あらすじ
百里東君(ひゃくりとうくん)は葉鼎之(ようていし)との死闘の末、半歩差で勝利を収める。しかし、皇帝の命に背き、重傷の葉鼎之を連れて天啓皇城から逃亡する。その行動は江湖に波紋を広げ、李寒衣(り かんい)や暗河の蘇昌河(そ・しょうか)、蘇慕雨らは葉鼎之討伐を決意し、追跡を開始する。百里東君は友を救う信念を貫こうとするが、その道は北離全体の敵となることを意味していた。一方、葉鼎之は百里東君を巻き込まないため、彼を眠らせて一人故郷の姑蘇へ向かい、追ってきた李寒衣らと対峙する。百里東君もまた、師匠・姬若風(き・じゃくふう)の厳しい説得を受けながらも、葉鼎之を救うため姑蘇へと急ぐ。姑蘇では李寒衣と蘇慕雨の攻撃により葉鼎之は深手を負い、絶体絶命の危機に瀕していた。
ネタバレ
涙なしには見られない!最強対決の結末と百里東君(ひゃくりとうくん)の選択
前回、百里東君(ひゃくりとうくん)と葉鼎之(ようていし)の、もうどっちが勝つか分からないギリギリの戦いが繰り広げられたよね!結果は…なんと百里東君(ひゃくりとうくん)の愛剣「不染塵」が折れちゃった!あちゃー、これは葉鼎之(ようていし)の勝ちか…と思いきや!
葉鼎之(ようていし)が皇帝・蕭若瑾(しょう・じゃくきん)にとどめを刺そうとした瞬間、百里東君が覚醒!この戦いを通して、自分だけの「道」を見つけちゃったんだよね。「世の正義は決して屈しない!」「この世の穢れを清らかにする!」って、もうヒーロー宣言!
そこからの百里東君がヤバい!一人で無数の剣を呼び出して、葉鼎之の魔剣に立ち向かうの!結果、百里東君が半歩だけ上回って勝利!やったー!って思ったのも束の間…。
葉鼎之は重傷で気絶。皇帝は「捕らえよ!」って命令するんだけど、百里東君、なんと葉鼎之を抱えて、降り注ぐ矢を避けながら天啓皇城から逃げちゃった!ええーっ!?勝ったのに連れて逃げるの!?なんで!?って、テレビの前で叫んじゃったよ(笑)
追う者、追われる者…それぞれの正義と葛藤
この知らせを聞いた司空長風(しくうちょうふう)は、「問題の根っこはもっと深いところにある。葉鼎之だけのせいじゃない」って、百里東君の行動に理解を示すんだけど…。
納得いかないのが李寒衣(り かんい)!「葉鼎之のせいでたくさんの人が死んだのよ!代償を払わせないと!」って、もう怒り心頭。彼女、子供の頃に葉鼎之から剣を教わったことがあって、憧れの気持ちもあったみたいだけど、「間違ったことは間違ってる!」って、きっぱり。
そこに暗河の蘇昌河(そ・しょうか)と蘇慕雨(そ ぼう)も「同感だ」って加わって、さらに王人孫(おう じんそん)、葉小凡(よう・しょうはん)、宋燕回(そう えんかい)、王一行(おう・いっこう)も次々に「俺たちも行く!」って、葉鼎之討伐隊が結成されちゃうの!うわー、これはヤバい展開…。
一方、百里東君と玥瑶(げつよう)は逃避行。百里東君は、洛青陽(らく・せいよう)と姑蘇(こそ)で落ち合う約束をしてて、その後、葉鼎之と易文君(い・ぶんくん)を隠居させるつもりだったみたい。
でも玥瑶は冷静。「北蛮も南訣も自分たちの目的がある。葉鼎之がいなくても、彼らは兵を引かないわ」って。それに、百里東君が葉鼎之を連れて逃げたら、北離中の剣が彼に向けられることになるって心配するんだよね。それでも百里東君は「最後の瞬間まで諦めない」って…。うーん、友情に厚いのは分かるけど、茨の道すぎるよ…。
葉鼎之の覚悟と、姑蘇での再会
その頃、葉鼎之は…なんと百里東君を安眠薬草で眠らせて、玥瑶に「彼を連れて西へ行け。私とは関わるな」って告げるの!「魔に入るのは一念の間。天下の人々を殺そうとした私は、正道とは相容れない」「百里東君は天下も私も救おうとしているが、それは彼自身の道。私たちは共に歩めない」「私は私のやり方で、この全てを終わらせる」って…。うわーん、切ない!葉鼎之なりに、親友を巻き込みたくないんだよね…。
そして葉鼎之は、一人で故郷の姑蘇へ。壊れた草廬を自分の手で直し始めるんだけど…そこに李寒衣たち追っ手が到着!
王人孫たちは、実は本気で葉鼎之を殺したいわけじゃなくて、「もう北離から出ていってくれよ」って説得しに来た感じ。でも、蘇昌河は「本気で殺したいのは俺たち(蘇昌河、蘇慕雨)と李寒衣だけだ」って言い放つ!そして、李寒衣と蘇慕雨が、まだ傷の癒えていない葉鼎之に襲いかかるの!
師匠の言葉と、百里東君の決意
百里東君が目を覚まして、玥瑶と急いで姑蘇へ向かうんだけど、途中で師匠の姬若風(き じゃくふう、資料では姬若瑾とありますが、学堂の師匠なのでおそらく姬若風だと思われます)に止められちゃう!
「葉鼎之のせいでどれだけの門派や民が犠牲になったと思ってるんだ!それでも彼を救うなら、お前は江湖全体の敵になる!お前は学堂を、雪月城を、北離の正道を代表する存在なんだぞ!」って、厳しい言葉…。
さらに師匠は続ける。「葉鼎之は鬼仙境に至っても、情を捨てきれていない。お前の恩情を受け入れるはずがないし、お前を破滅の道に引きずり込むようなこともしないだろう」「もし彼が勝って南訣に逃げ帰れたなら、それは彼の運。もし負けて死んだとしても、お前には関係ないことだ」「それでも強引にこの道を行くなら、お前はもう学堂の、雪月城の百里東君ではない!」って…。最後には「聞かないなら、私も今日ここで死ぬまで戦うぞ!」とまで…!師匠、本気だ…。
でも、百里東君は「他のことは受け入れられる。でも、葉鼎之の死だけは受け入れられない!」って、決意は固いみたい。「まず彼を守る。後のことは、皇帝や江湖と交渉する」って…。ああ、もうどうなっちゃうの!?
クライマックス!絶体絶命の葉鼎之
その頃、姑蘇では…李寒衣と蘇慕雨の連携攻撃が炸裂!ついに葉鼎之に一撃が入る!でも、二人も深手を負って倒れちゃう…。葉鼎之は、体に打ち込まれた李寒衣の剣気を押し出そうと力を振り絞るんだけど…もうボロボロ。
そして、その場には…まだ動ける葉小凡が!彼なら、今、弱った葉鼎之にとどめを刺せる…!
つづく