あらすじ
師匠の死を引きずる百里東君(ひゃくりとうくん)は、蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)と共に天啓城へ向かう。道中、わだかまりは解けないものの、将来の対決を約束する。天啓城に到着した東君は、稷下学堂の長である李長生(り・ちょうせい)と衝撃的な出会いを果たし、学堂への入門を目指すことに。しかし、師匠・古塵(こ・じん)によって内力が封印されていることが判明。失意の東君の前に謎の覆面男が現れ、内力を取り戻す方法を示唆する。一方、玥瑤(げつよう)は東君の学堂入りを阻止するため天啓城へ向かい、望城山では趙玉真(ちょう・ぎょくしん)が山を下りることを望み、師匠の命で王一行(おう・いっこう)が東君を監視するために天啓城へ派遣される。最後に、死んだと思われていた親友・葉鼎之(ようていし)が生きており、東君は彼との再会と友情を誓う。
ネタバレ
前回は師匠の死っていう重い展開だったけど、今回は百里東君(ひゃくりとうくん)が新たな一歩を踏み出す、ドキドキの展開だよ!
師匠の死を乗り越えて…? 蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)との微妙な関係
師匠・顧剣門(こ・けんもん)を失った悲しみを抱えつつ、百里東君(ひゃくりとうくん)は蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)(しょうじゃくふう)たちと一緒に、いざ大都会・天啓城へ! でもね、道中の東君、若風に対してめっちゃツンツンしてるの(笑)。
まあ、気持ちはわかるよね。師匠が死んだ直接の原因は自分(西楚剣歌を舞っちゃったこと)だって分かってはいるけど、やっぱり若風が乾東城に来なければ、おじいちゃんやお父さんが師匠を守れたかも…って思っちゃうわけ。心の奥底では、あの正体不明の無法者二人が真犯人だって理解してるんだけど、それでもやっぱり若風に八つ当たりしたいお年頃?
「いつかお前をぶっ飛ばせるようになったら、勝負だ!」って東君が息巻くと、若風は「おう、いつでも来いよ!」って感じでニッコリ。この二人の関係、もどかしいけど目が離せないよね!
学堂の試験官はまさかの…? そして玥瑤の焦り
一方、学堂では柳月(りゅうげつ)が師匠から「初試の試験官、よろしく!」って無茶振りされてた(笑)。人前に出るの苦手なのに、師匠もわざと困らせてるよね~。でも、未来の弟弟子になるかもしれない東君の実力を試すべく、面白い試験問題を考えようとしてるみたい。どんな試験になるか楽しみ!
半月後、ついに天啓城に到着した東君。昔、白羽剣仙が天啓城に剣を問いに来たっていう伝説を思い出して、「俺が仙人になったら、この城門の看板、ぶった斬ってやる!」なんてデカいこと言っちゃってる(笑)。相変わらずビッグマウス!
その頃、天外天では玥瑤(げつよう)が妹の月卿(げつけい)と鍋をつついてたんだけど、そこに莫棋宣(ばく・きせん)から「百里東君(ひゃくりとうくん)、天啓城に着きました」って報告が。玥瑤は東君が学堂の大考(入学試験)目当てだと察知。「もしあの子が学堂に入って李先生の庇護を受けたら、私たち北闕(ほっけつ)の復国計画は…!」って焦り始める。うーん、こっちも不穏な動き。
謎のジジイ登場! その正体は…?
天啓城に着いた東君、見るものすべてが珍しくて、馬に乗ってキョロキョロ観光。と、その時! なんと何者かに馬から突き落とされるアクシデント! 犯人は…怪しいジジイ!?
このジジイこそ、稷下学堂(しょくかがくどう)のトップ、李長生(り・ちょうせい)先生だった! 東君が天啓城を半分くらい見て回ったのを知ってて、「残りは学堂を出てからのお楽しみだ」なんて言いながら、東君を気絶させて連れ去っちゃう! えええ、展開が急すぎるって!
封じられた内力と、救いの手?
目を覚ました東君、自分を気絶させたジジイが、まさかの学堂の李先生で、未来の師匠になるかもしれない人だって知ってビックリ! でも、雷夢殺(らい・むさつ)からは「お前は蕭若風が連れてきた候補の一人に過ぎない。最後の弟子が誰になるかはまだ分からんぞ」って釘を刺されちゃう。前途多難だね…。
さらに問題発生! 雷夢殺は東君に内力がないことに気づき、「もしかして、古塵(こ・じん)殿が封印したのか?」と推測。呼吸法(吐納の術)を教えるんだけど、やっぱり東君は内力を引き出せない…。落ち込む東君の前に、今度は怪しい覆面男が登場!
この男、なんと儒仙(じゅせん)・古塵と縁があるらしく、東君の内力が使えない理由を知ってた! 「古塵殿がお前のために薬酒で内力を育てたのに、使えないように禁制をかけたのさ。でも、俺がその内力を少しずつ取り戻す手伝いをしてやる。方法は…内功を学ぶことだ」だって! おお、希望の光!? この覆面男、いったい何者なんだろう?
他の動き:千金台、紫衣侯、そして望城山
その頃、他の場所でも色々な動きが。
- 千金台の大ボス・屠早(と・そう)は、武芸平凡な東君がなぜ若風に気に入られたのか疑問に思い、調査を命じつつ、東君に1000両の黄金を賭けるよう指示。太っ腹!
- 紫衣侯(しいこう)・紫雨寂(し・うじゃく)は、玥瑤が天啓城へ向かうことを密かに無相(むそう)使(むそうし)に報告。無相(むそう)使は紫衣侯と莫棋宣に、玥瑤を追って必要なら助けるよう命令。復国のためとはいえ、仲間割れしそうな雰囲気…。
- 望城山(ぼうじょうさん)では、呂素真(りょ・そしん)の弟子・趙玉真(ちょう・ぎょくしん)が山を下りたいとウズウズ。師兄の王一行(おう・いっこう)から剣林で手に入れた火神剣をもらう。師匠の呂素真は、玉真が山を下りれば天難が訪れると予言してるけど、本人は運命に抗いたい様子。呂素真は、東君が天啓城へ向かったと知り、王一行に「西楚剣歌の伝承者は将来必ず波乱を起こす。お前が武林の頂点を目指すなら、百里東君は必ずライバルになる」と伝え、彼を監視するよう命じる。ここにも新たなライバル関係が生まれそう!
親友との再会と誓い
そしてラスト! 葉鼎之(ようていし)が実家に戻ると、そこには自分の両親と(死んだと思われている)自分自身を弔う東君の姿が。東君は親友に「俺が雕楼小筑(ちょうろうしょうちく)の霜露白(そうろはく)を倒して酒仙になったら、お前の願いも叶えてやる。お前を剣仙にしてやる!」と熱く誓うのでした。うぅ、友情…! 生きてた葉鼎之(ようていし)、これからどう絡んでくるのか!?
つづく