梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が不在の中、侍女の小豆子(しょうず)が太子・南宮曜(なんきゅう・よう)に尋問される。星釈(せいしゃく)は小豆子の顔が笙東国王妃に似ていることに気づく。一方、梅玉扇は天機府の白燁(はくよう)の元に身を隠し、そこで月霊珠が邪悪なものだと知る。南宮曜は小豆子に月霊珠を返すが、梅玉扇は白燁に正体を知られることを恐れ、月霊珠の入った箱を開けることを拒否。騒動の末、箱は空だったことが判明し、梅玉扇と南宮曜は誤解し合う。実は部下の冬西(とうせい)が月霊珠をすり替えていたのだった。最後に、星釈は小豆子が笙東国の月影公主(げつえいこうしゅ)かもしれないと考え、調査を始める。

「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ5話

消えた梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と、侍女・小豆子(しょうず)の秘密

まずね、我らがプリンセスこと梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が、なんと崇文館から姿を消しちゃったの!代わりに太子・南宮曜(なんきゅう・よう)様の前に呼び出されたのは、侍女の小豆子(しょうず)ちゃん。太子様ったら、小豆子(しょうず)ちゃんの顔をじーっと見つめて、「あれ?この顔、どこかで…」って。なんとね、昔々、笙東国っていう国の王妃様にそっくりなんだって!しかも、その王妃様は、若き日の太子様を「勇士になれ!」って励ましてくれた恩人みたいな人。これはただの偶然?それとも…?って、いきなり謎が深まるでしょ?

そこへ、太子様LOVEな三人娘が「太子様はどこ~?」って探しに来て、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の部屋に太子様がいると勘違い!嫉妬の炎メラメラでドアをバーン!って開けちゃったんだけど、そこにいたのは小豆子ちゃんだけ。ちょっと拍子抜けしたみたいだけど、相変わらずお騒がせな三人娘よね。

梅玉扇、天機府でまさかのご馳走!?

一方、肝心の梅玉扇はどこにいたかっていうと、天機府の白燁(はくよう)さんのところに逃げ込んでたの!白燁(はくよう)さん、ちょうど未来の太子妃の顔を占いで見ようとしてたんだけど、そこに梅玉扇がひょっこり現れたら、なんと占いの絵姿と瓜二つ!え、これって運命?それとも白燁(はくよう)さんの占いがすごすぎるの?

そこへ裴快(ペイ・クァイ)さんが梅玉扇を探しに来ちゃったもんだから、さあ大変!でも、白燁さんがナイスアシストで梅玉扇をかくまってくれて、おかげで梅玉扇は天機府でぬくぬくとご馳走にありつくことに。ちゃっかりしてるわ~(笑)。梅玉扇ったら、自分の養父(実は梅丞相じゃないんだけどね!)の好物の話とかして、白燁さんは「へえ、梅丞相って意外と庶民的なんだな~」なんてすっかり勘違いしちゃってるし。夜には白燁さんに天体観測まで教わっちゃって、なんだかんだで楽しそうじゃないの!

太子の鋭い観察眼と、月霊珠の行方

その頃、東宮では太子様が三人の令嬢たちにお説教。「今度から私に近づくときは三尺以上離れろ!さもなくば無礼者として罰するぞ!」だって。厳しいけど、ちょっとスッキリ(笑)。そして、太子様は再び小豆子ちゃんを呼び出して、じっくり観察。「あれ?この侍女、話し方が梅玉扇にそっくりだな…それに、本物の梅玉扇は宮中に入ってからまるで別人みたいだし…」って、さすが太子様、鋭い!

そして、太子様は例の「月霊珠」を取り出して、これが梅玉扇にとってどれだけ大事なものか尋ねるの。小豆子ちゃんは「未来の旦那様に贈るものです!」って健気に答えて、太子様はあっさり月霊珠を小豆子ちゃんに返しちゃうのよ。え、いいの!?って思っちゃった。

月霊珠は危険なアイテム!?白燁の忠告と梅玉扇の焦り

梅玉扇が白燁さんとおしゃべりしてる中で、衝撃の事実が発覚!なんと白燁さん曰く、「月霊珠は邪悪なもので、見つけ次第、即刻破壊しなければならない」んだって!えええええ!そんなヤバい代物だったの!?それを聞いちゃった梅玉扇、小豆子ちゃんが東宮に呼び出されたって知って、大慌てで戻ろうとするんだけど、もう夜も更けて東宮は厳戒態勢。でも、ここでも白燁さんが助け舟を出してくれて、なんとか中に入れたの。

箱の中身は空っぽ!?すれ違う想いと新たな疑惑

小豆子ちゃんが月霊珠の入った箱を持ってまさに帰ろうとしたその時、梅玉扇が滑り込みセーフ!でも、太子様は「その箱、開けてみろ。朕の失くし物かどうか確認する」なんて言い出すの!梅玉扇からしたら、白燁さんに月霊珠を見られたら元の体に戻れなくなっちゃうかもしれないから、もうパニック!「開けられない!」ってごねて、最終的には箱をバーン!って蹴り飛ばしちゃった!こっそり月霊珠だけ抜き取って、空の箱を返す作戦だったみたいだけど…。

ところが!落ちた箱の中には、月霊珠がない!「え、太子様、返す気なかったの!?」って怒る梅玉扇と、「ふん、うまくやったつもりか」って呆れる太子様。もう、大ゲンカで気まずい雰囲気になっちゃった。

でもね、実はこれ、太子様の忠実な部下、冬西(ドン・シー)さんのファインプレーだったの!梅玉扇がごねてる間に、こっそり月霊珠を本物とすり替えて、ちゃんと太子様に返してたんだって!グッジョブ、冬西さん!でも、この一件で太子様は「梅玉扇とあの侍女、何か隠してるな…怪しい…」って、ますます疑いを深めることになっちゃった。

小豆子は行方不明のプリンセス!?衝撃のラスト!

そしてそして、ラストにはもっと衝撃的な展開が待ってたの!星釈(シン・シー)さんが小雀(しょうじゃく)ちゃんに、「梅玉扇の侍女(小豆子ちゃんのことね!)は、もしかしたら笙東国の行方不明の月影公主かもしれない…!」って告げるのよ!えええええ!小豆子ちゃんがプリンセス!?どういうことなのー!?星釈さんは蘇深海(スー・シェンハイ)さんを買収して、小雀ちゃんを蘇若梅(スー・ルオメイ)さんの侍女にして、小豆子ちゃんに近づかせて正体を探らせるみたい。

『怪盗ときどきプリンセス』第5話、今回も物語が大きく動きましたね。特に、侍女の小豆子ちゃんの正体に関する謎が深まり、ただの侍女ではない可能性が示唆された点には驚かされました。彼女が笙東国の王妃に似ているという話や、月影公主かもしれないという星釈さんの推測は、今後の物語の大きな鍵になりそうですね。

また、月霊珠を巡る梅玉扇と太子・南宮曜(なんきゅう・よう)のすれ違いは、見ていてハラハラしました。梅玉扇が必死に箱を開けまいとする様子や、結局中身がなくて気まずくなる場面は、コミカルでありながらも二人の関係性をよく表していたと思います。冬西さんの機転には思わず「なるほど!」と膝を打ちました。

白燁さんの元に身を寄せた梅玉扇が、意外なところで情報を得たり、白燁さんと親交を深めたりする展開も興味深かったです。白燁さんが月霊珠を「邪悪なもの」と断言したことで、物語に新たな緊張感が生まれました。

つづく