第18話は、これまでの苦労が報われるような、スカッとする大逆転劇と、待ちに待った恋の進展が描かれた神回でした!早速、あらすじとネタバレを振り返っていきましょう!

店舗争奪戦!立ちはだかる連花児(リエン・ホアル)の壁

前回、黒虎寨のお酒を売って資金を調達した沈諾(シェン・ヌオ)と連蔓児(リエン・マンアル)。いよいよ念願の店を手に入れようと町へ向かいますが、なんということでしょう、目をつけていた物件はすでに契約済み…。

諦めきれない沈諾(シェン・ヌオ)は、店の主人に「不憫な兄妹なんです…」と一世一代の芝居を打ちますが、そこに現れたのが、なんと意地悪ないとこの連花児(リエン・ホアル)!彼女が物件を先に押さえていたのです。連花児(リエン・ホアル)に芝居をバラされ、蔓児は恥ずかしさのあまりその場を逃げ出してしまいました。沈諾(シェン・ヌオ)の機転も、今回は裏目に出てしまいましたね。

誤解が解け、ついに…!蔓児、大胆な行動に!

「また沈諾に利用された…」と落ち込む蔓児。これまでも彼の策略に巻き込まれてきただけに、不信感が募るのも無理はありません。しかし、そんな彼女の誤解を解いたのが、沈諾の腹心・小七(シャオチー)でした。

小七は、以前黒虎寨で、沈諾が蔓児を救うために手に入れかけた帳簿を自ら手放したという事実を告げます。彼が自分のために、どれほど大きなものを犠牲にしてくれていたのか…。真実を知った蔓児の心は、沈諾への愛で満たされます。

家に戻ってきた沈諾に、蔓児は自分の気持ちを抑えることができず、自ら彼に口づけをしました!ついに、ついにこの時が…!「あなたが去る日まで、一緒にいたい」と告げる蔓児。二人の関係が大きく前進した、感動的なシーンでした。

逆境からの再出発!温泉野菜で奇跡を起こせ!

恋は進展したものの、商売は待ってくれません。父・守信(ショウシン)の助言で、村の春柱が持つ町外れの空き店舗を借りることに。連花児の店とは比べ物にならない悪立地です。

開店準備を始めると、案の定、雇った店員は「こんな場所じゃ客は来ない」と逃げ出す始末。そこで蔓児が目をつけたのが、分家の際にその算盤さばきを披露した二伯父・連守義(リエン・ショウイー)でした。彼を帳簿係にスカウトしようとしますが、祖母・周氏(ジョウシ)の反対は必至。

ここでも沈諾がファインプレーを見せます!周氏の前で「守義が賭博で借金を作った。返せないなら娘の秀児(シウアル)を山に連れて行く!」と山賊を使って一芝居。娘可愛さのあまり、周氏は守義が町で働いて借金を返すことを許可するのでした。このコミカルな作戦、見事でしたね!

そして開店当日。予想通り、連花児の店は大繁盛、蔓児の店は閑古鳥。しかし、母の「冬は新鮮な野菜が食べられない」という一言が、蔓児に起死回生のアイデアを閃かせます。

翌日、蔓児は温泉の洞窟で育てた新鮮な野菜を収穫し、店に運び込みます。冬には珍しい瑞々しい野菜は町の人々の注目を集め、さらにその野菜をふんだんに使った「温泉野菜の麻辣燙(マーラータン)」を提供!これが大当たり!

連葉児(リエン・イエアル)の無料ネイルサービスも功を奏し、店は一躍、町で一番の繁盛店に!その噂は、有力者である武仲廉(ウー・ジョンリエン)の耳にも届き、彼は蔓児の商才を絶賛。このチャンスを逃さず、沈諾は商会への加入を打診するのでした。

『田園ロマンス~恋の収穫祭~』第18話の感想

今回のエピソードは、蔓児の商才と不屈の精神が光る、非常に見応えのある回でした。一度は連花児にしてやられ、絶望的な状況に追い込まれながらも、家族の言葉からヒントを得て、誰も思いつかないような方法で道を切り開いていく姿には、心からの声援を送りたくなります。特に、冬の市場に新鮮な野菜を持ち込むというアイデアは、現代的な視点を持つ彼女ならではの発想で、物語の面白さを一層深めています。

また、恋愛面での大きな進展も見逃せません。沈諾が陰で蔓児のために払っていた犠牲が明らかになり、誤解が解けた末のキスシーンは、二人の関係性を応援してきた視聴者にとって待望の瞬間だったのではないでしょうか。家族を巻き込んだコミカルな作戦も微笑ましく、シリアスな商売の駆け引きの中に良い緩急を生んでいました。逆境を乗り越え、恋も仕事も新たなステージへと進んだ二人の今後から、ますます目が離せません。

つづく