グー・ユンジョンはついにスー・ウェイアンに想いを告白しますが、ウェイアンは自身の病を理由に素直に受け止められません。そんな中、治験薬を巡る意見の対立や、ドゥー・ユンチョンの存在がきっかけとなり、二人の関係に深刻な亀裂が生じてしまいます。さらに、同僚のリー・ワントンの接近が新たな誤解を生み、二人の心はどんどんすれ違っていきます。お互いを想いながらも、運命に翻弄される切ない恋の行方は…。
「 癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~」あらすじネタバレ18話
お互いの気持ちを確かめ合ったはずなのに、どうしてこうなっちゃうの!?と言いたくなるのが、今回の第18話。グー・ユンジョンとスー・ウェイアン、二人の間にこれでもかというほど誤解とすれ違いの壁が立ちはだかります。もう、見ていて胸が苦しくなるほど切ない展開でしたね。
ついに告白!でも、素直になれないウェイアン
物語は、グー・ユンジョンが陸博士(ルーはかせ)にスー・ウェイアンへの特別な想いを認めるシーンから始まります。二人が両想いだと見抜いた陸博士(ルーはかせ)は、協力をエサに二人を競わせる粋な計らい(?)をします。このチャンスを逃さず、ユンジョンは虹色の光が差すロマンチックな雰囲気の中、ウェイアンに告白!
しかし、ウェイアンは自分の病気のこともあり、彼の気持ちを素直に受け入れることができません。特許の欠陥を大胆に指摘し、陸博士を驚かせるほどの才能を見せつけますが、心は複雑なまま…。
その後、ユンジョンは叔母の脳動脈瘤と治験薬「HDQ39」の関係を疑い、ウェイアンに投薬の中止を提案しますが、彼女はこれをきっぱりと拒否。二人の間には、早くも不穏な空気が漂い始めます。
大喧嘩、そして別れ…誤解が二人を引き裂く
そんな中、ウェイアンに執着するドゥー・ユンチョンからの電話をユンジョンが勝手に切ってしまったことから、ついに二人の感情が爆発します。ユンジョンは、ラカヤでの思い出を軽んじ、ドゥー・ユンチョンと頻繁に会うウェイアンを激しく問い詰めます。
追い詰められたウェイアンは、「私は飽きっぽいの。恋愛に本気になったことなんてない」と心にもない言葉でユンジョンを突き放してしまいました。深く傷つき、失望したユンジョンは、ラカヤでの思い出の石を彼女の目の前で捨ててしまいます。大喧嘩の末、二人は別々の道を歩むことに…。もう、このシーンは本当に辛かったですね。
誤解が誤解を呼ぶ、悪循環の始まり
傷心のユンジョンはバーで泥酔し、同僚のリー・ワントンにホテルへ連れ帰られます。もちろん何もなかったのですが、翌朝、甲斐甲斐しく世話を焼くリー・ワントンの姿が病院内で目撃され、あらぬ噂の的に。
一方、ウェイアンはドゥー・ユンチョンと共に、ホテルで倒れている陸博士を発見。彼が末期がんで余命いくばくもないことを知ります。そこに現れたのが、ドゥー・ユンチョンの婚約者(?)温然(ウェン・ラン)。彼女はウェイアンを「彼氏泥棒!」と罵倒します。
さらに、追い打ちをかけるように、ウェイアンはリー・ワントンがユンジョンに「あの夜のこと…」と親しげに話しているのを聞いてしまい、二人の間に何かあったと誤解してしまいます。
叔母の退院時にもトラブルが発生。薬の中止を告げられた叔母がパニックになり、ウェイアンを突き飛ばして捻挫させてしまいます。そのウェイアンをドゥー・ユンチョンが抱きかかえて運ぶ姿を、ユンジョンが目撃してしまうという、まさに負の連鎖!
物語の終わりには、ユンジョンがウェイアンを食事に誘った店で、上司に命じられて食事をしていたユンジョンとリー・ワントンにばったり遭遇。気まずい雰囲気のまま、18話は幕を閉じます。
『 癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~』第18話の感想
今回のエピソードは、主人公二人の心がこれでもかというほど引き裂かれる、非常にもどかしい回でした。お互いを深く想っているのに、病という壁と、次から次へと生まれる誤解が、二人をどんどん遠ざけていきます。特に、ウェイアンが本心とは裏腹な言葉でユンジョンを突き放し、彼が思い出の石を捨てる場面は、胸が締め付けられるようでした。
周りのキャラクターたちの思惑も、物語を一層複雑にしています。リー・ワントンの積極的なアプローチや、ドゥー・ユンチョンの執着が、ことごとく二人の関係を悪化させる火種となっているのが皮肉です。視聴者としては「違う、そうじゃない!」と叫びたくなりますが、このすれ違いこそが物語の深みなのでしょう。陸博士の病という新たな事実も加わり、今後の展開から目が離せません。
つづく