あらすじ

楚州への危険な任務へ出発する許七安(シュー・チーアン)を、臨安(リンアン)公主が港まで追いかける。二人は劇的な再会を果たし、許七安は臨安に想いを告げる。船に戻った許七安は、魏淵(ウェイ・ユエン)が助けとしてよこしたのが小柔(シャオロウ)一人だったことを知り、肩を落とす。そんな中、船に鎮北王(ちんほくおう)妃が密かに乗っていることが発覚し、直後に魁族の襲撃を受ける。許七安は単独で王妃を護衛し、追っ手から救出。その後、王妃と共に内黄県へ向かい情報収集を始めるが、そこで西口郡の謎の封鎖という不穏な情報を耳にする。

ネタバレ

今回の『大奉打更人』第34話も、見どころ満載で目が離せなかったね!特に、許七安(シュー・チーアン)と臨安(リンアン)公主のあのシーンは、見てるこっちがドキドキしちゃったよ!

許七安、臨安(リンアン)への想いを爆発!まさかの水泳からの熱烈キス!

許七安が楚州へ危険な捜査に向かうって聞いた臨安(リンアン)公主、もう心配で心配でたまらない!いてもたってもいられず、港へ猛ダッシュ!でも、間に合わず、許七安の船はもう出発しちゃってたんだよね…。

港で自分の名前を叫ぶ臨安の声を聞いた許七安、部下に「ちょっと待ってて!」と船を停めさせるんだけど、船が戻るのがもどかしい!もう我慢できないって感じで、なんと許七安、船から飛び降りて泳いで臨安の元へ!一方の臨安も、普段はおしとやかなお姫様なのに、自ら小舟を漕いで許七安に向かおうとするんだから、もう二人とも必死!

やっとのことで臨安の小舟にたどり着いた許七安、もう気持ちを抑えきれずに臨安にキス!そして、かつて臨安が言った「ただの友達ではいたくない」って言葉を繰り返して、ついに告白!いや~、このシーンは本当に胸キュンだったね!告白後、すぐに自分の船に戻らなきゃいけない許七安も、名残惜しそうだったなぁ。

魏淵(ウェイ・ユエン)の冗談?十二銅人の正体は…

船に戻った許七安、そういえば魏淵(ウェイ・ユエン)が「十二銅人を助けに寄越す」って言ってたのを思い出すんだけど、見渡しても小柔(シャオロウ)しかいない。部下に船内を捜索させたら、なんと小柔が序列十二番目ってだけで、あの伝説の打更人「十二銅人」とは全然関係なかったみたい!魏淵(ウェイ・ユエン)に一杯食わされたってわけだね、許七安、ドンマイ!

鎮北王(ちんほくおう)妃の香袋と迫りくる危機!

甲板で、許七安はまたまた香袋を拾うんだけど、これがなんと鎮北王(ちんほくおう)妃(ちんほくおうひ)のものだった!以前からやたらと香袋を拾う運命だったけど、まさかこんなところで繋がるとはね。

許七安は、鎮北王妃が密かに船に乗り込んでいること、そしてそれが追っ手を引き寄せる危険な状況だと察知。小柔にこっそり注意を促した矢先、いきなり無数の火矢が船に降り注ぐ!多くの兵士が奇襲を受けて大混乱!やっぱり許七安の予感は的中するんだよなぁ。

許七安、単独で王妃を護衛!尚書たちの後悔

なんとか夜が明けて、港では負傷した兵士たちの手当てが行われるんだけど、許七安は鎮北王妃を守るために、たった一人で魁族を追跡!指揮官がいなくなっちゃって、尚書たちは大慌て。前の晩に許七安の忠告を聞いていれば、こんなに被害は大きくならなかったかもしれないって、後悔先に立たずだね。

逃げる王妃、追う許七安!熟練の望気術が炸裂!

魁族はしつこく鎮北王妃を追い詰める。王妃は侍女たちに自分の服を着せて攪乱しようとするんだけど、相手もなかなか手強い。でも、我らが許七安は、もはやお手の物の望気術で、あっという間に王妃の居場所を突き止めて救出!さすがだね!

この鎮北王妃、かつて人質として宮中で数年過ごした経験があって、故郷に帰れるとなったら一刻も早く逃げ出したいみたい。許七安はその気持ちをよーく分かってるから、逃げようとする王妃を何度も捕まえるんだけど、そのやり取りがちょっとコミカルで面白い。5、6回も捕まえられたら、さすがの王妃も諦めて、大人しく許七安の言うことを聞くようになったよ。

内黄県での情報収集、そして新たな謎

許七安は、鎮北王妃を連れてまず内黄県へ向かうことに。尚書たちとは別行動で、自分は影から動く作戦だね。楚州の歌姫から情報を得ようとする許七安、従兄の許新年(シュー・シンニエン)の名前を騙るんだけど、あっさり許七安だってバレちゃう。歌姫から「西口郡が数日前からなぜか封鎖されている」っていう不穏な情報をゲット。確かに、行き交う人々もどこか慌ただしい様子。でも、別の歌姫に聞いたら、封鎖のことなんて全然知らないって言うんだよね…。一体何が起こってるんだろう?新たな謎が深まるばかりだ!

つづく