長年の悲願であった分家を実現するため、主人公の連蔓児(リエン・マンアル)は母方の祖父母に助けを求めます。祖母の周氏(ジョウシ)は、財産を自分たちに都合よく分配しようと様々な策を巡らせますが、蔓児が呼んだ頼もしい助っ人たちの登場で、形勢は一変します。果たして、蔓児たち一家は、数々の妨害を乗り越え、正当な権利を勝ち取り、無事に独立することができるのでしょうか。一族の未来を懸けた、手に汗握る財産分与の交渉劇が、今、幕を開けます。
「田園ロマンス~恋の収穫祭~」あらすじネタバレ9話
いや~、ついにこの時が来ましたね!これまで散々、祖母の周氏(ジョウシ)たちに虐げられてきた蔓児(マンアル)一家。第9話は、そんな彼らが反撃の狼煙を上げる、まさに胸がスカッとする神回でした!
物語は、蔓児が母方の祖父母に「分家するから助けに来て!」と手紙を書くところから始まります。そして、やってきたのが祖父の張青山(チャン・チンシャン)率いる、猟師一家の屈強な男たち!もうね、登場シーンからして頼もしさが半端ないんです。
一方、自分たちの思い通りに財産を独り占めしたい周氏は、張家の人々の登場に大慌て。次男の嫁・何氏(ハーシ)を村に送り込み、「三男夫婦が親不孝で…」と涙の作戦で同情を買おうとしますが、時すでに遅し!蔓児の叔母さんが一枚上手で、村人たちにこれまでの連家の非道を暴露済み。口論の末、叔母さんが腰に差した猟刀を見た何氏は、尻尾を巻いて逃げ帰る始末。このシーン、思わず笑っちゃいました。
いよいよ、運命の分家協議がスタート。周氏は次男の守義に帳簿をごまかすよう命じますが、なんと蔓児の祖母は算術の達人!守義のインチキなんて、すべてお見通しです。
その頃、家の外では壁作りが行われていました。手伝いに来た沈諾(シェン・ヌオ)はサボることばかり考えていますが、同じく手伝いに来ていた王幼恆(ワン・ヨウヘン)が真面目に働いて叔父さんたちに褒められるのを見て、謎の対抗心(笑)。急に張り切って働き出す姿が、なんとも微笑ましかったですね。
蔓児と頼もしい祖父母たちの監視のもと、分家は着々と進みます。周氏がどれだけ抵抗しようとも、蔓児一家は正当な取り分である田畑、家、そして家具を次々と確保!特に、キッチン用品を祖母や叔母さんたちが「これはうちの娘のものよ!」とばかりに確保していくシーンは、痛快そのものでした。
そして、村長の立ち会いのもと、ついに分家が正式に成立!
分家後、張家の人々の助けを借りて新しい家の壁を築き、新しいかまどで食卓を囲む蔓児一家の姿には、思わず目頭が熱くなりました。これまでの苦労が報われた瞬間ですね。
帰り際、祖母は蔓児に「あんたの両親は人が良すぎるから、これからはお前がしっかりするんだよ」と助言。さらに、「沈諾(シェン・ヌオ)はいい男だね。婿にでもどうだい?」なんて爆弾発言も!真っ赤になって否定する蔓児が可愛すぎました。
新たな一歩を踏み出した蔓児一家。これからどんな未来が待っているのでしょうか。
『田園ロマンス~恋の収穫祭~』第9話の感想
今回は、これまで溜まっていた鬱憤をすべて晴らしてくれるような、非常に爽快なエピソードでした。何よりも、蔓児の母方の親族である張家の人々が最高に頼もしかったです。彼らの登場によって、意地悪な周氏やずる賢い守義の企みがことごとく打ち破られていく様は、見ていて本当に気持ちが良かったです。特に、算術で不正を暴いた祖母と、腕っぷしと気迫で相手を黙らせる叔父たちの連携プレーは見事でした。蔓児の機転と、彼女を支える家族の絆が、ついに大きな実を結んだ形です。苦難を乗り越え、自分たちの力で未来を切り開いていく一家の姿に、深い感動を覚えました。新しい生活の始まりを心から祝福したい気持ちでいっぱいです。
つづく