梅玉扇(ばい・ぎょくせん)は、夜道で猫に怯える南宮曜(なんきゅう・よう)の意外な一面を知る。一方、白燁(はくよう)は梅玉扇に美しい星空図を贈り、彼女を喜ばせる。南宮曜は皇后に崇文館での学びの継続を願い出るが、皇后は梅玉扇の振る舞いに不満を抱き始める。南宮曜と白燁(はくよう)は藍田の災民救済計画を進めるが、その裏では不穏な動きも。崇文館での体力測定では、梅玉扇と南宮曜が活躍する中、繡球取りの勝負で梅玉扇が落下しかけたところを南宮曜が助け、二人の距離が縮まるのだった。

「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ7話

まさかのギャップ萌え!?南宮曜(なんきゅう・よう)の意外な弱点

夜道で一人、心細げに帰路につく我らがプリンセス・梅玉扇(ばい・ぎょくせん)。暗がりで揺れる怪しい影にビビって固まっちゃうんだけど、そこへ颯爽と(?)現れたのが南宮曜(なんきゅう・よう)!「大丈夫か?」なんて梅玉扇(ばい・ぎょくせん)を元気づけようとするんだけど、その影の正体が…なんと、ただの猫ちゃんだったの!

「なーんだ、猫かぁ」って梅玉扇がホッとしたのも束の間、次の瞬間、信じられない光景が! なんと、あのクールで怖いもの知らずに見えた南宮曜が、「うわあああ!猫怖いぃぃぃ!」って絶叫しながら、梅玉扇の背中に飛び乗っちゃったのよ!昔、猫に引っかかれたトラウマがあるんだって。さっきまで強がってた南宮曜が、まさか猫一匹でこんなになっちゃうなんて…このギャップ、たまらないわよね!梅玉扇も大爆笑で、二人の間にまた一つ、秘密の(?)思い出ができたみたい。

初めての贈り物と、きらめく小さな星空

場面は変わって、崇文館。梅玉扇が戻ると、そこには白燁(はくよう)と三人の令嬢たちが。令嬢たちは白燁(はくよう)の博識ぶりや素敵な雰囲気にメロメロで、白燁(はくよう)もスマートに対応してる。そんな中、梅玉扇の姿を見つけた白燁(はくよう)は、彼女に駆け寄って「君にプレゼントがあるんだ」って!生まれて初めてプレゼントをもらう梅玉扇は、もうドキドキワクワクが止まらない様子。

白燁(はくよう)が取り出したのは、なんと「夜観星空図」!月の光を浴びるとキラキラと輝きだして、まるで本物の星々が舞い降りてきたみたい。庭全体が美しい小さな星空に包まれて、梅玉扇はもう大感激!そんな彼女の笑顔を見て、白燁(はくよう)もとっても満足そうだったわ。うーん、白燁(はくよう)もなかなかやるわね!これは恋のライバル、強敵登場の予感!?

皇后の期待と、南宮曜の新たな決意、そして…誤解の始まり

一方、宮中では南宮曜が皇后に学業の進捗を報告。皇后は、息子には早く朝廷の仕事に戻ってほしいみたいだけど、南宮曜は「崇文館で新しい学問が始まったから、もう少し学びたい」って粘るの。息子の向学心に皇后も一応は納得するんだけど、「学問もいいけど、藍田の災民救済っていう大事な仕事も忘れるんじゃないよ!」って釘を刺すのを忘れないあたり、さすが皇后様ね。

南宮曜は災民たちのために「招工計画」っていうのを進めようとしてるんだけど、どうやら邪魔するヤツらがいて、なかなか上手くいかないみたい。それを知った白燁(はくよう)は、「俺が代わりに災民たちを説得してくるよ」って、男気を見せるの!南宮曜も心強い味方がいて助かったわね。

でもね、ここでちょっと不穏な空気が…。翌朝、梅玉扇が授業をサボって出かけようとしたら、星釈に見つかってお庭で反省(?)。そこで梅玉扇、得意の葉っぱで口笛をピ~ヒョロロ♪ たまたま通りかかった南宮曜は、その庶民的な特技に興味津々で、梅玉扇に教えてもらって一緒にピ~ヒョロロ♪ 微笑ましい光景なんだけど…

なんと、その様子を皇后がバッチリ目撃しちゃったの! 皇后は、梅玉扇のちょっとお行儀の悪い言葉遣いや、息子と葉っぱで遊んでいる姿を見て、「なんてはしたない娘なの!あの子が息子を軽薄にしているんだわ!」って、カンカンにご立腹!あらら、これは完全に誤解よ、皇后様~!今後の展開に暗雲が立ち込めてきたわ…。

白燁(はくよう)の活躍と、星釈の鋭い眼差し

白燁(はくよう)が出した災民募集の貼り紙には、たくさんの人が集まってきたわ。その中には、小豆子(しょうず)の三人の養父たちの姿も。最初は藍田の民限定だったんだけど、近隣地域も被害が出てるって聞いて、白燁(はくよう)はすぐに募集地域を拡大!この柔軟な対応、さすがだわ。

現場で秩序を保っていた星釈は、やけに熱心な三人の男たちを見て、どこかで見かけたような…と首をかしげるの。そう、以前、博物園で怪しい動きをしていたあの三人組よ!星釈のこの気づき、何かの伏線になりそうね。白燁(はくよう)は、応募者一人ひとりとちゃんと契約を結んで、労働条件もしっかり保障。民衆も安心して応募してたわ。

体力測定でハプニング続出!?そして、まさかの急接近!

さてさて、崇文館では星釈先生による体力測定の授業がスタート!梅玉扇にとっては得意分野よね!平均台では、わざとバランスを崩すフリをして、付き添いの侍女(小豆子(しょうず)かしら?)をハラハラさせるお茶目な一面も。誰も梅玉扇が本当は自分の身体能力を心配しているなんて思ってもいないでしょうね。その侍女の献身的な姿を見て、庄漾漾(そう ようよう)は自分の侍女の小雀(しょうじゃく)にも見習うように言うんだけど…。

いざ庄漾漾(そう ようよう)の番になると、小雀(しょうじゃく)は全然集中してなくて、庄漾漾は思いっきり転んじゃうの!あらら…。一方、小豆子は梅玉扇をじーっと見つめていて、それを南宮品(なんきゅう ひん)は「自分が見られている!」って勘違いして、二皇子に自慢しちゃってる。もう、みんな自由すぎ!

体力測定の第一ラウンドは、やっぱり梅玉扇と南宮曜がトップクラス!そこで南宮曜が「もう一勝負、繡球(しゅうきゅう)取りで勝負しようぜ!」って提案。

二人一緒に高い竿に登って、繡球を取り合おうとしたその時!梅玉扇が足を滑らせて、「キャー!」 …かと思いきや、南宮曜が間一髪で梅玉扇をキャッチ!そのまま二人で地面にドーン!と落ちちゃったの。試合には負けちゃった南宮曜だけど、梅玉扇をしっかりと抱きしめられて、内心はもうウハウハだったんじゃないかしら? このハプニングで、二人の距離はまた一歩近づいたわね!

『怪盗ときどきプリンセス』第7話、今回も見どころ満載でしたね!

まず、南宮曜様のまさかの猫嫌いには思わず笑ってしまいました。いつもクールな彼が見せたあの慌てぶりは、梅玉扇との距離を縮める微笑ましいシーンでした。一方で、白燁(はくよう)様のスマートな優しさも素敵でしたね。梅玉扇への贈り物は、彼の細やかな心遣いが感じられて、こちらも応援したくなります。

ただ、皇后様が梅玉扇を誤解してしまう場面は少し胸が痛みました。今後の展開にどう影響していくのか、気になるところです。災民救済の行方も含め、物語に新たな動きが出てきましたね。

そして何より、最後の体力測定でのハプニング!南宮曜様が梅玉扇を助ける場面は、二人の関係が進展する予感がして、とても印象的でした。それぞれのキャラクターの魅力が深まり、物語がより面白くなってきたと感じる第7話でした。

つづく