あらすじ
皇帝・太安帝(たいあんてい)は、息子・琅琊王を次期皇帝にするため、謀反の疑いをかけられた百里洛陳(ひゃくり・らくちん)を利用しようと画策する。その裏で、腹心の濁清(だくせい)大監は学堂にいる「李長生(り・ちょうせい)」の正体に疑念を抱き、探りを入れる。一方、百里東君(ひゃくりとうくん)は、父の件の裏にある皇帝の真意を知り、さらに仲間から易文君(い・ぶんくん)が誘拐されたことを聞かされる。青王(せいおう)が放った刺客たちを、成長した武術で難なく退ける百里東君だったが、彼らは錦宣(きんせん)によって始末される。学堂では、濁清大監が「李長生」の正体を問い詰め、ついに仮面の下から南宮春水が現れ、彼こそが本物の李長生であることが判明する。無法(むほう)・無天(むてん)コンビが百里東君暗殺に動くも葉鼎之(ようていし)に阻止され、最後は百里東君が錦宣との再戦に勝利し、「酒仙・百里東君」としての覚醒を宣言する。
ネタバレ
今回も怒涛の展開だったね!天啓城の権力闘争と江湖の因縁がますます複雑に絡み合ってきて、もう目が離せない!早速、今回のエピソードを振り返ってみよう!
まずビックリしたのは、太安帝(たいあんてい)がわざわざ百里洛陳(ひゃくり・らくちん)に会いに来たこと!表向きは「謀反の疑いなんて気にするな、濡れ衣だ」って優しい言葉をかけてるけど、その裏ではしっかり息子の琅琊王(ろうやおう)・蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)(しょうじゃくふう)のために地盤固めしてるんだよね。洛陳も、自分が天啓城に呼ばれた本当の理由が、皇帝が息子に帝位を継がせるための布石だって気づいてる。昔の親友、葉羽(よう う)の話も出てきて、権力の世界の非情さというか、切ない雰囲気が漂ってたなぁ…。太安帝(たいあんてい)は洛陳に、無事に乾東城へ帰還させること、そして英武候の位を与えることを約束するんだけど、これも全部計算のうちなんだろうな、って思っちゃう。
一方、あの油断ならない濁清(だくせい)大監(だくせいだいかん)は、学堂にいる「李長生(り・ちょうせい)」の正体を疑ってる。ちょっと探りを入れて試そうとするんだけど、そこは我らが百里東君(ひゃくりとうくん)が「師匠の代理です!」って感じで割って入ってガード!結局、直接対決は持ち越しになったけど、濁清(だくせい)大監は皇帝に「声も姿も似てるけど、あまりに似すぎている。偽物でしょう。でも、あの弟子(百里東君(ひゃくりとうくん)は将来大物になりますぞ」って報告してた。太安帝も百里家の才能に感心しつつ、「有力な世家が三代も栄えすぎているのは良くないな…」なんて呟いてて、こっちも不穏な空気!
学堂に戻った百里東君(ひゃくりとうくん)、すっかり風格が変わってて陳先生(ちんせんせい)もビックリ!東君は先生に、今回の騒動の真相が、太安帝が琅琊王を次期皇帝にするための策略だって説明するんだ。そして、仲間の雷夢殺(らい・むさつ)が景玉王(けいぎょくおう)の側室・易文君(い・ぶんくん)を探しに行ってるって話から、なんと彼女が何者かに誘拐されたことが判明!しかも犯人は影宗宗主(えいそうそうしゅ)でさえ敵わないほどの強者らしくて…?もしかして、葉鼎之(ようていし)と関係があるのかな?謎が深まるばかり!
そして、事態はさらに急展開!青王(せいおう)が送った蕭邵(しょう しょう)、九成(きゅうせい)、鳳凰(ほうおう)、来儀(らいぎ)っていう4人の刺客が百里東君を襲撃!でもね、今の東君はもう昔の彼じゃない!武芸が格段に進歩してて、あっさり4人を撃退しちゃうんだ。彼らも誰かに操られてるって見抜いて見逃そうとしたんだけど…そこに錦宣(きんせん)が現れて、敗れた刺客たちを容赦なく殺害!ひえー、非情すぎる!
その頃、学堂では濁清大監が「李長生」に詰め寄ってた。「お前は本物の李長生ではないだろう!」って。そしてついに…!「李長生」が自ら仮面を外すと、その下から現れたのは……なんと、南宮春水(なんきゅう しゅんすい)!!彼こそが本物の李長生だったなんて!これは衝撃すぎた!まさかこんな形で正体が明かされるとは…!
刺客を差し向けた青王はカンカン。そこに無法(むほう)・無天(むてん)のコンビが現れて「我々が百里東君を始末しましょう」って申し出るんだけど、今度は葉鼎之(ようていし)が現れて彼らを阻止!
そしてラストは、錦宣と百里東君の再戦!自信満々だった錦宣だけど、二刀流と西楚剣歌を身につけた東君の敵じゃなかった!見事に錦宣を打ち負かして、「今の俺は酒仙・百里東君だ!」って名乗りを上げるシーン、カッコよすぎた!ついに酒仙として覚醒した東君、これからどうなるのか、ますます楽しみになってきたね!
いやー、今回も情報量が多くて、頭がパンクしそうだったけど、面白かった!李長生の正体には本当に驚かされたし、東君の成長っぷりには胸が熱くなったよ!
つづく