東宮への女賊侵入の噂が広まる中、梅玉扇(中身は小豆子(しょうず))と南宮曜(なんきゅう・よう)の間に微妙な雰囲気が流れる。一方、小豆子の養父たちが捕まり、太子である南宮曜は窮地に立たされる。皇后は政敵を排除しつつ、丞相の娘・庄漾漾(そう ようよう)を新たな太子妃候補として画策。梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と小豆子(しょうず)は月霊珠を使っても元の体に戻れず途方に暮れるが、義姉妹の契りを交わす。そして、入れ替わった時が「天狗食月(月食)」だったことを思い出し、次の月食に再挑戦する希望を見出す。

「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ11話

前回、ひょんなことから魂が入れ替わっちゃったおてんば女賊の小豆子(しょうず)と、おしとやか令嬢の梅玉扇(ばい・ぎょくせん)。今回はその続きから目が離せませんでした!

まず、東宮に女賊が忍び込んだって噂が崇文館であっという間に広まっちゃうの!梅玉扇(中身は小豆子(しょうず)ね!)が朝食に遅刻したもんだから、蘇若梅(スー・ルオメイ)たちは「まさか玉扇が!?」ってヒソヒソ。玉扇(小豆子(しょうず))はしれっとごまかすんだけど、内心ドキドキだったでしょうね~。そこへやってきた太子・南宮曜(なんきゅう・よう)と玉扇(小豆子)がバッタリ!なんだか二人、いい雰囲気じゃないの~?って周りも気づくくらいの微妙な空気感!これは恋の予感…!?

そんな中、二皇子の南宮品(なんきゅう ひん)が南宮曜(なんきゅう・よう)に昨晩の騒ぎの真相をグイグイ聞いちゃうんだけど、南宮曜(なんきゅう・よう)は「ウサギの治療でちょっとね…」なんて、しらばっくれてる場合じゃないっての!(笑)早く太子妃を選べってプレッシャーもかけられるけど、南宮曜は「まだ好きな人いないし~」って、玉扇(小豆子)のこと、意識してるんじゃないの~?ニヤニヤ。

一方、小豆子(しょうず)のほうは、三人の頼れる(?)お父ちゃんたちが大ピンチ!なんと、被災者を装って手当金をもらってたことがバレて捕まっちゃったの!しかも、この件で柳秦元(りゅうしんげん)って役人が「太子の監督不行き届きだ!」って騒ぎ立てて、南宮曜の立場も危うく…。

でもね、ここで黙っちゃいないのが皇后様!柳秦元の汚職の証拠をバッチリ握ってて、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)のお父さんで丞相の庄輔城(ジュアン・フーチェン)に「ちょっと灸を据えておやりなさい」ってニヤリ。そして、庄輔城を味方につけるために、その娘の庄漾漾(そう ようよう)を「太子妃にピッタリね」なんて言い出すんだから、もう宮廷のドロドロって怖い!

そして、小豆子(しょうず)も大ピンチ!博物園の事件のことで、皇后の命令を受けた宋公公(そうこうこう)に「なんで女官のフリして太子に近づいたのよ!」って問い詰められちゃうの。絶体絶命!ってところで、イケメン星釈(せいしゃく)様が颯爽と登場して助け舟!あ~、カッコイイ!

南宮曜は、例の「月霊珠」を玉扇(小豆子)に返して、「これからどうするの?」って。玉扇(小豆子)は「体が元に戻ったら、こんな窮屈なとこ出てくわ!」って相変わらず強気!南宮曜も心配そうに見守ってるのが、またキュンとくるんですよね~。

その頃、南宮曜は捕まった小豆子(しょうず)のお父ちゃんたちとご対面。お父ちゃんたち、相手が太子様って知らないもんだから「うちの娘は宮廷でスゴイんだぞ!」なんて自慢しちゃって、もうハラハラ!南宮曜は「20日以内に黒幕を吐かないと斬首だぞ!」って、こっちも目が離せない展開!

さあ、そして一番気になるのは、玉扇(小豆子)と小豆子(しょうず)の体は元に戻るのかってこと!月霊珠を手に入れた二人は、博物園で入れ替わったあの場所で、あーでもないこーでもないって色々試すんだけど…ぜんっぜんダメ!疲れ果てて閨秀房に戻った二人。小豆子(しょうず)は「もし一生このままだったら、お父ちゃんたちの面倒は誰が…」って涙ぐむんだけど、玉扇(小豆子)が「うちのお父様に頼んで、宰相府で面倒見てもらうわよ!」って男前な提案!感動した小豆子(しょうず)は「義姉妹の契りを結びましょう!」って、二人で大酒飲んで意気投合!いいね、友情!

そしてそして!飲みながら話してるうちに、玉扇(小豆子)がピーンとひらめいたの!「私たち、入れ替わった時って『天狗食月(月食)』じゃなかった!?」って!そうよ、それよ!次の月食で再チャレンジよ!ってところで、今回はおしまい!いや~、次回が待ちきれない!

『怪盗ときどきプリンセス』第11話 感想

今回も、小豆子と梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の入れ替わり生活が巻き起こす騒動から目が離せませんでしたね。特に、東宮での噂話や、おてんばな小豆子が梅玉扇として振る舞う姿には、思わず笑みがこぼれました。南宮曜との間に漂う微妙な空気感も、今後の展開を予感させます。

一方で、宮廷内の権力争いはますます複雑さを増してきました。皇后の深謀遠慮と、それによって翻弄される柳秦元や庄輔城の姿は、物語に緊張感を与えています。小豆子の養父たちが捕らえられるという危機的状況も、ハラハラさせられました。

そんな中でも、困難に立ち向かう中で深まる小豆子と梅玉扇の友情には心温まるものがありました。二人が義姉妹の契りを交わす場面は、とても印象的です。そして最後に示された「天狗食月」という解決の糸口。二人が無事に元の体に戻れるのか、そして複雑に絡み合う宮廷の人間模様がどうなっていくのか、続きが非常に気になります。

つづく