梅玉扇(中身は小豆子(しょうず))の不器用な看病に呆れた南宮曜(なんきゅう・よう)は、小豆子(しょうず)を東宮で療養させる。東宮で小豆子(しょうず)は好物の臭豆腐をリクエストし、南宮曜はそれを許可する。一方、処刑扇動者の自害から黒幕の存在を確信する南宮曜。梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の侍女が敵国の姫であるという秘密が危うくなる中、小豆子(しょうず)は満月の夜に再度入れ替わりを試みようとする。星釈(せいしゃく)は梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と小豆子(しょうず)の不審な言動から何かを察する。柳焦元の讒言と、白燁(はくよう)と親密な小豆子(しょうず)を見た南宮曜の嫉妬が原因で、二人の間には誤解が生じ、小豆子(しょうず)は東宮を去ることになる。

「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ16話

ドタバタお世話と太子の過保護が炸裂!一体どうなっちゃうの?!

前回、蘇若梅(スー・ルオメイ)と庄漾漾(そう ようよう)に「なんで私たちを気絶させたのよ!」って詰め寄られた梅玉扇(中身は我らが小豆子(しょうず)!)。「いや~、うっかりドアに頭ぶつけちゃってさ~、てへっ」なんて、しれっと嘘ついちゃうあたり、さすがは怪盗!肝が据わってるぅ~!

そこへ、なんと太子・南宮曜(なんきゅう・よう)に姫抱っこされて小豆子(しょうず)が登場!この衝撃シーンには、蘇若梅たちもあんぐり。そして、嫉妬の炎がメラメラ…!「キーッ!皇太后さまに言いつけてやるんだから!」って、もうね、女子の戦いはいつの時代も激しいのよ(笑)。

で、ここからがまた大変!梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が小豆子(しょうず)の看病をすることになるんだけど、これがもうドタバタ劇場!鶏スープを作ろうとして、生きた鶏をまるごと鍋にダイブさせちゃうし、小豆子(しょうず)の顔を拭くのも、まるでテーブルを拭くみたいにゴッシゴシ!いやいや、お嬢様育ちの梅玉扇(中身は小豆子だけど、不器用さは隠せない!)には、看病なんてハードル高すぎたみたい。

これにはさすがの南宮曜(なんきゅう・よう)も「こりゃアカン…」と呆れ顔。結局、小豆子(しょうず)を自分の東宮(とうぐう)で直接お世話することに。うん、その方が絶対に安心だよね!ナイス判断、太子!

東宮がまさかの「臭豆腐天国」に?!太子のデレが止まらないんですけど!

東宮に移った小豆子(しょうず)は、まさにやりたい放題のフリーダム状態!東宮といえば、豪華で雅なイメージなのに、そこで出される高級な霊芝(れいし)なんかには目もくれず、「こんなの好きじゃないもん!」とワガママ全開。

そして、彼女がリクエストした驚きのメニューが…まさかの「肥腸(豚モツ)と臭豆腐」!

え、えぇぇぇーーー!?あの高貴な東宮で、あの強烈な香りの組み合わせを!?って、誰もが度肝を抜かれたはず!でもね、我らが南宮曜(なんきゅう・よう)さま、なんとこれをあっさり許可しちゃうんだから、もうビックリ!

部下たちが臭豆腐の香りに「うっぷ…」ってなりながら調理してる横で、小豆子(しょうず)はご満悦。もう、南宮曜のデレっぷりが可愛すぎて、見てるこっちがニヤニヤしちゃう!「東宮をぶっ壊さない限り、何してもいいぞ」って、どんだけ甘々なのよ~!これはもう、恋の始まりの予感…いや、始まってるね!

忍び寄る黒幕の影と、ドキドキの正体バレ危機!

そんな甘~い雰囲気の一方で、物語は不穏な方向にも進んでいくの。

例の処刑を煽った連中が、取り調べ中にまさかの服毒自殺!南宮曜は「ふっ…黒幕の正体など、お見通しだ」とクールに言い放つんだけど、その視線の先には…やっぱり柳焦元(リウ・ジャオユエン)!百官たちが自分を弾劾する中、一人だけ黙ってた柳焦元、怪しすぎたもんね。お主、やはり何か企んでおるな…!

そして、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の正体も、いよいよバレそうになる大ピンチ!

凌霄(リン・シャオ)が「梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の侍女(つまり小豆子)が、実は敵国・笙東国(シェンドンごく)の姫君だってこと、太子にバラしちゃいましょうよ!」なんて、とんでもない提案を白燁(はくよう)(バイ・イエ)にするの!いやいや、それだけはマジで勘弁してー!

でも、そこは男気あふれる白燁(はくよう)!「ダメだ!そんなことしたら、親友の小豆子も梅家も破滅だ!」って、必死に食い止める。白燁(はくよう)、あんたイイ奴だよ…!でも、このままじゃ時間の問題かも?どうやってこの危機を乗り越えるの~!?ハラハラが止まらない!

満月の夜に再チャレンジ!そして…星釈は見た!

小豆子(しょうず)の怪我もだいぶ良くなったんだけど、南宮曜は「まだまだだ!十二分に回復するまで、東宮から出しはせん!」と、もはや過保護モンスターと化してる(笑)。

そんな中、太傅(たいふ)が「満月の夜に使うと、この秘薬の効果がMAXになるんじゃ~」なんて意味深なことを言うもんだから、小豆子(しょうず)はピーンとひらめいちゃう!「満月…!そうよ、あの部屋に戻って、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)ともう一回、入れ替わりを試すのよ!」と決意。今度こそ、元に戻れるか!?

一方、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の元には、毎日せっせと星釈(せいしゃく)が薬を届けに来てるんだけど、彼女の三人の養父の話になると、どうにも歯切れが悪い。そりゃそうだよね、中身は梅玉扇(ばい・ぎょくせん)じゃなくて小豆子なんだから、知るわけないもん!

星釈が差し入れた黒犬巷(ヘイチュエンシャン)名物の臭豆腐にも、正体がバレるのを恐れて、ほんのちょっぴりしか手を付けない梅玉扇(ばい・ぎょくせん)。怪しまれてる、絶対怪しまれてるよー!

そこへ、タイミング良く(悪く?)小豆子(しょうず)が部屋に戻ってきて、テーブルの上の臭豆腐を見つけるなり、目を輝かせてバクバク!「ん~!これよこれ!刑(シン)おばさんの臭豆腐、最高!」なんて口走っちゃうもんだから、さあ大変!

物陰に隠れて様子をうかがっていた星釈、うっかりハンカチをポトリ。小豆子(しょうず)はそれを梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が落としたものだと勘違いして、「見て見て!満月だよ!今度こそ入れ替われるかも!試そうぜ!」と大興奮。

なんとも言えない気まずい雰囲気の中、星釈は「では、私はこれで…」とそそくさと退散。でも、あの時の星釈の表情…絶対何か気づいたよね!?あの意味深な視線、見逃さなかったぞ!これは今後の展開に大きく関わってきそう!

嫉妬とすれ違い…二人の運命は一体どうなるの!?

またまた柳焦元が「梅玉扇が東宮の風紀を乱してる!」って騒ぎ出して、それを知った小豆子(しょうず)はショックで意気消沈…。フラフラ歩いてたら、太傅の大事な薬草を踏みそうになっちゃって、それを白燁(はくよう)が「危ない!」って華麗に抱きとめる!少女漫画か!

…と、そのロマンチック(?)な瞬間を、バッチリ目撃しちゃったのが南宮曜!嫉妬の炎がメラッメラに燃え上がって、「もう我慢ならん!小豆子は東宮に連れ戻す!」って、完全にヤキモチ全開じゃんか~!可愛いけど、ちょっと待って、話を聞いてあげてー!

そんな中、星釈は王将軍から「月霊珠(げつれいじゅ)を使えば、魂の入れ替わりが可能」という確かな情報をゲット!おおっ、ついに核心に迫ってきた!

そして、悲しいすれ違いが…。小豆子(しょうず)は、自分が東宮にいると迷惑がかかると思い、荷物をまとめて東宮を出ていく準備を始めちゃう。南宮曜は、小豆子(しょうず)が白燁(はくよう)のことを好きになったんだと盛大に誤解して、楠北(なんぼく)に「小豆子を閨秀房(けいしゅうぼう)へ送れ」と命令。あぁぁ、そんな…!二人とも、お互いを想い合ってるのに、どんどん心が離れていっちゃうよー!

南宮曜なんて、小豆子(しょうず)がいなくなってから、授業も上の空になっちゃって、もう見てるこっちが切なくなるってば!

つづく