満月の夜、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と小豆子(しょうず)の入れ替わりの儀式は、月霊珠が雷で破壊され失敗に終わる。失意の中、小豆子は宮中での窮屈な生活に耐えかね脱走を試みるが、梅玉扇ともみ合いになり湖へ転落。通りかかった南宮曜(なんきゅう・よう)と白燁(はくよう)によって救助されるが、この一件で白燁は梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の首筋にある印に気づき、過去の出来事との関連を疑い始める。一方、星釈(せいしゃく)は公主の身を案じ、小豆子を宮殿から追い出すための策を巡らせる。皇后の追求が厳しくなる中、梅玉扇の母もまた、娘の部屋にいるのが別人であることに気づいてしまうのだった。

「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ13話

まさかの悲劇!月霊珠、雷に打たれてバラバラに…

物語は、満月の夜、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と小豆子(しょうず)が博物園で月霊珠を手に、今度こそ!と入れ替わりに挑むシーンからスタート。固唾をのんで見守ってたんだけど…な、なんと!ピカッと稲妻が落ちてきて、月霊珠が真っ二つに!小豆子(しょうず)が「まだくっつければ使えるかも!」なんて健気なこと言ってた矢先に、追い打ちをかけるように再びの雷撃!月霊珠は完全に砕け散っちゃったのよ…もう、ショックすぎる!

入れ替わりの望みが絶たれて、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)は「一生侍女なんて、私が損してるじゃない!」ってプリプリ。一方の小豆子(しょうず)も「お嬢様生活なんてまっぴらごめん!礼儀作法に学問なんて、市場の自由さには敵わないわ!」って、こっちも本音ダダ漏れ。まぁ、どっちの気持ちも分かるけどねぇ。

ツンデレ太子・南宮曜(なんきゅう・よう)と、学園でのいざこざ

その頃、我らが太子・南宮曜(なんきゅう・よう)は、政務が忙しくて部下に当たり散らしてるご様子。小豆子が話しかけても、前の件(きっと例のキス事件ね!)を根に持ってるのか、つれない態度。でも、部屋に戻ると「なんであいつら、入れ替われなかったんだ?」って、しっかり小豆子のことを考えてるあたり、やっぱりツンデレなのよねぇ、もう!

舞台は変わって崇文館。この日の授業は二人一組での暗唱だったんだけど、黄媛媛(こうえんえん)が小豆子と組もうとしたら、意地悪な庄漾漾(そう ようよう)が横やり!「どうせ太子様に取り入ろうとしてるんでしょ!」なんて、相変わらずのイヤミっぷり。結局、小豆子だけが時間内に課題を終えられず、居残りさせられちゃうの。かわいそうに…。

小豆子、宮殿脱走未遂!そしてまさかの湖ポチャ事件発生!

崇文館の門で毎日小豆子を待ってる(健気!)南宮曜(なんきゅう・よう)。すると、小豆子が「もう宮殿から出てってやるー!」って、怒り心頭で飛び出してくるじゃないの!梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が慌てて止めるんだけど、「あんたが私の体で勝手に出て行ったら、丞相家が笑いものになるし、私の立場もなくなるのよ!」って、そりゃそうだわ。

でも、小豆子は聞く耳持たず。二人がもみ合ってるうちに、なんと涼亭のそばの湖にドッボーン!二人とも落ちちゃったの!

イケメン二人のW救出劇!嫉妬と新たな秘密の予感…

そこに偶然通りかかったのが、白燁(はくよう)と南宮曜!二人とも、迷わず湖に飛び込んで小豆子の方へ!白燁(はくよう)が一足先に小豆子を助け出すんだけど、その様子がまた絵になるのよねぇ。南宮曜は、沈みかけてた梅玉扇を救出。

陸に上がると、小豆子は白燁(はくよう)に「助けてくれてありがとう」って、顔の水を拭いてあげたりして、白燁も優しく小豆子の服を整えてあげたり…って、あらいい雰囲気じゃない?と思ったら、案の定、南宮曜がメラメラと嫉妬の炎!小豆子をグイッと自分の方に引き寄せて「なんでこんな不注意なんだ!」って、心配してるんだけど、顔は完全にヤキモチ焼いてる顔よ!

一方、梅玉扇はベッドでゴホゴホ。小豆子が心配して駆け寄ると、梅玉扇が痰を吐こうと体を乗り出した拍子に、首筋の印がチラリ。これを目ざとく見つけたのが白燁!彼は、昔滅びた笙東国(しょうとうこく)の何かを思い出したみたいで、すぐに部下に調査を命じてたわ。この印、絶対何かあるわね…!

皇后の影と、星釈の暗躍…そして母の衝撃!

梅玉扇は「南宮曜様まで湖に落ちちゃったんだから、皇后様が黙っちゃいないわよ…」と戦々恐々。小豆子は、夜中にこっそり東宮を訪ねて南宮曜に許しを請うんだけど、そこへまさかの皇后様が登場!南宮曜、ナイス判断で小豆子を寝室に隠すの。ドキドキしたわー!

その頃、星釈(せいしゃく)は白燁が梅玉扇(の中身は小豆子だけど、体は梅玉扇)の印に気づいたのを見て、公主(つまり本物の梅玉扇)の身に危険が迫ってるって焦り出すの。そこで、小雀(しょうじゃく)に梅玉扇の部屋に太子の玉佩をこっそり置かせて、「小豆子が太子に横恋慕してる」って濡れ衣を着せて宮殿から追い出そうと画策。

でもね、小雀が梅玉扇の部屋に忍び込んだら、なんと星釈が梅玉扇のベッドサイドに座って、心配そうに彼女(の中身は小豆子だけど)を見つめてるじゃないの!小雀、自分の想いに気づいてくれない星釈に、ちょっと不満そうだったわね。切ないわ…。

二人が去った後、今度は梅玉扇のお母様が登場!宦官にこっそり便宜を図ってもらって娘の部屋に来たんだけど…ベッドに寝てるのが自分の娘じゃないって気づいちゃった!そりゃあ、中身は小豆子だもんね!お母様、びっくりしたでしょうねぇ。

そしてラスト、南宮曜の寝室に隠れてた小豆子が、うっかり物音を立てちゃうの!でも、機転を利かせてなんとかごまかすんだけど、皇后は「梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が東宮に隠れてるはず!」って疑ってて、今度は閨秀房(侍女たちの部屋かしら?)に乗り込んでいくところで、つづく!

つづく