あらすじ

芳吉草を求めて竇家を訪れた謝蘊(シエ・ユン)は、当主の竇飛揚(ドウ・フェイヤン)から一夜を共にすることを要求される。駆けつけた殷稷(イン・ジー)の目の前で、謝蘊は殷稷を生かすためにその屈辱的な要求を受け入れ、竇飛揚と共に部屋へ入る。絶望する殷稷と、部屋の中で竇飛揚と対峙する謝蘊。二人の運命は…。

ネタバレ

今回の『愛憎の奴隷』第14話、まじで息するの忘れるくらいハラハラドキドキの展開だったわね! シェ・ユン(謝蘊(シエ・ユン)とイン・ジー(殷稷(イン・ジー)、そして新たな強敵ドウ・フェイヤン(竇飛揚(ドウ・フェイヤン))の思惑が絡み合って、もう目が離せないったら!

芳吉草を求めて…立ちはだかる新たな壁、竇飛揚(ドウ・フェイヤン)!

前回、イン・ジーを救うための鍵となる芳吉草を求めて、ドウ(竇)家を訪れたシェ・ユン。そこで待ち受けていたのは、一筋縄ではいかなそうなドウ家の当主、ドウ・フェイヤンだったわ。

「芳吉草が欲しい? ならば…」って感じで、フェイヤンはそう簡単には渡してくれないオーラむんむん。シェ・ユンは、自分がイン・ジー暗殺未遂の罪で追われていること、そして今回の件は、これまで中立を保ってきたドウ家の中でも、フェイヤン個人の企みであることを見抜くの。さすがシェ・ユン、頭が切れるわ! フェイヤンが何か条件を出してくることはお見通しで、彼女も覚悟を決めてるみたい。

屈辱の条件…「俺と一夜を共にしろ」

フェイヤン、やっぱりきたわよ、とんでもない条件が! シェ・ユンの覚悟を見透かしたように、ニヤリと笑いながら近づいてきて…なんと「どんな代償でも払うと言うなら、俺と一夜を共にしろ」だって! こいつ、なかなかの色男気取りで、シェ・ユンの美しさに目をつけたのね。許せん!

しかも、そのタイミングでフェイヤン、「お前の情熱的な恋人さん、もうここまで追ってきてるぜ?」なんて言うのよ。そう、山の麓にはイン・ジーの姿が! フェイヤンはイン・ジーに「一人で来い」とだけ告げる。もう、この状況、どうなっちゃうの!?

シェ・ユンは、イン・ジーの無事のためならどんなことでもする覚悟。フェイヤンは、このドロドロの三角関係(?)を楽しんでるみたいで、「俺が悪役を演じてやるよ。後悔するなら今のうちだぜ?」なんてシェ・ユンを煽るけど、シェ・ユンの決意は固い。「後悔なんてしないわ」って、もう、健気すぎて涙出てくる…。

傷だらけの殷稷(イン・ジー)、愛する人のための絶望的な叫び

そこへ、傷だらけの体を引きずりながらイン・ジーが登場! フェイヤンはまるでショーでも見るかのように、シェ・ユンの上着を剥ぎ取る暴挙に! これにはイン・ジーも激昂! フェイヤンは勝ち誇ったような笑みを浮かべて、イン・ジーを挑発するの。

イン・ジーは護衛を突破してシェ・ユンを助けようとするけど、シェ・ユンは「私を見殺しにする気なら入ってきて!」と叫ぶの。彼女はただ、イン・ジーに生きていてほしい、その一心なのよ。イン・ジーも「君が出てこないなら、ここで死ぬ!」と、自分の首に刃を…。ああ、もう、見てられない!

シェ・ユンはとっさにイン・ジーの手を掴んで刃を止める。イン・ジーはシェ・ユンを連れて逃げようとするけど、シェ・ユンはそっとその手を離すの…。イン・ジーは地面にひざまずき、「一緒に帰ってくれ」と懇願。その様子を見ていたフェイヤンは、拍手喝采よ。この男、どこまで性悪なの!

イン・ジーはフェイヤンを殺そうとするけど、シェ・ユンはイン・ジーを抱きしめて、「ここに来た目的はただ一つ、二人とも生きることよ」と告げるの。そして、「これは私の選択なの」と言い残し、フェイヤンと共に部屋へ入っていく…。

イン・ジーの絶叫と慟哭が、もう胸に突き刺さるわ…。愛する人をこんな形でしか救えないなんて、彼にとってどれほどの屈辱か。イン・ジーは「全て自分が間違っていた、これは報いだ」と血を吐いて倒れてしまうの。ああ、イン・ジー…。

部屋の中で…新たな駆け引きが始まる!?

一方、部屋に入ったシェ・ユンとフェイヤン。フェイヤンは「あいつを救いたいのか、それとも殺したいのか、どっちなんだ?」とシェ・ユンに問いかける。シェ・ユンはイン・ジーを救いたい、でも、受けた屈辱は許しだけでは到底清算できない…その複雑な想いを抱えているのね。

フェイヤンはシェ・ユンを強引に抱き寄せる。でも、シェ・ユンはただ従う女じゃない! 一瞬の隙をついてフェイヤンをベッドに押し倒し、彼の服を脱がそうとするの。ところが、すぐに形勢逆転! フェイヤンはシェ・ユンを組み伏せ、自分の服を脱ぎ始める…。

つづく