宋家の屋敷に忍び込んだ沈諾(シェン・ヌオ)と十三(シーサン)は、謎の人物・玉镶金(ユー・シアンジン)の妨害に遭い、目的の帳簿を奪われてしまう。一方、蔓児は沈諾たちを助けるため危険な行動に出るが、そのことで沈諾から厳しく叱責され、二人の間には溝が生まれてしまう。そんな中、連家に新たに加わった十三の存在が、新たな人間模様を紡ぎ出す。蔓児は不遇な従姉妹の葉児を助けるため、経済的な自立を目指してワイン作りに挑戦しようと決意するが…。

「田園ロマンス~恋の収穫祭~」あらすじネタバレ12話

いやー、今回の『田園ロマンス』第12話、とんでもない回だったね!アクションあり、切ない恋模様あり、そして衝撃のラスト…。もう感情がぐちゃぐちゃだよ!さっそく、波乱万丈の第12話を一緒に振り返っていこう!

帳簿を巡る攻防!蔓児、命がけの援護

物語は、沈諾(シェン・ヌオ)と相棒の十三(シーサン)家に忍び込む、手に汗握るシーンからスタート!目的はもちろん、あの悪徳商人の悪事を暴くための「帳簿」だ。でも、そう簡単にはいかないのがこのドラマ。物音を立ててしまい、謎の美女・玉镶金(ユー・シアンジン)に見つかっちゃうんだよね。

沈諾(シェン・ヌオ)は冷静に彼女と対峙するんだけど、話がこじれて大乱闘に発展!そこに宋家の家来たちもなだれ込んできて、もう大混乱!この乱闘のさなか、玉镶金は沈諾(シェン・ヌオ)の狙いが帳簿だと気づき、なんと帳簿を横取りして逃げちゃうんだ。なんてこった!

その頃、私たちのヒロイン・連蔓児(リエン・マンアル)は何をしていたかというと…なんと、舞台の上で芝居を演じて、宋家の屋敷にいる人々の気を引いていたの!沈諾たちが逃げる時間を稼ぐための、命がけの陽動作戦。もう、その健気さと度胸には頭が下がるよ…。おかげで沈諾と十三(シーサン)はなんとか蔓児を救出して、宋家からの脱出に成功したんだ。

すれ違う想い…沈諾の叱責と旅立ちの予感

無事に連(リエン)家に戻ったものの、待っていたのは甘い時間じゃなかった。蔓児はケガをした十三(シーサン)の手当てをするんだけど、沈諾は蔓児の無鉄砲な行動が許せない。「危険な目に遭ったらどうするんだ!」って、めちゃくちゃ怒るんだよね。

彼の怒りは、もちろん蔓児を心から心配しているからこそ。そして、ポツリと「いつか自分がここを去った後、君がまた危険なことをしたら…」と漏らすんだ。その言葉に、蔓児はショックを受ける。叱られたことへの悔しさと、沈諾がいつかいなくなるという事実に、涙をこらえきれずその場を走り去ってしまう…。お互いを想っているのに、すれ違ってしまう二人がもどかしすぎる!

新たな風?十三の登場と葉児の恋心

今回から本格的に登場した沈諾の相棒・十三が、またいいキャラクターなんだ!彼は連家に来てからというもの、家事を完璧にこなし、みんなのために美味しい朝ごはんまで用意しちゃう働き者。すっかり連家の一員として馴染んでいくんだ。

そんな中、新たな恋の予感も…。蔓児の従姉妹・連葉児(リエン・イエアル)が川で洗濯中に衣類を流してしまうんだけど、それを十三が助けてあげるんだ。その颯爽とした姿に、葉児は一目惚れ!この二人の関係も、これからどうなっていくのか楽しみだね!

一方で、葉児は両親から冷遇されていて、川で冷えた体調を崩しても医者にも連れて行ってもらえない。そんな彼女を見た蔓児は、葉児を助けるために「経済的に自立しなきゃダメだ!」と一念発起。一緒にワインを作って売る計画を立てるんだ。たくましい!

温泉での誓いと、あまりにも突然な別れ

沈諾は、奪われた帳簿を取り戻すため、玉镶金の手がかりを追って旅に出ることを決意する。でも、どうやって蔓児に別れを告げればいいのか、悩んでいたんだ。

そんな時、蔓児がワイン作りのためのブドウを探しに山へ行くと言い出し、沈諾も一緒についていくことに。そこで二人は、偶然にも温泉が湧き出る洞窟を発見するんだ。

温泉に足をつけながら、沈諾は別れの話題を切り出す。すると蔓児は、「もし自分が誰かと別れるなら、悲しくなるだけだから、心の中だけでお別れを言うわ」と健気に答えるんだ。それが、二人の間の約束みたいに聞こえたよ…。

そして翌朝。蔓児が沈諾を呼びに行くと、彼の部屋はもぬけの殻。そこには、「探すな」という短い書き置きだけが残されていた。

蔓児は村を飛び出し、必死に彼の姿を探す。でも、どこにもいない。村の外れで、遠くを見つめながら、彼女の瞳からは大粒の涙が溢れ出す…。ここで12話は終わり。うそでしょ…あまりにも切なすぎるよ!

『田園ロマンス~恋の収穫祭~』第12話の感想

今回は物語が大きく動いた回でした。前半の帳簿を巡るスリリングな攻防から一転、後半は登場人物たちの心の機微が丁寧に描かれており、見応えがありました。特に印象深かったのは、沈諾と蔓児の関係性の変化です。お互いを深く想いながらも、素直になれずにすれ違ってしまう二人の姿が非常にもどかしく感じられました。沈諾が蔓児の身を案じるあまり厳しく叱る場面は、彼の不器用ながらも深い愛情の裏返しなのだと伝わってきます。また、連葉児(リエン・イエアル)という新たなキャラクターの登場で恋の予感が生まれたり、蔓児がワイン作りや温泉利用といった新しい事業を思いついたりと、今後の展開への布石も巧みに配置されており、物語の奥行きがさらに増したように思います。沈諾の突然の旅立ちは衝撃的でしたが、彼が戻ってくる日を、そして蔓児がこの試練を乗り越えてどう成長していくのかを、静かに見守りたいと思います。

つづく