母親と再会した梅玉扇(ばい・ぎょくせん)は、小豆子(しょうず)と入れ替わっている事情を話し、協力を得る。皇后の追及をかわしたものの、梅玉扇の母は娘が寵愛されていないと見て叱責する。一方、小豆子は自身の出自を知りたいと願う。小雀(しょうじゃく)の嫉妬と告げ口により、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)は皇后から太子誘惑の疑いをかけられ、見つかった玉佩と月霊珠によってさらに窮地に。杖刑を言い渡されるが、小豆子が身を挺してかばう。駆けつけた太子・南宮曜(なんきゅう・よう)の機転により、梅玉扇は軽い罰で済む。その後、南宮曜(なんきゅう・よう)は梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と心を通わせるが、裏では柳秦元(りゅうしんげん)が太子失脚を狙う陰謀を進めていた。
「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ14話
【絶体絶命】皇后の怒り爆発!梅玉扇(ばい・ぎょくせん))大ピンチ!
前回、母上と再会した梅玉扇(ばい・ぎょくせん)。でも、自分が小豆子(しょうず)と入れ替わってるなんて、すぐには説明できないわよね。とりあえず母上には事情を話して、小豆子のフリをして皇后の追及をかわしてもらうことに。
案の定、怒り心頭の皇后が梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の部屋に乗り込んできたの!もう、あの剣幕ったらなかったわ!部屋に入ってくるなり、ベッドに突進して布団をバサッ!そこには病弱なフリをした梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が…!なんとかその場はごまかせたけど、見てるこっちはヒヤヒヤしっぱなしだったわよ!
皇后が去った後も、しばらくは入れ替わったまま過ごすことにした二人。お母様が梅玉扇のために持ってきた特製の半熟青菜を、小豆子が味見したら…まさかのゲェーッ!お母様は娘の好みが変わったのかと心配してたけど、それどころじゃないのよ!皇后の態度から、梅玉扇が寵愛されてないことを見抜いたお母様は、「お父様の期待を裏切って!」と梅玉扇を叱責。でも、梅玉扇は「家族の期待を全部娘に押し付けるなんておかしいわ!」と反論。うんうん、小豆子も隣で激しく頷いてたけど、その通りよね!
一方、そんな母子のやり取りを見ていた小豆子は、梅玉扇が羨ましくてたまらない様子。病気の時に心配してくれる母親がいるって、当たり前じゃないものね。「自分はどうして母親に捨てられたんだろう…」って、三人の養父に何度も尋ねたけど、いつもはぐらかされてばかり。自分の出自を知りたいと願う小豆子の姿が、もう健気で健気で…。
【深まる謎】玉佩の行方と新たな陰謀の影
白燁(はくよう)が放った密偵が、梅玉扇の部屋での出来事を探っていたみたいだけど、顔までははっきり見えなかったみたいね。白燁(はくよう)は小豆子との関連を必死に否定しようとしてるけど、何か裏があるのかしら?
そんな中、とんでもない事件が!星釈(せいしゃく)が梅玉扇に想いを寄せていることに嫉妬した小雀(しょうじゃく)が、苏若梅(そじゃくばい)をそそのかして皇后に告げ口したのよ!「太子様が水難事故で助けたのは梅玉扇様ではなく、侍女の方です!」ですって!もう、女の嫉妬って本当に怖いわね!
皇后はカンカンよ!侍女の身分で太子を誘惑したのかと梅玉扇(ばい・ぎょくせん)を問い詰めるんだけど、もちろん小豆子は否定。そこへ、タイミング悪く宋公公(そうこうこう)が梅玉扇の部屋で見つかったという玉佩を献上!え、その玉佩って、以前小豆子が黒幕に手渡したはずのものじゃない!?なんでこんなところに!?謎が深まるばかりだわ!
さらに小雀(しょうじゃく)が、梅玉扇の部屋で見つけた月霊珠まで持ち出してきて、梅玉扇を徹底的に追い詰めるの!もう皇后は聞く耳を持たず、「杖刑五十回の上、宮中から追放じゃー!」って。えぇぇーっ!そんなのあんまりよ!
【涙の友情】小豆子、身を挺して梅玉扇を救う!そして太子の決断!
梅玉扇がそんな罰に耐えられるわけない!そう思った小豆子は、なんと梅玉扇の体の上に覆いかぶさって、身を挺して守ろうとするの!もう、このシーンは涙なしには見られなかったわ…!周りの皇子たちも、見てるだけで何もできないなんて、もどかしすぎる!
その頃、星釈(せいしゃく)が東宮に駆け込んで、太子にこの危機を知らせていたの。知らせを聞いた太子・南宮曜(なんきゅう・よう)は、すぐに崇文館へ!まさにヒーロー登場って感じだったわ!
崇文館に到着した南宮曜(なんきゅう・よう)は、驚きの発言を連発!「先日の水難事故は、自分がわざと落ちたんだ」「梅玉扇と侍女は自分を助けようとして巻き込まれただけだ」「玉佩は自分が褒美として与えたものだし、月霊珠だって、猫屋獣の目のバランスがおかしいから自分が取ったんだ!」って。もう、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)を庇いまくり!かっこよすぎて、思わず「太子様ー!」って叫んじゃったわよ!
皇后も、太子が明らかに梅玉扇をかばっていることには気づいていたけど、皆が見ている前では強く出られず…。結局、梅玉扇は宮規を五十回書き写すという罰だけで済んだの。本当によかったわぁ~!
【甘い時間と迫る危機】太子との接近、そして新たな陰謀
夜遅くまで宮規を書き写す梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の元へ、南宮曜(なんきゅう・よう)が差し入れを持ってやってきたの。そして…ついに…二人は手を繋いだのよー!キャー!もう、こっちまでドキドキしちゃった!この甘い雰囲気、ずっと続いてほしいわよね!
でも、そんな甘い時間とは裏腹に、きな臭い動きも…。賑災の責任者である沈魚が、黒ずくめの男から何やら指示を受けていたの。柳秦元(りゅうしんげん)が、偽の被災者三人に無理やり罪を認めさせて処刑を早め、さらに占い師や被災者たちを買収して、処刑の際に騒ぎを起こさせて太子を退位に追い込もうと画策しているみたい…!これはとんでもない陰謀よ!
つづく