楊凌(ヤン・リン)の事件により朝廷の汚職ルートが壊滅する中、羅慎遠(ルオ・シェンユエン)(ルオ・シェンユエン)は保身のために同門を見捨てた裏切り者として英国公(えいこくこう)から激しい弾劾を受けます。 愛する羅宜寧(ルオ・イーニン)(ルオ・イーニン)との仲を引き裂かれた若き天才ですが、その裏では汪遠(ワン・ユエン)の猜疑心を逆手に取った恐るべき暗殺計画が胎動していました。 孤独な修羅の道を選ぶ義兄の、命がけの知略戦が描かれる大注目のエピソードです。
「安寧録~海棠に降る光~」あらすじネタバレ36話
破滅する密輸船隊と実父が下した非情な断交令
楊凌(ヤン・リン)の事件により朝廷の汚職ルートが壊滅する中、羅慎遠(ルオ・シェンユエン)(ルオ・シェンユエン)は保身のために同門を見捨てた裏切り者として英国公(えいこくこう)から激しい弾劾を受けます。
愛する羅宜寧(ルオ・イーニン)(ルオ・イーニン)との仲を引き裂かれた若き天才ですが、その裏では汪遠(ワン・ユエン)の猜疑心を逆手に取った恐るべき暗殺計画が胎動していました。
孤独な修羅の道を選ぶ義兄の、命がけの知略戦が描かれる大注目のエピソードです。
牙を剥く汪遠(ワン・ユエン)の猜疑心と血に染まった偽りの襲撃作戦
密書の焼却と羅慎遠(ルオ・シェンユエン)(ルオ・シェンユエン)を襲う英国公(えいこくこう)の冷酷な拒絶
楊凌(ヤン・リン)の事件をきっかけに、汪遠と陸嘉学(ルー・ジアシュエ)(ルー・ジアシュエ)が極秘裏に構築してきた密輸船隊は完全に壊滅に追い込まれました。
陸嘉学(ルー・ジアシュエ)(ルー・ジアシュエ)から楊凌の偽りの自供書を提示された汪遠は、自らの罪が隠蔽されたと信じ込み安堵の表情を浮かべます。
かつて第23話の茶馬古道の汚職に関与していた陸嘉学は、汪遠の目の前で決定的な証拠帳簿をすべて炎の中へ投げ込ませました。
一方、英国公は同門の楊凌や恩師の劉師匠(りゅうししょう)を見捨てた羅慎遠の本性を冷酷な悪人であると誤認します。
第35話の大理寺での凄まじい拷問を経て楊凌に死刑判決が下されても、義兄は平然と無感動を装い続けました。
愛娘の安全を最優先に考える英国公は、羅慎遠との一切の縁を切るよう羅宜寧(ルオ・イーニン)(ルオ・イーニン)へ非難の言葉を浴びせます。
羅宜寧は実父に対し、これが敵を欺くための命がけの緩兵之計であることを必死に隠し通しました。
彼女は義兄が抱く壮大な志の正体を知っていたため、あえて涙を呑んで反論の言葉を喉の奥へと押し戻します。
愛する男の破滅を防ぐため、彼女もまた孤独な情報戦のチェスボードへと身を投じる覚悟を固めていました。
差し押さえられた六合酒肆と陳九衡(チェン・ジウヘン)の弟子であるという苦肉の自供
船隊を失った汪遠は失脚の恐怖に駆られ、代替となる新たな密輸ルートの確保へ向けて焦り始めます。
陸嘉学への猜疑心を募らせる汪遠は、朝廷で頭角を現した羅慎遠の忠誠心を確かめるための冷酷な試練を始動させました。
汪遠の手下たちが突如として、第17話から裏の経済組織として運営されていた六合酒肆へと強行突入します。
役人たちは羅慎遠の所有する運送船を次々と捜索し、船底から大量の異国の宝飾品や高級香料を没収しました。
これらは当時の法律において一族の死罪を意味する、厳格に管理された禁制品の数々でした。
罠に嵌められたことを知った羅慎遠は、即座に汪遠の広大な屋敷へと赴き、負け犬の姿を装って床に膝を突きます。
汪遠は怯える彼を見下し、かつて朝廷を震撼させた陳九衡(チェン・ジウヘン)の直系弟子ではないのかと冷酷に問い詰めました。
羅慎遠は第1話から冷遇されてきた羅府での悲惨な過去を利用し、門外での盗み聞きから始まった偽りの師弟関係を告白します。
命をかけて道衍(ダオイェン)を守った理由も純粋な報恩の情であると言い切る完璧な答弁に、汪遠は疑念の防壁を完全に崩しました。
崖っぷちの断崖絶壁で交錯する剣と羅宜寧の肩を貫いた非情な刃
汪遠は完全に信用する条件として、現茶税の最高権力者である英国公の暗殺という非情な密命を突きつけます。
敵の陣営に乗るための避けて通れない最初の試練に対し、羅慎遠は迷うことなくその血の請負を承諾しました。
彼は英国公が娘を伴ってお参りに向かうという情報を掴み、断崖絶壁の山道へと闇の刺客を配置します。
しかし当日、英国公は突発的な公務によって同行できず、羅宜寧だけが乗った馬車が不気味な山道を進んでいました。
同じ頃、城防の巡回中だった陸嘉学の耳に、国公府の馬車が暴走して崖から転落しかけているという急報が届きます。
第32話の雪夜の執着が示す通り、最愛の眉眉(メイメイ)の危機を知った侯爵は、一瞬の躊躇もなく愛馬を極限まで疾走させました。
山奥の静寂を引き裂き、黒い覆面を纏った刺客の刃が羅宜寧の細い輿の壁を深く貫きます。
死の恐怖の中で見上げた刺客の瞳の奥に、彼女は懐かしい羅慎遠の冷徹な眼差しを瞬時に見出しました。
時間が完全に停止したかのような極限の対峙の最中、背後から陸嘉学を乗せた馬車が凄まじい風と共に狂暴に突入してきます。
監視者の全滅と大理寺少卿の座を掴んだ天才の孤独な勝利
背後に汪遠の密偵たちの視線を感じる羅慎遠は、あえて陸嘉学の眼前で猛烈な刺殺の演技を継続しました。
激怒した陸嘉学は自らの剣を振るって応戦し、激しい火花が飛び散る中で羅慎遠の身体に凄まじい重傷を負わせます。
羅慎遠は交戦の最中、不注意を装って羅宜寧の美しい肩を鋭い刃で浅く突き刺す非情な一手を選びました。
愛する者を傷つけられた陸嘉学は狂気的な怒りを爆発させ、周囲に潜んでいた汪遠の監視の密偵を一人残らず惨殺します。
この凄惨な流血の惨劇により、英国公は羅慎遠への激しい激怒を決定づけ、二人の関係は完全な破滅を迎えました。
羅宜寧もまた、実の兄のように慕ってきた男との面会を公式に拒絶し、羅府の内宅に深い沈黙が訪れます。
しかし、これらすべての拒絶と誤解は、愛する人々を自らの凄絶な復讐劇に巻き込まないための羅慎遠の完璧な計略でした。
監視者の全滅によって試練を突破した彼は、汪遠から絶対的な信頼を勝ち取り、ついに大理寺少卿の地位を約束されます。
怪物の本性を現した陸嘉学だけが、この一石二鳥の恐るべき謀略の本質を見抜き、若き進士へ向けて冷酷な警告を刻みました。
緩兵之計がもたらす連座の回避と汪遠の包囲網を破る一石二鳥の計
羅慎遠が今回の暗殺未遂事件で展開した知略は、自らの命を賭した極限の一石二鳥の計です。
彼は汪遠の密偵が見守る中で実の妹を負傷させることで、自らが本気で英国公一族を抹殺しようとした証拠を完璧に偽装しました。
これにより、絶体絶命だった陳九衡の弟子という疑惑を、汪遠の陣営に入るための強力な忠誠の証明へと昇華させています。
同時に、この激しい襲撃劇は英国公や羅宜寧を自らの過酷な復讐劇から法的に切り離す連座の回避を目的としていました。
第28話の身世の暴露を経て国公府の嫡女となった彼女を守るため、あえて悪人を演じて一族との関係を完全に断絶させます。
陸嘉学が激昂して汪遠の密偵を全滅させたことも計算の内であり、暗殺の失敗をすべて侯爵の介入のせいにすることに成功しました。
この命がけの暴挙により、彼は朝廷の最高特務機関である大理寺のナンバーツー、すなわち大理寺少卿の地位を手に入れます。
第20話で解元となり第25話で会元となった日陰の狼が、ついに恩師の冤罪を晴らす法的な絶対権力を掌握しました。
光の舞台の頂点へと上り詰めた若き天才は、愛する者たちに背を向けられながら、孤独な修羅の道を一人で突き進んでいきます。
孤独な修羅の道を歩む羅慎遠の覚悟と次回の宮廷決戦への期待
愛する羅宜寧を自らの刃で傷つけ、わざと悪者となって一族から孤立していく羅慎遠の壮絶な覚悟に激しく胸を打たれる回でした。
襲撃の瞬間に義兄の瞳の真意を悟り、すべてを受け入れて沈黙を守ったヒロインの聡明な情愛にも涙が止まりません。
陸嘉学の圧倒的な武芸によって窮地を脱したものの、天才兄妹の絆は公式には完全に引き裂かれる形となってしまいました。
次回、大理寺少卿の権力を手に入れた羅慎遠が、ついに悪徳官僚の汪遠を朝廷の頂点で弾劾する最後の審判を下します。
しかし、彼の裏の顔を完全に見抜いた陸嘉学が、羅宜寧を自らの手元へ強引に奪うための非情な婚姻工作を本格化させることは確実です。
光と闇の境界線で火花を散らす、天才たちの命がけの頭脳戦の最終決戦から一瞬たりとも目が離せません。
つづく


