安景昭(アン・ジンジャオ)は、厄介な縁談を回避するため、その場にいた李初月(リー・チューユエ)を長年行方不明だった婚約者だと偽ります。とっさの嘘が周囲に認められてしまい、二人は「偽りの婚約者」として奇妙な共同生活を送ることに。一つ屋根の下で暮らす中で、二人の距離は少しずつ変化していきます。一方、元の世界に帰る方法が見つからない初月は、持ち前の知識を活かして商売を始め、新たな騒動を巻き起こします。恋のライバルも登場し、二人の関係から目が離せない展開が続きます。

「花渓記~君が空から舞い降りて~」あらすじネタバレ4話

いやあ、今回もやってくれましたね!『花渓記』第4話、安景昭(アン・ジンジャオ)と李初月(リー・チューユエ)の関係が、とんでもない方向に舵を切り始めました!

まさかの偽装婚約!決め手は「黄色くて太いアザ」!?

物語は、周魏(ジョウ・ウェイ)が安景昭(アン・ジンジャオ)と白芷(バイ・ジー) の縁談を強引に進めようとするところからスタート。絶体絶命のピンチに、景昭が放った一言が「私には婚約者がいる!」。

え、誰が!?と思ったら、その役に白羽の矢が立ったのが、我らがヒロイン・初月!景昭は、かつて婚約していたという含水派の二小姐・韓婉清が初月だと主張します。証拠として挙げたのが、なんと「黄色っぽくて、ちょっと太いアザ」。そんな適当な!とツッコミたくなりますが、初月もノリノリ(?)で演技に参加。この二人の息の合った大芝居には、思わず笑ってしまいました。

おばあ様の涙の(?)後押しもあって、この偽装婚約はなんと公認されてしまいます。周魏は「手に入らないものなら、他の奴にも渡さない」と不穏な一言を残して去っていき、今後の波乱を予感させますね。

一つ屋根の下、ドキドキの(?)同衾生活

婚約者のふりをすることになった初月。彼女がこの芝居に乗った理由は、なんとおばあ様が「美味しいものを食べさせてくれる」と約束したから!どこまでも食いしん坊な初月、可愛すぎます。

その夜、景昭が当たり前のように同じベッドに上がってきて、初月は大パニック!「約束が違う!」と抗議する初月に、景昭は「君が私に手出しをするのが心配で」と、まさかの斜め上な回答。どっちが心配なんだか!この二人のやり取り、本当に面白いです。

現代知識で商売スタート!恋のライバルも登場?

元の世界に帰れない初月は、なんと持ち前の知識を活かして口紅作りに挑戦!「斬男色(男を虜にする色)」と名付けた口紅は女中たちに大ウケし、あっという間に商売繁盛。たくましい初月の姿には元気をもらえます。

しかし、景昭は彼女のメイクを「醜い」と一蹴。一方で、弟の安景凌(アン・ジンリン) は「桃花流水の趣があって良い」と褒めてくれ、兄弟の対比も面白いポイントです。

そんな中、恋のライバル(?)白芷(バイ・ジー) が初月に勝負を挑んできます。ピンチの初月を助けたのは、もちろん景昭。「夫婦たるもの、協力すべきだ」と、偽装のはずなのに、なんだかんだ初月を守る姿にキュンとさせられました。景昭も、だんだん初月のことが気になっている…?そう思わせる展開でした。

『花渓記~君が空から舞い降りて~』第4話の感想

偽装婚約という王道のラブコメ展開が始まり、物語が一気に動き出した回でした。クールでとっつきにくい安景昭が、初月を助けるために機転を利かせたり、なんだかんだ言いながらも彼女を守ったりする姿に、彼の不器用な優しさが垣間見えて魅力的です。一方の李初月(リー・チューユエ)は、どんな状況でもめげずに自分の居場所を作り出していくたくましさと、天真爛漫なキャラクターが光っていました。口紅を作って商売を始めるという現代的な発想も、彼女らしくて面白いです。二人のコミカルなベッドでの攻防と、周魏との間に漂う緊張感のバランスが絶妙で、物語にグッと引き込まれました。二人の関係がこれからどう変化していくのか、目が離せません。

つづく