないんだ」って…。葉鼎之は「俺が帰ってきたからには、もう遅くない!」って言うんだけど、状況はかなり厳しい。

李長生(り・ちょうせい)も葉鼎之の状況を知って、「心配するな、俺がなんとか連れ出す」って言ってくれるんだけど、問題は易文君。彼女は政略結婚の駒で、ガッチガチに監視されてる。しかも、その見張りの筆頭が兄でもある洛青陽っていうのが、また切ない…。

葉鼎之は易文君を連れて逃げようとするんだけど、易文君は「あなたを巻き込みたくない」って拒否。うぅ…お互いを想い合ってるのに、すれ違うしかないなんて…。

そこに洛青陽が登場して、力づくでも行かせない構え。一触即発!ってところで、李長生が割って入るんだよね。「葉鼎之、お前だけなら連れ出せる。だが、易文君は無理だ。今は力をつけろ。強くなって戻ってくれば、彼女を連れ出す道も開ける」って。

葉鼎之は苦渋の決断をする。「文君、半年待っていてくれ。必ず迎えに来る!」って。うわーん、泣ける! 半年後の約束、果たされるのかなぁ…。

師の導きと、友との再会、そして別れ

李長生は葉鼎之を連れて景玉王府を脱出。道中、葉鼎之は「青王を殺せなかった…」って悔しがるんだけど、李長生は諭す。「青王は確かに許せん。だが、お前が殺しちゃダメだ。もし殺したら、お前の父、葉将軍の汚名をそそぐのがもっと難しくなる。蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)(しょうじゃくふう)がずっと証拠を集めてるが、時間がかかるんだ」と。葉鼎之は師匠と友を信じて、復讐を一旦胸にしまうんだよね。大人になったなぁ…。

そして、李長生が葉鼎之を連れて行った先は…百里東君(ひゃくりとうくん)のもと!

「東君!」「葉雲!」

うわーーーー! ついに来た! 親友同士の再会! 抱き合って、お互いの無事を喜び合う二人。でも、すぐに別れの時が来る。寂しいけど、二人は再会を誓うんだ。「次に会う時は、二人で酒と剣の仙人になろうぜ!」って。少年たちの熱い約束、最高かよ!

それぞれの思惑と日常

一方、宮廷では、蕭若瑾(しょうじゃくきん)が李長生が葉鼎之を連れ去ったことを知る。弟の蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)は「師匠は朝廷のことには関わらないよ」って兄に言うんだけど、葉鼎之を匿ってたことを黙ってたから、ちょっとバツが悪そう。この兄弟の関係も気になるよね。

そして、百里東君(ひゃくりとうくん)たちの日常。雷夢殺と東君は、謝萱(しゃけん)が熱心に『朧月剣法(ろうげつけんぽう)』っていう剣術書を読んでるのを目撃。謝萱くん、本読んでるだけで心の中で練習してるって言うけど、本当にそれで強くなれるの…?謎だ。

東君は東君で、師匠の李長生が一向に武術を教えてくれないから、ちょっと退屈そう。「俺、武術習いに来たんだけどなー」ってボヤいてるの、可愛いけど、早く本格的な修行が見たい!

つづく