前回の青川(せいせん)での黒焰(こくえん)との激闘、すごかったよね…。狄仁傑(てき じんけつ)の活躍で一件落着かと思いきや、第25話は息つく暇も与えてくれない、とんでもない展開が待ってたよ!

さっそく、あらすじとネタバレを語っていくから、まだ見てない人は気をつけてね!

青川編、その後…狄仁傑(てき じんけつ)の決意と謎の男

まずは、事件後の青川から。

狄仁傑(てき じんけつ)は、助けた少女を「ひょうたん先生」に預けるんだ。各地を旅する暮らしは大変だろうけど、誰かに利用されるよりずっと自由でいられるっていう、狄仁傑なりの優しさだよね。

でも、ここで一つ引っかかるのが、ひょうたん先生の正体。彼はどうして狄仁傑を助けたのか?狄仁傑も「どこかで会ったような…」って感じてるんだけど、先生はニヤリと笑うだけ。意味深な言葉を残して去っていく姿は、今後の重要人物フラグがビンビンに立ってる!

そして、蘭坊(らんぼう)へ帰る道すがら、狄仁傑はある決意をする。兄が父に勘当され、家を出ていった過去を思い出し、黒焰のリストを火にくべるんだ。「もう誰も犠牲にしない」っていう、彼の静かな覚悟が伝わってきて、グッとくるシーンだったな。

その頃、蘭坊では喬泰(きょうたい)(きょうたい)(きょうたい)が意識を取り戻して、馬栄(ば・えい)が涙ながらに喜ぶっていう、心温まる一幕も。仲間って、やっぱり最高だね!

幸せな元宵節に響く悲鳴…恐怖の幕開け

さあ、舞台は華やかな元宵節(げんしょうせつ)の蘭坊へ!

狄仁傑と曹安(そう あん)の結婚も間近で、街はお祝いムード一色。二人が仲良く結婚準備の買い物をする姿は、見てるこっちがニヤニヤしちゃうくらい微笑ましかった!

でも、このドラマがそんな幸せなだけで終わるわけないんだよね…。

夜空に天灯(ランタン)が舞い、花火が打ち上がる中、世にも不気味な一台の馬車がゆら~り…。その馬車が引いていたのは、なんと白骨を抱いた紙人形!

楽しいお祭りの雰囲気は一瞬で凍りつき、パニックに!狄仁傑が調べると、紙人形の首の中から発見されたのは、若い女性の本物の頭蓋骨だったんだ。お祭りの夜にこれは心臓に悪すぎるって!

心臓が抜かれた夫婦…残忍すぎる犯行手口

狄仁傑は、馬が道を覚えている習性を利用して、犯行現場と思われる屋敷を突き止める。

ドアを開けると、そこには目を覆いたくなるような光景が!

新婚夫婦が碁盤を挟んで座ったまま絶命…。しかも、二人の胸にはぽっかりと穴が開き、心臓が抜き取られていたんだ。犯人、鬼畜すぎでしょ…。

狄仁傑の推理が冴えわたる!

現場の状況から、夫婦は犯人に脅され、「碁を一手指すごとに、体に一太刀浴びせられる」という、地獄のようなゲームを強いられていたことがわかる。想像しただけで震えが止まらないよ…。

つまり、現場には犯人である「第三の人物」がいたってこと。一体、誰がこんな残忍なことを…?

謎が謎を呼ぶ新事件!3つのキーワード

この事件、とにかく謎だらけ!ポイントを整理してみるね。

  1. 謎の耳飾り

    女性の遺体には、無理やりつけられた高価な耳飾りが。これは明らかに、犯人がわざと残した手がかりだよね。一体どんな意味が…?

  2. 突然発狂した屠殺人

    耳飾りの捜査に行き詰っていた馬栄(ば・えい)は、街の歓楽街「紅亭子(こうていし)」で新たな事件に遭遇する。屠殺人の龍三(りゅうさん)という男が、突然「おふくろを許してくれ!」と叫びながら、自ら去勢するという衝撃的な行動に!彼は何かに怯えていたみたいだけど…。

  3. 屋根の上の仮面の男

    妓女の証言によると、龍三(りゅうさん)が発狂する直前、彼が見つめる先の屋根の上に、マントと仮面をつけた謎の人物が立っていたっていうんだ!すぐに姿を消したらしいけど、こいつが今回の事件の犯人なのか!?

青川の事件で黒焰は壊滅したかと思いきや、狄仁傑は「本当の黒幕はまだ闇の中に潜んでいる」と推理していた。この猟奇的な事件は、新たな黒焰の仕業なのか?それとも、まったく別の狂気が蘭坊を包み込もうとしているのか?

そして何より、狄仁傑と曹安(そう あん)は無事に結婚できるの!?

『大唐狄公案 神探、王朝の謎を斬る』第25話の感想

青川の事件が一段落し、狄仁傑と曹安(そう あん)の祝言も近づき、ようやく訪れた平穏な雰囲気が心地よかったですね。蘭坊の元宵節の華やかさと、二人の幸せそうな姿には心から和みました。しかし、その幸福な空気を一瞬で凍りつかせる新たな猟奇事件の発生には、本当に驚かされました。特に犯行現場の様子は凄惨で、その手口の残忍さには言葉を失います。平和な日常と、そのすぐ隣にある狂気との対比が鮮烈な回でした。

つづく