いやあ、今回の『田園ロマンス』第11話、見どころ満載でしたね!主人公・連蔓児(リエン・マンアル)の賢さが光る痛快な逆転劇と、沈諾(シェン・ヌオ)の秘密の任務が交差して、一瞬も目が離せませんでした。それでは早速、波乱万丈の第11話の詳しいあらすじとネタバレを見ていきましょう!
偽のレシピで自爆!強欲な祖母への痛快な仕返し
物語は、蔓児が罰金のために作る「蒜香花生(ニンニク風味ピーナッツ)」をめぐる家族内のいざこざから始まります。あの強欲な祖母・周氏(ジョウシ)は、孫娘のピンチを助けるどころか、その秘伝のレシピをよこせと迫る始末。見かねた叔父の連方(リエン・ファン)が説得しても聞く耳を持ちません。
さらに、従姉妹の連花児(リエン・ホアル)が入れ知恵し、周氏は二伯娘の何氏(ハーシ)をスパイとして蔓児の家に送り込みます。手伝いのフリをしてレシピを盗もうなんて、本当に呆れた家族ですよね!
しかし、我らが蔓児は一枚も二枚も上手!彼女はすべてお見通しで、わざと何氏に偽のレシピを置いた場所をほのめかします。案の定、夜中にこっそり侵入した何氏は、蔓児の思惑通りに偽のレシピをまんまと盗んでいくのでした。この時の蔓児の「してやったり」な表情、最高でしたね!
雨のピンチを乗り越え、いざ酒楼へ!
蒜香花生の製造は順調に進むかと思いきや、今度はまさかの雨!ピーナッツが乾かせず、納期に間に合わないという絶体絶命のピンチに。しかし、ここでも蔓児の機転が光ります。なんと火鉢で即席の乾燥機を作り上げ、見事にこの危機を乗り越えるのです。
無事に商品を届けた蔓児ですが、雨が続けばこれ以上の製造は難しいと判断。酒楼の張主人にレシピ自体を売ることを決意します。足元を見て買い叩こうとする主人に対し、蔓児は沈諾(シェン・ヌオ)と恋人のフリをして向かいの店と交渉する素振りを見せるという大胆な作戦に!この駆け引きが見事に成功し、高値でレシピを売ることに成功します。
そこへ、偽レシピを本物だと信じ込んだ周氏と二叔の連守義(リエン・ショウイー)が「金を出せ!」と乗り込んできます。しかし、蔓児にそれが偽物だと暴露され、大恥をかくことに。役人を恐れてすごすごと退散していく姿は、まさに自業自得で痛快でした。
沈諾(シェン・ヌオ)の秘密の任務と、蔓児の愛の救出劇
一方、物語のもう一つの軸である沈諾の動きも見逃せません。彼は仲間と共に、悪徳役人・宋家の不正の証拠である帳簿を盗み出すため、宋家で開かれる宴会に潜入します。
蔓児は、王幼恆(ワン・ヨウヘン)の助けで罰金の問題が片付いたものの、沈諾の身を案じてこっそり後を追い、宴会に紛れ込んでしまいます。沈諾は彼女の安全を心配して帰るよう促しますが、蔓児は引き下がりません。
書斎に忍び込んだ沈諾たちが密室を発見すると、そこにはなんと山賊の集団が!しかも、その正体は沈諾の仲間であるはずの劇団一座だったのです。この衝撃の展開には驚きましたね!
外で沈諾の危機を察した蔓児は、とっさの判断で舞台衣装を身にまとい、宴会の場で即興の芝居を始めます。人々の注目を自分に集めることで、沈諾が逃げる時間を作ろうとしたのです。愛する人を守るための、彼女の健気で大胆な行動には胸を打たれました。果たして沈諾は無事に脱出できるのか、そして劇団の仲間たちの真の目的とは何なのか、続きが気になります!
『田園ロマンス~恋の収穫祭~』第11話の感想
今回のエピソードは、蔓児の聡明さと行動力が見事に発揮された、非常に満足度の高い回でした。特に、自分を陥れようとする家族に対して、ただ泣き寝入りするのではなく、知恵を絞って鮮やかに反撃する姿は見ていて爽快です。偽のレシピを盗ませて祖母たちに恥をかかせる場面は、まさに痛快の一言。また、雨というアクシデントも機転で乗り越え、商才を発揮してレシピを高く売りつける交渉術は見事でした。一方で、沈諾のシリアスな潜入任務が同時進行することで、物語に深みと緊張感が生まれています。蔓児が沈諾を助けるために即興の芝居を打つクライマックスは、彼女の愛情の深さと勇気を示す感動的なシーンでした。二人の絆が試される展開に、心が温かくなりました。
つづく