少年春風第9話あらすじネタバレ：奇妙な試験「文武之外」開幕！東君に師匠？鼎之と友情、そして謎の美女

あらすじ

百里東君(ひゃくりとうくん)は謎の覆面男(正体は百暁堂堂主・姬若风)と出会い、酒造りを交換条件に内功心法「秋水決」を教わることになる。一方、学堂の初試のテーマが「文武之外」であることが判明し、武術の稽古に励んでいた東君は困惑する。試験会場の千金台で葉鼎之(ようていし)と再会し友情を結んだ東君は、試験で酒造りを披露することに。葉鼎之は羊肉の丸焼きで勝負する。様々な特技を持つ受験生が集まる中、玥瑶が尹落霞という偽名で現れ、賭けで試験に挑むが、東君は彼女の正体に気づかない。

ネタバレ

謎の師匠、現る！東君、まさかの弟子入り？

前回、葉家のお墓で先祖を弔っていた百里東君(ひゃくりとうくん)。そこに、なんと怪しげな覆面男(ふくめんのおとこ)が登場！この男、いきなり東君に「俺がお前に内功心法を教えてやる。その代わり、お前は俺に美味い酒を造れ」なんて取引を持ちかけるんです。

ええっ！？って感じですよね。でも、強くなりたい一心(あと、たぶん酒造りには自信がある)東君は、この怪しい提案をあっさりOKしちゃうんです。大丈夫か、東君！？

でも、心配ご無用！この覆面男、実はただ者じゃなかった！後で蕭若風(しょう・じゃくふう)（しょうじゃくふう）（しょうじゃくふう）が見抜くんですが、彼の正体はなんと情報通で知られる「百暁堂(ひゃくぎょうどう)」の堂主、姬若风(き・じゃくふう)だったんです！しかも、儒仙(じゅせん)となにやらご縁があるらしく、儒仙の奥義「秋水決(しゅうすいけつ)」を東君に伝授してくれるって言うじゃないですか！これは東君にとって、とんでもないチャンス到来ですね！姬若风は早速、お酒を例えに「落花流水(らっかりゅうすい)」っていう技を教え始めます。酒で技を教えるなんて、なんとも風流じゃないですか？

一方、東君が去った後、葉家のお墓にはもう一人…そう、葉鼎之(ようていし)が現れます。彼は幼い頃、将軍になんかなりたくなくて、自由な江湖の剣客になりたかった、と亡き両親に語りかけます。そして、必ず両親の無念を晴らすと誓うのでした。彼の背負っているものも、かなり重そうですね…。

試験のテーマは「文武之外」！？まさかの展開に東君困惑！

さて、学堂の初試がいよいよ近づいてきました。雷夢殺(らい・むさつ)は、なんとか東君を助けたくて、試験官の柳月(りゅうげつ)から事前に試験内容を聞き出そうとします。柳月は渋るんですが、雷夢殺が「毎年、初試の試験官やらせるぞ！」って脅迫まがいのこと(笑)を言うと、ついに白状！

で、その試験内容が、もうビックリ！なんと「文武之外(ぶんぶしがい)」！つまり、文学や武術「以外」で、柳月が「お、こいつ面白いな」って思ったら合格！ってことらしいんです。

えええーーーっ！？ですよね！武術の特訓に明け暮れていた東君、この知らせを聞いて「マジかよ…」って感じで、めちゃくちゃ凹んじゃいます。そりゃそうだ！一方、宿屋にいた葉鼎之(ようていし)と玥瑶(げつよう)もこの奇妙な試験テーマを知ることになります。

試験会場は賭場！？個性派受験生が大集合！

そして迎えた試験当日。会場はなんと、屠白(と・はく)が経営する賭場「千金台(せんきんだい)」！柳月曰く、「試験なんて、そもそも一種の賭けみたいなもんだろ？」ってことらしい。なかなか洒落てますね！

会場で東君は、葉鼎之(ようていし)と再会します。「剣林」での出会い以来ですね！ここで二人は意気投合し、友達になることを約束します。ライバルだけど、友情も芽生える…青春ですねぇ！

さあ、試験開始！東君は、なんと試験会場で「酒造り」を披露する作戦！助手に命じて、宿屋に置いてきた酒造りセットを持ってこさせます。一方の葉鼎之は、羊の腿肉を仕入れてきて、豪快に「焼肉」で勝負！いやはや、どっちも「文武之外」すぎる！(笑)

この試験、実は北離(ほくり)の青王・蕭燮(しょう・しょう)や、太安帝(たいあんてい)も注目してるんです。特に太安帝は、葉鼎之の見事な刀さばき(※原文は刀法ですが、剣術と解釈されることも)を見て、試験後にスカウトしようと考えるほど。

他の受験生も負けてません！段白衣(だん・はくい)は囲碁(棋術)で挑むも、なんと柳月のそばにいる小童・灵素(れいそ)に負けちゃう大波乱！でも柳月は「この敗北が彼のためになるかもな」と意味深なコメント。燕飛飛(えん・ひひ)は、得意のスリ技「妙手空空(みょうしゅくうくう)」で試験官の三秦(さん・しん)から見事にお宝(？)をゲットして合格！みんな、個性的すぎ！