狩猟大会で梅玉扇(ばい・ぎょくせん)は他の参加者を妨害するが、獲物のウサギは南宮曜(なんきゅう・よう)が用意した偽物だった。その後、森で南宮曜がなくした香囊を探すふりをして残った梅玉扇は、探しに来た南宮曜と二人きりになり、ドキドキする時間を過ごす。屋敷に戻った梅玉扇は、南宮曜のために不器用ながらも香囊を手作りしプレゼントする。一方、星釈(せいしゃく)は黒犬巷で調査を進め、小石頭こそが探し求める月影公主(げつえいこうしゅ)であると確信する。南宮曜は梅玉扇が月霊珠を持っていることを問い詰めるが、梅玉扇は嘘でごまかそうとする。
「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ9話
狩猟大会は波乱の幕開け!梅玉扇(ばい・ぎょくせん)、今日も絶好調(?)
さてさて、今回の始まりは狩猟大会! でもね、今回の獲物は大きな猛獣じゃなくて、なんとウサギちゃん! 体が小さいから、弓の腕が試されるってわけ。
ルール説明が終わるやいなや、我らが梅玉扇(ばい・ぎょくせん)ちゃん、一番乗りで狩猟場へダッシュ! 相変わらず元気いっぱいで何よりだわ(笑)。他の参加者も続いて入っていくんだけど、ここからが梅玉扇(ばい・ぎょくせん)劇場の始まりよ!
二皇子がウサギを狙えば、どこからともなく大きなクモを連れてきてビビらせる! 蘇若梅(スー・ルオメイ)が弓を構えれば、虫を飛ばしてギャー!って逃げさせるし、黄媛媛(こうえんえん)と南宮品(なんきゅう ひん)に至っては、仕掛けで転ばせた上に蜂の巣ドーン! 顔中パンパンに腫れちゃって、もう可哀想だけど笑っちゃうわよね。
そう、この妨害工作、全部梅玉扇ちゃんの仕業なの! もうやりたい放題! 庄漾漾(そう ようよう)がウサギを狙ったとき、近くにいた梅玉扇ちゃんを、なんと南宮曜(なんきゅう・よう)様が突き飛ばしてかばったの! その勢いで二人して坂をゴロゴロ~って転がり落ちちゃって…きゃー!これはもう、少女漫画の王道展開じゃないの!?
結局、蘇若梅ちゃんがウサギを射止めたんだけど、なんとそのウサギ、ぬいぐるみだったっていうオチ(笑)。南宮曜(なんきゅう・よう)様、殺生が嫌いだから事前に準備してたんだって。優しいんだからもう!
森の中のドキドキ♡ 香囊が繋ぐ二人の距離
一行が帰ろうとした時、二皇子が南宮曜(なんきゅう・よう)様の腰の香囊(こうのう)がなくなってることに気づくの。森の中に落としちゃったみたいだけど、南宮曜様は「別にいいよ」って感じで気にしてない様子。
でもね、侍女たちが待つ場所に着いたとき、小豆子(しょうず)が「梅玉扇様がいない!」って大騒ぎ! すっかり日も暮れちゃって、南宮曜様はすぐに梅玉扇ちゃんを探しに戻るよう命令! さすが王子様、仲間を見捨てないわね!
一方、森の中では星釈(シン・シー)様が小雀(しょうじゃく)から密告を受けてたの。黒犬巷(こっけんこう)に住む男3人組が昔、捨て子を拾って育ててたって話。星釈様は、その子が月影公主(ユエイン・ゴンジュー)かもしれないって考えて、近いうちに直接確かめに行くつもりみたい。
その頃、我らが梅玉扇ちゃんは、南宮曜様と抱き合って転がった場所に戻って何かを探してたの。見つけたのは…なんとサツマイモ一本!(笑) お腹ペコペコで食べようとした瞬間、背後に黒い影が! ビックリして土下座して命乞いする梅玉扇ちゃん、顔を上げたら…そこにいたのは南宮曜様! もう、この子の行動には毎回笑わせてもらっちゃうわ。
南宮曜様に「なんで一人で森に残ってたの?」って聞かれて、梅玉扇ちゃんは「香囊を探すの手伝おうと思って…」なんて健気なこと言っちゃって! 二人で火をおこして、さっきのサツマイモを焼いて食べるんだけど、梅玉扇ちゃん、熱々を急いで食べようとして口をヤケドしちゃうの。そしたら南宮曜様が「フーフー」って息を吹きかけて冷ましてあげて…!距離、近すぎだってば! 梅玉扇ちゃん、思わずキスシーンを妄想しちゃって、顔真っ赤! でもすぐにハッとして現実に戻るっていうね。もう、この二人、可愛すぎでしょ!
不器用な恋心?梅玉扇、初めての刺繍に挑戦!
お屋敷に戻った梅玉扇ちゃん、今度は小豆子(しょうず)に刺繍を教えてくれって頼み込むの。もちろん、南宮曜様のために香囊を作るためよ! 小豆子(しょうず)に「最近、月霊珠(げつれいしゅ)のことより、南宮曜様と一緒にいるの楽しんでませんか?」ってツッコまれて、梅玉扇ちゃん、顔真っ赤にして「南宮曜様の信頼を得るためよ!」なんて強がっちゃって。もう、バレバレだってば(笑)。
刺繍の腕前は…まぁ、お察しの通り(笑)。全然ダメダメで、結局、小豆子に南宮曜様の似顔絵を描いてもらって、それを香囊につけることに。南宮曜様が喜んでくれたら、きっと月霊珠も早く返してくれるはず!っていう魂胆ね。
手作り香囊の行方と、月霊珠の謎
ついに香囊をプレゼント! 南宮曜様、その奇妙な形を見て思わず大爆笑! でも、梅玉扇ちゃんが自分で縫ったって聞いて、「すごく大切なものだ」って言ってくれるの。優しい!
ここで梅玉扇ちゃん、ついに月霊珠のことを切り出すんだけど、「友達が病気で、治すのに必要なの」なんて苦しい嘘をついちゃうのよね。南宮曜様がもっと詳しく聞こうとしたところで、授業の時間になっちゃって、とりあえず香囊を嬉しそうに持って学堂へ。
その夜、冬西(ドン・シー)が南宮曜様に報告。博物園の展覧会で月霊珠が盗まれた日以来、窃盗事件が起きてないって。つまり、犯人は最初から月霊珠狙いだった可能性が高いってこと。しかも、笙東国(しょうとうこく)のものだったから、太子もいた手前、事件はもみ消されちゃったらしいのよ。
そして星釈様は黒犬巷へ。そこで、昔自分が月影公主を隠した時に使ったのと同じ木箱を発見! さらに、初めて小石頭(シャオシートウ)に会った時から感じていた既視感…。ついに星釈様は気づくの! 小石頭こそが、月影公主だったんだって! うわー!ここで繋がったかー!
問い詰められる梅玉扇!絶体絶命のピンチ!?
南宮曜様は梅玉扇ちゃんを東宮に呼び出して、「どうして月霊珠がお前の手元にあるんだ?」って問い詰めるの。梅玉扇ちゃん、しどろもどろになっちゃって、「あれは月霊珠じゃないわ!丞相府のただの珠よ!」なんて言い訳。友達が病気で…っていう話も、全然つじつまが合わなくなっちゃって。
南宮曜様も、これ以上聞いても無駄だと思ったのか、とりあえず梅玉扇ちゃんを閨秀房(けいしゅうぼう)に帰すんだけど…。いやー、梅玉扇ちゃん、大ピンチじゃない!? 次回どうなっちゃうの~!?
つづく