現代社会にやってきた安景昭(アン・ジンジャオ)は、李初月(リー・チューユエ)の実家で家族と対面。しかし、時代錯誤な言動で一家を困惑させ、珍騒動を巻き起こす。翌日、景昭は初月の会社までついてきてしまい、ひょんなことから初月の仕事を手伝うことに。慣れない環境に戸惑いながらも、初月のために奮闘する景昭。この出来事をきっかけに、二人の関係は新たなステージへと進んでいく。一つ屋根の下で繰り広げられる、時空を超えた二人の恋の行方は?
「花渓記~君が空から舞い降りて~」あらすじネタバレ6話
いや~、今回も景昭様がやってくれましたね! 現代にタイムスリップしてきた荘主様と、彼に振り回されっぱなしの初月。二人の同居生活は、珍騒動の連続で笑いが止まりません!
まず、初月の実家で家族と食卓を囲むシーン。景昭は「客である私が許す、共に食事をとるがよい」なんて殿様口調を炸裂させるもんだから、初月は「役になりきってる俳優なんです~!」と必死のフォロー。お母さんはすっかり彼氏だと勘違いして、家族構成やら根掘り葉掘り質問攻め! 景昭が「船の芝居を…」と口走ったことで、家族が凍り付くシーンは最高に面白かったわ。
夜はさらに大変! 景昭は初月の部屋の電気スタンドが珍しいらしく、カチカチとスイッチをつけたり消したり。まるで初めておもちゃを与えられた子供みたいで、可愛いんだけど…初月はたまったもんじゃないわよね。
そして、事件は夜中に起こります。ソファで寝ていたはずの初月が、無意識のうちに自分のベッドに戻ってしまい、なんと景昭の隣でスヤスヤ…。朝、隣にいる景昭に気づいて「変態!」「痴漢!」と叫ぶ初月。でも景昭は「夜中に私の隣で寝たそなたの方が痴漢ではないか?」と、どこ吹く風。この二人のやり取り、本当に飽きないわ!
翌日、初月が出勤すると、もちろん景昭もついてきちゃいます。会社では、モデルの件で上司と揉めてしまった初月。それを見ていた景昭がどう動くかと思いきや…なんと、初月をかばうように(?)一緒に会社を飛び出しちゃうの!
結局、初月の憧れの人でもある顧清風(グー・チンフォン)が景昭のモデルとしての素質を見抜き、事態は思わぬ方向へ。初月はデザイナーコンテストへの推薦を条件に、景昭にモデルになってくれるよう説得します。景昭も、元の世界へ帰る方法がわかった初月との取引に応じ、しぶしぶモデルを引き受けることに。
撮影が始まると、スーツ姿が様になっている景昭に、初月も思わずうっとり。初月が他の男性スタッフと楽しそうに話していると、景昭は分かりやすく不機嫌になったりして、もうヤキモチがダダ洩れなのよ!
カメラマンのリクエストで、初月も一緒に撮影することになると、二人の息はぴったり! まるで本物の恋人同士みたいな親密な雰囲気で、素晴らしい写真が撮れたのでした。撮影は大成功に終わり、打ち上げが開かれることに。一つ屋根の下、そして職場でも距離が縮まっていく二人から、ますます目が離せませんね!
『花渓記~君が空から舞い降りて~』第6話の感想
今回のエピソードは、景昭の世間知らずな言動が引き起こすコメディ要素と、二人の関係が深まるロマンス要素のバランスが絶妙でした。特に、初月の家族とのちぐはぐな会話は、景昭の純粋さと現代社会とのギャップを浮き彫りにしていて、思わず声を出して笑ってしまいました。一方で、夜のベッドでのハプニングや、撮影現場で見せる独占欲など、ドキッとする場面も満載。不器用ながらもモデルという新たな役割に挑戦し、初月との協力作業を通じて新たな一面を見せる景昭の姿は非常に魅力的です。二人の心の距離が少しずつ、でも確実に縮まっていく過程が丁寧に描かれていて、見ているこちらも自然と頬が緩みました。物語が大きく動く華やかな展開というよりは、日常の中の愛おしい瞬間を積み重ねた、心温まる回だったと感じます。
つづく