いやはや、今回も心臓に悪い展開の連続でしたね!仕事のストレスでピリピリモードのユーホンと、そんな彼を健気に支えるシャオニン。二人の間に少しずつすれ違いが生まれる中、ついに社内秘の結婚がバレる寸前の大ピンチが訪れます。
それでは早速、ハラハラドキドキの第19話の詳しいあらすじとネタバレを見ていきましょう!
夫婦喧嘩と、お義母さんの願い
物語は、シャオニンとユーホンの夫婦喧嘩から始まります。「君は変わった」「あなたこそ昔とは違う」なんて、お互いに本音をぶつけ合ってしまう二人。仕事のプレッシャーで余裕のないユーホンと、そんな彼を心配するシャオニンの気持ちが空回りしていて、見ているこちらも胸が苦しくなります。
週末、シャオニンは一人でユーホンの母親が入院する病院へ。最近、仕事で忙殺されているユーホンは、母親の見舞いにも行けていないのです。シャオニンは「4時には面会謝絶になっちゃうわよ」と釘を刺すのですが…。
病院に着くと、お義母さんの隣のベッドの患者が昨夜亡くなったと聞かされ、彼女の落ち込んだ様子を目の当たりにします。そして、お義母さんから「最期はあの古い家で過ごしたい」という切ない願いを打ち明けられるのでした。シャオニンは胸を打たれ、すぐにユーホンにメッセージを送りますが、彼は顧客対応中で返信がありません。
病院で同僚と鉢合わせ!絶体絶命のピンチ!
お義母さんの病室の前に戻ったシャオニンは、なんと会社の上司や同僚たちがお見舞いに来ているところに遭遇!二人の関係は絶対に秘密。とっさに「自分の家族も入院していて、偶然お見舞いに来たんです」と苦しい嘘をつきます。
しかし、意地悪な同僚の羽卉(ユーフイ)は「昇進のために上司の家族に取り入るなんて、必死ね」と嫌味たらたら。絶体絶命のピンチ!
ところが、ここでお義母さんがまさかの神アシスト!シャオニンが自分を「おばさん」と呼んだのを聞き、瞬時に状況を察知。「まあ、わざわざありがとうね」と、完璧に合わせてくれるのです。まさに名女優!
しかし、鋭い饒(ラオ)マネージャーは、ベッドのネームプレートの家族欄に「涂篠檸(トゥー・シャオニン)」の名前が書かれているのを見逃しませんでした。さらに、給湯室で看護師たちが「16床の患者さんのお嫁さんは本当に親孝行だ」と話しているのを耳にします。お義母さんの病室は、まさに16床。饒静(ラオ・ジン)は、ほぼ全てを悟ったことでしょう。
それでも彼女は何も言わず、「おばさまがお疲れでしょうから」と、皆を連れて病室を後にしてくれるのでした。饒静(ラオ・ジン)、かっこよすぎます!
高額な治療費と、シャオニンの大きな決断
結局、ユーホンは渋滞に巻き込まれ、面会時間には間に合いませんでした。病院から出てきたシャオニンと合流した直後、医師から電話が入ります。お義母さんの病状に合う特効薬があるものの、保険適用外で非常に高額だというのです。
ユーホンがためらう中、シャオニンは「使いましょう」と即決。彼女の愛の深さに、ユーホンも心を決めます。
家に帰り、疲労困憊のユーホンの髪を切ってあげながら、シャオニンは「家を売りましょう」と提案します。お義母さんの治療費の心配をなくすために、大きな決断を下したのでした。
一方、二人の関係に気づきながらも、饒静はシャオニンに「今は目の前の仕事に集中しなさい」とだけ告げるのでした。彼女の静かな優しさが、このドラマの大きな魅力の一つですね。
『この結婚は社内秘で』第19話の感想
今回は、シャオニンとお義母さんの絆の深さに胸が熱くなりました。嫁姑という関係を超えて、一人の女性としてお互いを思いやり、助け合う姿は本当に美しいです。特に、同僚たちの前でシャオニンをかばったお義母さんの機転と演技力には、思わず「お見事!」と声をかけたくなりました。
そして、なんといっても饒静の存在感が光ります。すべてを察しながらも二人を問い詰めず、静かに見守り、道を示す。彼女のような上司がいたら、どんなに心強いことでしょう。
夫婦のすれ違いや高額な治療費という重いテーマがありながらも、登場人物たちの優しさや愛情が散りばめられており、後味はとても温かいものでした。二人がこの困難をどう乗り越えていくのか、そして饒静が今後どう動くのか、ますます目が離せません。
つづく