クヤテ将軍の快気を祝う新年パーティーが開かれるが、スー・ウェイアンがエリオットと親密にする姿を見て、グー・ユンジョンは珍しく嫉妬心を募らせる。パーティーの最中、ある出来事をきっかけに二人の距離は急接近したかのように見えた。しかし、その裏でスー・ウェイアンは大きな決断を固めていた。彼女から突然、辞職を告げられたグー・ユンジョンは激しく動揺する。一方、中国では、彼女の知られざる過去の秘密を知る人物が、彼女のために動き出していた。
「 癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~」あらすじネタバレ6話
新年パーティーで恋の四角関係が大渋滞!?『癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~』第6話、今回も見どころ満載でしたね!いつも冷静沈着なグー先生が、恋のライバルの登場で嫉妬心をむき出しにしちゃう姿には、思わずニヤニ-ヤが止まりませんでした。
新年パーティーで嫉妬の嵐!
クヤテ将軍の開頭手術は無事に成功したものの、残念ながら腫瘍は悪性で、余命は長くて2年という厳しい診断が下されます。でも、将軍は悲しむどころか、「敵の正体がわかった」と前向き!残された時間を楽しむため、お世話になったみんなを新年パーティーに招待するんです。
パーティー当日、ドレスアップしたスー・ウェイアンと親友の姜慕影(ジャン・ムーイン) の美しさに、グー・ユンジョンとファン・ミンファンは思わず見とれてしまいます。でも、そこは不器用なグー先生、褒め言葉なんて出てきません(笑)。
そんな中、スー・ウェイアンはハンチントン舞踏病研究の第一人者マータ博士に会うチャンスを掴むため、博士の教え子であるエリオットのダンスパートナーとしてパーティーに参加します。二人が親しげに話す姿を見たグー・ユンジョンは、メラメラと嫉妬の炎を燃やすことに!自分でも驚くほどのヤキモチ、もう恋心を自覚せざるを得ない状況ですよね!
風習にかこつけた、情熱的なキス
パーティーが最高潮に達した深夜0時、クヤテ将軍が感動的なスピーチを始めます。「これは私の生前葬だ」と語り、病という敵を見つけてくれたグー・ユンジョンに心からの感謝を伝えました。
その直後、夜空に美しい花火が打ち上がります。この地域の風習では、新年の祝福を得るために「そばにいる人とキスをする」のだとか!絶好のチャンス(?)を前に、エリオットがスー・ウェイアンに近づこうとしたその瞬間!なんとグー・ユンジョンが彼女をぐっと引き寄せ、情熱的にキスをしたんです!きゃー!
「風習だから」なんて言い訳、通用しませんよ先生!その行動がすべてを物語っています。一方、プレイボーイのエリオットから逃げたい姜慕影(ジャン・ムーイン) は、とっさにファン・ミンファンにキス!こちらはドタバタな展開で、笑いを誘いました。
すれ違う想いと、明かされる過去の秘密
パーティーでの甘い雰囲気も束の間、スー・ウェイアンはグー・ユンジョンに辞職を申し出ます。エリオットからパリの研究チームに誘われたことがきっかけでした。
グー・ユンジョンは、あの夜のキスのせいで彼女が気まずくなったのだと勘違い。「あれは現地の風習に合わせただけだ」と焦って弁明してしまいます。ああ、先生、それは一番言っちゃいけない言葉…!その一言で、スー・ウェイアンの心は完全に固まってしまいました。
実は、中国では彼女の元同級生ドゥー・ユンチョンが、スー・ウェイアンが大学を退学した本当の理由がハンチントン舞踏病にあることを突き止め、彼女を救うために新薬開発に奔走していました。彼女の退学は、論文をめぐる裏切りなどではなかったのです。
自分の病と向き合うため、そしてグー・ユンジョンのそばから離れるため、パリ行きを決意したスー・ウェイアン。彼女の「エリオットと駆け落ちする」なんていう悲しい嘘に、グー・ユンジョンはさらに誤解を深めてしまいます。「辞職は1週間前に申請しろ」と、契約を盾に必死で引き留めようとする姿が、なんとも切なかったですね。
『 癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~』第6話の感想
今回のエピソードは、グー・ユンジョンの人間らしい感情が爆発した回でした。いつもはポーカーフェイスな彼が、恋敵の登場で分かりやすく嫉妬し、ついには風習を言い訳に大胆な行動に出るというギャップに心を掴まれました。しかし、その後の「あれはただの風習」という不器用な一言が、二人の関係をより複雑にしてしまうのが、このドラマらしいもどかしさです。スー・ウェイアンも、彼の言葉に傷つきながら、自分の病と未来のために大きな決断を下します。その姿は痛々しくも、彼女の強さを感じさせました。お互いを想っているはずなのに、決定的にすれ違ってしまう二人。そして、遠い中国で動き出した過去の真実のピースが、今後の物語にどう絡んでくるのか。二人の恋の行方だけでなく、医療ドラマとしての深みも増しており、目が離せません。
つづく