あらすじ
婚約者である魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)との結婚を巡り、竇昭(ドウ・ジャオ)は様々な策略に巻き込まれる。魏廷瑜は竇昭の妹・竇明(ドウ・ミン)と密かに恋仲になり、一方で竇昭は宋墨(ソン・モー)との距離を縮めながらも、彼を突き放すような態度を取る。そんな中、竇昭と魏廷瑜の結婚の吉凶を占う儀式が行われるが、そこでは王映雪(ワン・インシュエ)、竇昭、そして竇明による亀甲のすり替え合戦が勃発。しかしそれは、王映雪の不正を暴き、魏廷珍(ウェイ・ティンジェン)に疑念を抱かせるための竇昭の巧妙な罠だった。竇昭の真の目的と、複雑に絡み合う恋愛模様の行方が気になる展開となった。
ネタバレ
冷たい視線と、森の秘密
まずは淑徳(シュクトク)さん、勇気を出して竇世枢(ドウ・シースー)に声をかけるんだけど…あらら、竇世枢(ドウ・シースー)ったら相変わらずの塩対応!「一緒にタバコでもどう?琴も聞きたいな♪」なんて可愛くおねだりする淑徳(シュクトク)をバッサリ拒否!冷たい背中が切ないぜ…。
一方、森の中ではちょっとした騒動が。なんと、竇明(ドウ・ミン)と魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)が二人きりでいるところを、竇昭(ドウ・ジャオ)と宋墨(ソン・モー)が発見!「やましいことは何もありません!ウサギを追いかけてたら偶然…」なんて竇明(ドウ・ミン)は真っ赤になって弁解するけど、お姉ちゃんの竇昭(ドウ・ジャオ)は優しいね。「私の馬で二人で帰りなさい」だって。でも、竇明は「お姉様の婚約者と二人乗りなんて、噂になっちゃう!」と遠慮気味。そこへ颯爽と宋墨(ソン・モー)が登場!「魏殿とは気が合うんでね、俺が送りますよ」だって、カッケー!
恋の矢?それとも…?宋墨、竇昭を庇って負傷!
宋墨が魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)の足首の脱臼をササッと治して、さあ帰ろうとしたその時!どこからともなく矢がビュンッ!と飛んできた!とっさに竇昭を庇った宋墨、なんとその矢を素手で掴んじまった!どうやら、茶色い服の宋墨を熊と間違えた狩人の誤射だったみたい。宋墨は「気にするな」と男前だけど、竇昭はショックで顔面蒼白、ガクブル状態。宋墨が「どうしたんだ!?」と抱きしめて聞いても、竇昭は何も言えない…。一体何があったのやら。
母の怒り爆発!竇昭、反撃の狼煙はまだ…?
竇昭を見たとたん、王映雪(ワン・インシュエ)の怒りゲージはMAX!「あんたがわざと婚期を遅らせてるんでしょ!」とネチネチ。竇昭は何も言い返さずにスッと去っていくんだけど、王映雪(ワン・インシュエ)は「あら、今日は言い返さないのね?」と逆に不気味に思ってる様子。ふふふ、嵐の前の静けさってやつですかね?
湖畔の幻影と、宋墨の優しさの行方
一人湖のほとりで物思いにふける竇昭。昔出会った謎の老人の言葉「力が強ければ山をも動かせる」を思い出すけど、「色々やってるのに、何も変わらないじゃない…」と落ち込んじゃう。宋墨がまた自分のために怪我しそうになったこともあって、心が弱ってるみたい。すると、またあの老人が現れて「お前は川の中の巨石のようなもの。一時的に流れを分けても、また一つに戻ってしまう。一人の力なんてちっぽけなものさ」なんて言うの。
ハッと我に返ると老人の姿はなく、竇昭はフラフラと湖に落ちそうに!そこへまたまた宋墨がナイスキャッチ!「一体何を考えてるんだ?」と心配する宋墨に、竇昭は「お腹が空いて力が出なかったの」と嘘をついちゃう。宋墨はすぐにお粥を作ってくれるんだけど、竇昭は食べる気になれない。宋墨は自分のマントをかけてあげて、手を握って心を探ろうとするけど、それが竇昭の逆鱗に触れちゃった!「私の心が分かったら満足なの!?」と怒る竇昭に、宋墨は「君の負担を軽くしたいだけだ」と説明するけど、竇昭は「私から離れてくれるのが一番の助けよ」と突き放しちゃう…。うーん、じれったい!
鬼教官・宋墨とへっぽこ魏廷瑜
さて、皇帝の命令で金吾衛に入隊した魏廷瑜。宋墨の鬼教練が待ってました!訓練はめちゃくちゃキツくて、ご飯の饅頭がご馳走に思えるほど。宋墨に竇昭との結婚について聞かれると、魏廷瑜は「あんな女、良妻賢母とは程遠い!まぁ、金の卵を家に置いとくようなもんだけどな!」なんて言っちゃうもんだから、宋墨の怒りが大爆発!訓練にかこつけて、さらにビシバシしごかれる魏廷瑜。たまらず仲間と皇帝に泣きつくけど、「根性なしめ!」と逆に一喝されちゃう始末。
大人たちの思惑と、忍び寄る影
竇世枢は皇帝に「宋墨は遊女と遊んでばっかりですよ~」なんてチクってるし、皇帝は「早く結婚させれば落ち着くだろ」と竇世枢にも若者の結婚を急かす始末。王映雪と竇世英(ドウ・シーイン)は、魏廷珍(ウェイ・ティンジェン)を芝居に誘って、竇昭と魏廷瑜の結婚話をグイグイ進めようと画策中。そんな中、魏廷瑜はこっそり竇明に会って、自作の絵をプレゼント。ちゃっかりしてるなぁ!
壁ドン!からの、まさかの乱入者!?
竇昭は、宋墨が役者たちと肩を組んで楽しそうにしてるのを見て、ちょっとムッとしちゃう。宋墨は人払いして竇昭と二人きりになると、「本当は俺の気持ち、分かってるんだろ?」とグイグイ迫って、まさかの壁ドン!竇昭がどうしようかと思っていると、そこへ魏廷瑜が登場!「竇昭をいじめるな!」と割って入るけど、竇昭が魏廷瑜の手を振り払うのを見た宋墨は、ニヤリとして去っていくのでした。宋墨、余裕だな!
婚約破棄したいけど…ヘタレな婚約者
竇昭は魏廷瑜を呼び出して、「私と結婚したくないなら、婚約破棄を申し出ればいいじゃない」とハッキリ言うんだけど、魏廷瑜は姉の魏廷珍(ウェイ・ティンジェン)が怖くて「いや、結婚はします…」と及び腰。竇昭は「じゃあ占いで吉凶を占って、さっさと日取りを決めましょう!」と畳みかけると、魏廷瑜は「そ、それは…竇世枢様に相談して婚約破棄を…」なんて言い出す始末。竇昭、このヘタレっぷりに呆れ顔。そんな二人をこっそり見ていた宋墨は、「竇昭は魏廷瑜と結婚したくないんだな」と確信して、ほくそ笑むのでした。
禁断の愛、再び…そして誓いの言葉
魏廷瑜はまたまた竇明と密会。竇明は魏廷瑜が好きだけど、彼の周りには美女がいっぱいいることも知ってて、ちょっと不安。すると魏廷瑜、ひざまずいて「帰ったら全員追い出す!これからは君のためだけに絵筆を振るう!」と熱烈に誓うの!そして、自分が描いた竇昭の肖像画を竇明にプレゼント。竇明が刺繍した赤い豆の絵を見て、二人の心は通じ合っちゃったみたい。あらら、こっちはこっちで盛り上がってる!
運命の占い!火花散る女たちの亀甲すり替えバトル!
竇昭が占いに同意したのを聞いて、王映雪は「何か企んでるわね…」とピーンとくる。そんな中、竇昭が病気になったと聞いて、ますます疑心暗鬼に。魏廷珍は有名な占い師を連れてきて、亀の甲羅を焼いて吉凶を占うことに。
いよいよ占い開始!…と思いきや、陳曲水(チェン・チュイシュイ)と素心(スーシン)が「賊が入った!」と騒ぎ立てて、みんな一旦避難。でも、王映雪だけはこっそり戻って隠れて、竇昭が火鉢の中の「大吉」の亀甲を「大凶」にすり替えるのを目撃!「やっぱりね!」とほくそ笑む王映雪は、侍女に命じて事前に用意していた「大吉」の亀甲に再度すり替えさせる。
しかし!王映雪が安心したのも束の間、今度は竇明がこっそり入ってきて、その「大吉」の亀甲をまた「大凶」にすり替えちゃった!王映雪は予備の「大吉」の亀甲をさらに用意してたけど、なんと火ばさみを竇明が持っていっちゃった!素手で熱い火鉢から亀甲を取り出すわけにもいかず、王映雪は自分の袖で手を包んで必死に亀甲を交換!
ギリギリのところで交換し終えた王映雪。そこへ魏廷珍と占い師が戻ってきて、占い師は「大吉大利!」と高らかに宣言。でも、魏廷珍は王映雪が隠している手が震えているのを見逃さなかった…。怪しい、怪しすぎるぞ王映雪!
竇昭の深謀遠慮!本当の狙いとは?
魏廷珍が帰ろうとすると、病人のフリをした竇昭がわざとらしく挨拶に来て、高価な贈り物をプレゼント。これで魏廷珍の疑念はさらに深まるばかり。そう、これこそが竇昭の狙いだったの!亀甲をすり替えるのは、王映雪の不正を魏廷珍に気づかせ、徹底的に調査させるための罠だったんですね!素心(スーシン)が「何を調べるんですか?」と聞くと、竇昭はニヤリ。「あのお騒がせ姉妹(王映雪と竇明のことかな?)に、一芝居打ってもらわないとね!」だって。うわー、竇昭、恐ろしい子!一体どんな反撃を見せてくれるのか、次回が待ちきれない!
つづく