あらすじ
親友・蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)への不信感を抱く百里東君(ひゃくりとうくん)。一方、蕭若風は百里東君の祖父・百里洛陳(ひゃくり・らくちん)の無事を誓う。百里洛陳と蕭若風は謀反の嫌疑を晴らすため天啓城へ向かうが、道中で暗殺組織・暗河の刺客に襲われる。しかし、突如現れた李長生(り・ちょうせい)によって難を逃れる。この暗殺計画の裏には、百里洛陳暗殺を企む青王(せいおう)と、彼を守ろうとする太安帝(たいあんてい)の二重の依頼があった。天啓城に到着後、葉鼎之(ようていし)は胡御史に協力を求め、百里洛陳は潔白を主張。胡御史は太安帝に鎮西候(ちんせいこう)の無罪を報告し、事態は収束に向かうかに見えたが、太安帝は自ら百里洛陳に会いに行き、今回の騒動が青王への牽制であったことを明かす。
ネタバレ
前回、葉鼎之(ようていし)の結婚騒動で、親友のはずの蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)(しょうじゃくふう)が止めなかったことに、我らが百里東君(ひゃくりとうくん)はカンカン! 鎮西候(ちんせいこう)府にやってきた若風のこと、ガン無視決め込んじゃうんだよね。わかるよ、東君! 「俺の知ってる小師兄は、権力に屈するような奴じゃなかった!」って、その気持ち、痛いほど伝わる!
でも、若風も辛いんだよね…。自分にも失望してるって。そして東君に誓うんだ。「お前のじいちゃん(百里洛陳(ひゃくり・らくちん) バイリ・ルオチェン)は絶対に死なせない。俺が先に死なない限りはな!」って。うーん、このセリフ、重い! 東君も、色々思うところはあるけど、やっぱり若風の約束は信じちゃうんだよね。この二人の絆、切ないけど熱い!
さて、いよいよ百里洛陳(ひゃくり・らくちん)じいちゃんと若風は、都・天啓城へ向かうことに。でも、ただじゃ済まないのがこのドラマ! 案の定、ヤバい奴らが登場! 暗殺組織「暗河(アンホー)」の蘇慕雨(スー・ムーユー)、蘇昌河(そ・しょうか)、そして蘇喆(スー・ジョー)! こいつら、百里洛陳と若風の命を狙ってきたんだ!
道中でバッタリ遭遇! 一触即発かと思いきや…あれ? 蘇喆が誰かと世間話してる? しかも「鎮西候(ちんせいこう)の風格を拝みたい」とか言っちゃってるし。余裕ぶっこいてる場合じゃないでしょ! …と思ったら、ドーン! まさかの李長生(り・ちょうせい)登場! あの最強ジジイが出てきたら、さすがの暗河もビビるよね! 蘇喆、一目散に退散! さすが李長生!
…って、思ったら、これがまた罠だったんだな~!
蘇喆、部下に指示。「第一の依頼主には『李長生が現れたから失敗した』って伝えろ。で、第二の依頼主には『李長生が現れたから成功した』って伝えろ」って。
は? どういうこと???
種明かしタイム! 実は暗河、2つの依頼を受けてたんだって!
- 青王(せいおう)からの依頼: 百里洛陳を暗殺しろ!(→李長生登場で失敗したことに)
- 太安帝(たいあんてい)からの依頼: 百里洛陳を護衛しろ!(→李長生登場で成功したことに)
ややこしすぎるわ! つまり、太安帝は最初から百里洛陳を守るつもりで、青王をハメるために暗河を利用したってこと!? 帝、策士すぎる…!
そして、あの李長生は…なんと偽物! 東君が慕風情(ムー・フォンチン)に頼んで、蘇冷(スー・レン)を変装させてたんだって! いやー、東君、頭キレる! これで暗殺を回避したわけね。あっぱれ!
無事に天啓城に着いた一行。若風は宮殿へ報告に。東君と百里洛陳は行宮(ゲストハウスみたいなものかな?)へ。
一方、葉鼎之(ようていし)も動いてた! 胡御史(フー・ユーシー)っていう役人さんに接触。「鎮西候の謀反疑惑の件、助けてほしい」って。最初は断る胡御史だけど、葉鼎之(ようていし)が切り札「百里東君(ひゃくりとうくん)秘蔵の七盞星夜酒」をチラつかせると、コロッと態度を変える(笑)。お酒の力、恐るべし!
その夜、まんまとお酒をねだりに来た胡御史。百里洛陳じいちゃん、さすがの貫禄でピシャリ! 「鎮西候府に謀反の心なし! 国境を守る兵士十万がいるが、この件で動くことは決してない! 御史台の公正な裁きを信じる!」って。かっこよすぎか!
胡御史も、東君に「証拠なき罪は裁けない。鎮西候府は無罪になるだろう」って太鼓判。でも、「君自身にも危険が迫ってるぞ」って不穏な忠告も…。え、東君も危ないの!?
案の定、胡御史が行宮を出た途端、刺客に襲われる! 百里洛陳の情報を探ってたみたい。そこへ颯爽と現れたのが…葉鼎之! カッコよく刺客を撃退! 葉鼎之、やるじゃん! 胡御史も「鎮西候は必ず無事だ」と改めて約束。そして葉鼎之にも「天啓城は危険だ、長居は無用」とアドバイス。みんな、お互いを心配し合ってるね…。
場面変わって、天啓城の外。風雪剣の使い手、沈静舟(シェン・ジンジョウ)が、なんと葉鼎之と偶然(?)出会う! お互い、相手の正体(沈静舟は宦官・濁清(だくせい)大監の弟子、葉鼎之は魔教の教主)を知ってるっぽいんだけど、「ここではただの友人だ」って。なんだか意味深な出会いだね!
宮殿では、御史台が「鎮西候は兵力持ってるし、下手な判決したら国が揺らぐ…どうしよ…」って悩んでる。そりゃそうだよね。でも、胡御史が太安帝に「鎮西候に謀反の事実なし!」ってキッパリ報告! ただ、青王のメンツもあるから、表向きは「調査して、誣告したやつは罰しときました~」ってことにするらしい。大人の事情ってやつね…。太安帝も、この落とし所に満足げ。
そしてラスト! 太安帝が、腹心の濁清(だくせい)大監(ジュオチン・ダージエン)を連れて、自ら百里洛陳に会いに行くって! そこで衝撃の告白! 「実はな、青王に謀反の証拠を集めさせたのはワシなんじゃ。でも、あいつ、やり方が性急でえげつないから、今回のでちょっと灸を据えてやろうと思ってな」
えええーーーっ!?
じゃあ、やっぱり黒幕は太安帝だったってこと!? でも、百里洛陳を陥れるためじゃなく、青王を牽制するため…? 帝の考え、深すぎて凡人にはついていけません!
いやー、今回も情報量すごかった! 暗殺計画の裏側、偽の李長生、そして太安帝の真意…。一体、これからどうなっちゃうの!? 次回も絶対見逃せないね!
つづく